
英語ができる同僚に劣等感を感じる社会人へ|比べるほど話せなくなる3つの原因と5つの対処法

こんなことで悩んでいませんか?
- 英語ができる同僚を見るたびに劣等感で苦しくなる
- 会議で同僚だけが発言していて自分は黙るしかない
- 自分より後から入った人が英語を使いこなしていて焦る
- 劣等感で英語の勉強に手がつかなくなってきた
- 比べても仕方ないと分かっているのにやめられない
英語ができる同僚への劣等感は、あなたの努力が足りないから生まれるものではありません。職場という環境そのものが、劣等感を生みやすい構造になっているだけです。
私も同じ場所で3年ほど止まっていました。ここでは劣等感の正体を分解したうえで、比較をやめずに英語を伸ばす方法を整理します。
この記事を読むと分かること
- 英語ができる同僚に劣等感を感じる3つの原因
- 劣等感を放置すると英語が伸びなくなる悪循環の仕組み
- 今日から使える劣等感の手放し方5つ
- 劣等感を燃料に変えられる人とつぶれる人の分かれ目
英語ができる同僚に劣等感を感じるのは「職場という環境」のせい


まず前提を1つ共有させてください。英語ができる同僚に劣等感を感じるのは、性格が弱いからでも努力不足だからでもありません。
職場は比較が毎日強制的に発生する場所です。ここから逃げられない以上、感情のほうを扱う技術が要ります。
職場では「自分より上」しか目に入らない
職場で英語力が話題になるのは、たいてい誰かが上手くやったときです。会議で流暢に発言した人、海外拠点とのやりとりを任された人が目立ちます。
逆に、あなたと同じくらい話せない人は静かにしているので存在に気づけません。比較対象が自動的に「自分より上」に偏るのが、職場の構造上の落とし穴です。
劣等感は英語力ではなく「距離の近さ」で強くなる
テレビの中の同時通訳者を見ても、多くの人は落ち込みません。ところが隣の席の同僚が英語で電話をしていると、胸がざわつきます。
これは相手との距離が近いほど比較が刺さるからです。同僚という立場は、劣等感がもっとも強く出る距離にあります。



「同じ会社・同じ年次・同じ職種」——条件が近いほど、英語力の差だけが浮き上がって見えます。
英語ができる同僚に劣等感を感じる3つの原因


劣等感を「気にしすぎ」で片づけると、いつまでも同じ場所で回り続けます。原因を分けて見ると、対処できる部分がはっきりします。
英語ができる同僚への劣等感には、主に次の3つの原因があります。
- 原因1:相手の「完成品」と自分の「途中経過」を比べている
- 原因2:英語力の差を人間としての優劣にすり替えている
- 原因3:スタート地点と練習量の差が見えていない
原因1:相手の「完成品」と自分の「途中経過」を比べている
同僚の英語であなたが見ているのは、会議やメールという本番の場面だけです。その人が家で単語を覚え直した時間や、通じなくて落ち込んだ夜は見えません。
一方、自分については途中経過が全部見えています。言い直した回数も、詰まって黙った3秒も、全部カウントしてしまいます。
これは同じ土俵の比較ではありません。相手の完成品と自分の下書きを並べているのだから、勝てるはずがないのです。
原因2:英語力の差を人間としての優劣にすり替えている
本来、英語ができるかどうかは技能の差にすぎません。ところが職場では、英語ができる人が評価され、任され、目立ちます。
その結果、英語力の差が「仕事ができる人/できない人」という評価に見えてきます。ここで劣等感が一気に重くなります。
私も会議で黙っていた時期、自分の意見そのものに価値がないと思い込んでいました。実際には、意見はあったのに英語という出口がなかっただけです。
出典・根拠:アルフレッド・アドラー「劣等感(inferiority feeling)と補償」— 劣等感そのものは誰もが持つ普通の感情であり、それを埋めようとする働き(補償)が努力や成長の原動力にもなれば、回避や自己卑下にも転じうるとする考え方。
つまり劣等感は消すべき異物ではなく、扱い方次第で向きが変わるエネルギーです。この記事の後半で、その向きの変え方を扱います。
原因3:スタート地点と練習量の差が見えていない
英語ができる同僚には、たいてい理由があります。帰国子女だったり、学生時代に留学していたり、前職で毎日英語を使っていたりします。
仮に前職で1日30分英語を使っていたなら、3年で約270時間です。同じ土俵に立つには、その時間差を認識したうえで積み増すしかありません。
差の正体が「才能」ではなく「累積時間」だと分かると、劣等感は課題に変わります。課題になれば、あとは埋め方を考えるだけです。
劣等感を放置すると英語が伸びなくなる3つの悪循環


劣等感がやっかいなのは、感情の問題で終わらないところです。放っておくと、英語が伸びない方向に行動が変わっていきます。
私が実際にはまった悪循環を3つ挙げます。心当たりがあれば、そこが最初に切る場所です。
悪循環1:同僚の前で話さなくなり練習機会が消える
いちばん多いのがこれです。英語ができる同僚が同席していると、下手な英語を聞かれたくなくて口をつぐみます。
結果として、いちばん練習になる実戦の場を自分から手放すことになります。劣等感を避けた分だけ、上達に必要な回数が減っていく構造です。
1回の会議で発言を1つ我慢すると、週1回の会議なら年間で約50回の機会を失う計算になります。この差は1年後に確実に効いてきます。
悪循環2:完璧に言えるまで口を開かなくなる
劣等感が強いと、頭の中で英文を完成させてから話そうとします。文法も冠詞も正しくしてから、と考えているうちに話題は次へ進みます。
これは真面目な人ほどはまります。正確さを上げようとして、発話量がゼロになるのがもっともまずいパターンです。
悪循環3:焦りで負荷を上げすぎて自滅する
「同僚に追いつかなければ」という焦りから、いきなり毎日1時間の勉強を課す人がいます。私も一度これをやって、2週間で燃え尽きました。
適度な緊張感は集中力を上げますが、行き過ぎるとパフォーマンスは落ちます。劣等感由来の焦りは、量を増やす方向に暴走しやすい点に注意が必要です。
出典・根拠:ロバート・ヤーキーズ/ジョン・ドッドソン「ヤーキーズ・ドッドソンの法則」(1908)— 覚醒・緊張の水準とパフォーマンスは逆U字の関係にあり、適度な緊張は成績を高めるが、過度になると逆に成績が下がるとされる法則。



焦って量を3倍にした月ほど、続かずに丸ごと止まりました。続く負荷に落とすほうが結局は速いです。
英語ができる同僚への劣等感を手放す5つの対処法


ここからが本題です。劣等感を消そうとするのではなく、行動が止まらない形に組み替えていきます。
私が実際にやって効いた順に5つ紹介します。上から1つずつで構いません。
- 比較する軸を「同僚」から「3か月前の自分」に変える
- 同僚の英語を観察対象として使う
- 会議で使う「1文だけ」を事前に決めておく
- 職場の外に、下手でいられる練習場所をつくる
- 劣等感が出た日を記録して引き金を特定する
対処法1:比較する軸を「同僚」から「3か月前の自分」に変える
比較そのものをやめるのは、正直むずかしいです。人と比べるなと言われても、隣に座っている以上は目に入ります。
そこで比較の相手を差し替えます。比べる相手を3か月前の自分に固定すると、同じ比較でも結果が変わります。
やり方は簡単で、月に1回だけ2分間の英語独り言を録音するだけです。3か月分をまとめて聞くと、詰まる回数が確実に減っているのが分かります。
対処法2:同僚の英語を観察対象として使う
劣等感の対象は、実は最高の教材です。ネイティブの動画より、あなたの職場の文脈にぴったり合った英語を話してくれます。
会議中に「すごいな」と思ったら、感想で止めずに同僚が使った表現を3つメモしてください。感情が観察に変わった瞬間、劣等感は薄くなります。
私は会議のたびに「使えそうな言い回し3つ」だけ書き取っていました。1か月で30個ほどたまり、そのまま自分の持ちネタになりました。
対処法3:会議で使う「1文だけ」を事前に決めておく
会議で完全に黙ってしまうと、その日1日ずっと劣等感が続きます。逆に1文でも発言できた日は、驚くほど気持ちが軽くなります。
ポイントは、内容ではなく「必ず言う1文」を会議前に決めておくことです。質問でも、確認でも、相づちの一言でも構いません。
- Can I add one thing?(一言だけ足していい?)
- Just to confirm, you mean …?(確認ですが、〜という意味ですか?)
- I’ll follow up on this by Friday.(金曜までに対応します)
この3つは丸暗記で足ります。準備した1文を言い切れた回数を数えていくと、劣等感の代わりに小さな実績が積まれていきます。
対処法4:職場の外に、下手でいられる練習場所をつくる
職場は評価がついて回る場所です。そこだけで英語を練習しようとすると、失敗のコストが高すぎて口が開かなくなります。
だから誰にも評価されない場所で、思い切り下手な英語を出す時間が必要です。私の場合はオンライン英会話がその役割になりました。
講師は同僚ではないので、詰まっても社内の評価に影響しません。まずは日本人カウンセラーに相談しながら始められるレアジョブ英会話公式サイトのようなサービスで、失敗できる場を確保しておくと動きやすくなります。
対処法5:劣等感が出た日を記録して引き金を特定する
劣等感は毎日同じ強さで出るわけではありません。1週間メモしてみると、特定の場面に偏っていることが分かります。
私の場合は「複数人での英語会議」と「英語の電話を近くで聞いたとき」の2つに集中していました。引き金が分かれば、そこだけ対策すれば済みます。
漠然と「自分は英語ができない」と落ち込むのと、「複数人会議だけ苦手」と特定するのでは、次の一手がまったく違います。



「全部ダメ」を「この場面だけ苦手」に分解する。これだけで気持ちの重さが半分になりました。
劣等感を「燃料」に変えられる人とつぶれてしまう人の違い


同じ劣等感でも、そこから伸びる人と止まる人がいます。分かれ目は英語力ではなく、劣等感の使い方にあります。
両方のパターンを分けて見ていきます。自分がどちらに寄っているかを確認してみてください。
劣等感を燃料に変えられる人の特徴
伸びる人は、劣等感を感じたその日のうちに小さな行動に変えています。「悔しい」で終わらせず、メモを取る・1文覚える・レッスンを1回入れる、といった形です。
もう1つの特徴は、比較の範囲が狭いことです。「あの人の英語全部」ではなく「あの人の会議での切り出し方」だけを見ているので、追いつく対象が具体的になります。
結果として、劣等感が「学ぶ材料が見つかった合図」として働きます。感情が消えるわけではありませんが、行動が止まりません。
劣等感につぶれてしまう人の特徴
止まってしまう人は、比較の対象が「人格まるごと」になっています。英語ができないことを、能力や価値の話として受け取ってしまう状態です。
そしてもう1つ、行動が「情報収集」に逃げがちです。教材を調べる、勉強法の記事を読む、比較サイトを見る——どれも英語を話す時間ではありません。
調べる時間が増えて話す時間が減っているなら、そこが分岐点です。今日1回でいいので、口を開く側に時間を移してください。
同僚と比べずに英語を鍛えるならオンライン英会話が向いている理由


劣等感の対策として、私がいちばん効果を感じたのは「練習の場所を職場の外に移すこと」でした。理由は3つあります。
英語ができる同僚がいる環境で伸び悩んでいる人ほど、この効果は大きいはずです。
理由1:評価されない相手だから下手な英語を出せる
オンライン英会話の講師は、あなたの人事評価にも社内の噂話にも関係しません。ここが同僚との決定的な違いです。
言い間違えても、単語が出てこなくても、失うものがありません。失敗のコストがゼロの場所でしか、発話量は増えないというのが私の実感です。
しかも相手は毎回変えられます。今日うまく話せなかった講師と、明日また顔を合わせる必要はありません。
理由2:職場で詰まった場面をそのまま練習できる
いちばん伸びたのは、レッスンの冒頭で「今日の会議で言えなかったことを英語にしたい」と伝えるようにしてからです。
教材を進めるより、言えなかった日本語をその日のうちに英語化するほうが、翌週の会議で効きます。ビジネス向けの教材が揃っているDMM英会話公式サイトのようなサービスなら、会議や電話の場面を想定した教材から選べます。
ポイントは、詰まった場面をメモしておくことです。素材がないままレッスンに入ると、ただの雑談で終わってしまいます。
理由3:伸びが数字で見えるので比較の軸を戻せる
同僚との比較がつらいのは、差が数字で見えないからです。いつまでたっても「向こうのほうが上」という印象だけが残ります。
レッスンを続けると、受講回数・話せた時間・言えた表現の数という具体的な数字が残ります。比較の軸が「同僚」から「先月の自分」に戻るのは、この記録があるからです。
まずは無料体験で1回話してみて、25分でどれだけ言葉が出るかを測るところからで十分です。数字が1つあれば、次の比較対象ができます。



「今日は自分から3回質問できた」——このレベルの記録でも、同僚と比べる回数は確実に減ります。
英語ができる同僚への劣等感に関するよくある質問
同じ悩みを持つ人からよく聞かれる質問をまとめました。判断の材料にしてください。
Q. 英語ができる同僚と距離を置いたほうがいいですか?
おすすめしません。距離を置くと劣等感は一時的に減りますが、いちばん近くにある教材と情報源を失うことになります。
距離ではなく見方を変えてください。「勝てない相手」ではなく「先に通った人」と位置づけ直すと、質問もしやすくなります。
Q. 劣等感が強すぎて勉強を始められません
その状態で長時間の勉強計画を立てると、ほぼ確実に続きません。まずは負荷を極端に下げてください。
目安は1日5分、または週1回25分のレッスン1本だけです。動き出したあとに増やすほうが、焦って始めて止まるより確実に前に進みます。
Q. 同僚に英語力の差を指摘されたときはどうすればいいですか?
反射的に謝ったり卑下したりする必要はありません。「今トレーニング中です」と事実を返すだけで十分です。
実際に練習している人がこう言うと、相手の見方も変わります。劣っている自分ではなく、伸びている途中の自分として扱うと、会話の空気が変わります。
まとめ|英語ができる同僚への劣等感は「比較の軸」を変えれば動き出せる
英語ができる同僚に劣等感を感じるのは、職場という比較が起きやすい環境にいる以上、避けにくい反応です。消そうとするより、行動が止まらない形に組み替えるほうが現実的でした。
最後に要点をまとめます。
- 劣等感の正体は才能差ではなく累積時間の差
- 相手の完成品と自分の途中経過を比べない
- 比較の軸を「同僚」から「3か月前の自分」に変える
- 会議で必ず言う1文を事前に決めておく
- 職場の外に、下手でいられる練習場所をつくる
今日できることは1つだけで構いません。まずは評価されない場所で口を開くために、DMM英会話公式サイトやレアジョブ英会話公式サイトの無料体験で、25分だけ話してみてください。
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