
WordPressのブロックエディタが使いにくい|原因5つと戻さずに解決する方法

WordPressの編集画面を開くたびに、こんなストレスを感じていませんか?
- 文章を書きたいだけなのに、ブロックを選ぶ操作で手が止まる
- 直したい場所をクリックしても、親のブロックが選択されてしまう
- 入力するたびに一拍遅れて表示され、思考が途切れる
- 装飾しようとしても、ボックスも吹き出しも標準では用意されていない
- いっそクラシックエディタに戻すべきか迷っている
ブロックエディタが使いにくいと感じるのは、あなたの慣れの問題だけではありません。
実際には、原因が「操作の作法」「テーマの装飾力」「動作の重さ」の3つに分かれていて、それぞれ対処法がまったく違います。
この記事では原因を5つに分解したうえで、テーマを変えずに今日できる改善と、それでも解決しない場合の選択肢まで順番に整理します。
この記事で分かること
- ブロックエディタが使いにくいと感じる5つの原因と、その正体
- クラシックエディタのサポート状況と、戻した場合に抱える3つの負債
- テーマを変えずに操作を軽くする設定・ショートカット
- それでも残る不満が「テーマ側の問題」である理由
- SWELLの料金・デメリット・評判(2026年8月時点)
- Cocoon・AFFINGER7との編集画面の違い
筆者も長くWordPressで記事を書いてきた側なので、実際に手が止まる場面をふまえて書きます。テーマ側の解決策から先に見たい方は、WordPressテーマ SWELL公式のデモを別タブで開いておくと、記事の後半を読み比べながら確認できます。
結論|ブロックエディタが使いにくい原因は本体ではなく「設定とテーマ」にある
先に結論を書きます。使いにくさの多くは、ブロックエディタという仕組みそのものではなく、その周辺に原因があります。


操作の作法を知らないまま使っている状態と、装飾が貧弱なテーマを使っている状態が重なると、使いにくさが最大化します。
使いにくさは「操作」「装飾」「速度」の3層に分かれる
同じ「使いにくい」でも、中身は3種類に分けられます。混ぜて考えると、いつまでも解決しません。
操作の層は、リストビューやショートカットを覚えれば無料で解消できます。装飾の層は、テーマを変えない限り解決しません。
速度の層は、プラグインの数とサーバー性能が絡むため、原因の切り分けが必要です。
クラシックエディタに戻すのは根本解決にならない
検索していると「クラシックエディタに戻せば解決」という結論をよく見かけます。ただ、これは問題を先送りする選択です。
後述するとおり、Classic Editorプラグインのサポートは期限が固定されておらず、いつ止まるかを自分で決められません。
今から始める人ほど、戻さずに使いこなす方向で考えたほうが将来の作業量が減ります。
ブロックエディタが使いにくいと感じる5つの原因
まず、何にストレスを感じているのかを言語化します。自分がどれに当てはまるかを確認しながら読んでください。
原因1|文章を書く前に「ブロックを選ぶ」工程が挟まる
クラシックエディタは、原稿用紙に上から書いていく感覚に近い作りでした。ブロックエディタは、箱を1つずつ置いてから中身を入れる作りです。
見出しを入れたい、リストにしたい、と思うたびに「どのブロックか」を選ぶ操作が挟まります。
書く行為とレイアウトする行為が交互に来るので、文章に集中していた思考が細かく中断されます。
原因2|狙ったブロックをクリックで選択できない
これが最も多い不満だと感じます。テーブルやカラムのように入れ子になったブロックでは、クリックした場所と選択されるブロックがずれます。
親のブロックを消したいのに子だけが選ばれる、あるいは逆のことが起きる場面です。
目で見える構造と、内部の階層構造が一致していないことが根本の原因になります。
原因3|入力中にカクついて思考が途切れる
ブロックエディタはブロックごとに状態を管理しているため、記事が長くなるほど処理が増えます。
1万字を超える記事や、画像を大量に貼った記事では、変換や移動のたびに一拍待たされることがあります。
この重さは、プラグインの多さやサーバーの応答速度でも大きく変わるため、エディタだけの問題として片付けないことが大切です。
原因4|標準機能だけだと装飾が驚くほど貧弱
見落とされがちですが、ここが実は一番効いています。WordPress標準のブロックには、吹き出しもステップも比較ボックスもありません。
つまり「読みやすい記事を作る道具」が標準では足りておらず、自分でHTMLとCSSを書くか、プラグインを足すしかない状態です。
装飾のたびに手が止まるため、ブロックエディタ本体が悪いと錯覚しやすい部分でもあります。
原因5|HTMLでまとめて直せない
ブロックエディタは、各ブロックの前後にコメント形式の制御タグを自動で挿入します。
そのため「コードエディター」に切り替えて一括で直そうとすると、余計な記述が混ざって扱いづらくなります。
HTMLを直接触ってきた人ほど、この点に不便を感じやすい傾向があります。
クラシックエディタに戻すべき?サポート状況と3つの負債
では、素直にクラシックエディタへ戻すのはどうでしょうか。判断材料になる事実を先に確認します。


サポート期限は「必要とされる限り」で確定していない
Classic Editorプラグインの提供方針は、当初「2022年まで」とされ、その後「2024年まで、または必要とされる限り」へと更新されてきました。
2026年8月の執筆時点でも配布とメンテナンスは続いていますが、終了日が明確に決まっていないため、いつ止まるかを利用者側が予測できない状態です。
つまり「まだ使える」は事実ですが、「これからも安心」とは言い切れません。
負債1|新しいテーマやプラグインが前提を外していく
現在販売されている国産テーマの多くは、ブロックエディタを前提に機能を作っています。
クラシックエディタで運用していると、テーマが用意した装飾機能の大半を使えないまま料金だけ払う状況になりかねません。
負債2|移行のタイミングを自分で選べなくなる
サポートが止まってから慌てて移行すると、記事数が増えた状態での作業になります。
記事30本の段階で慣れておくのと、300本抱えてから移行するのとでは、負担がまったく違います。
負債3|ブロック前提の便利機能を丸ごと使えない
パターン登録による定型フォーマットの再利用や、テーマ独自ブロックによる時短は、すべてブロックエディタ側の機能です。
戻すという判断は、この時短をまるごと手放す判断でもあります。
クラシックエディタに戻していい人
それでも戻す価値がある人はいます。すでに数百記事をクラシック形式で書き溜めていて、当面レイアウトを変える予定がない人です。
この場合は、既存記事の維持コストのほうが移行コストを上回るため、急いで動く必要はありません。
戻さないほうがいい人
一方で、これから記事を増やしていく人、収益化を目指している人は戻さないほうが得です。
記事数が少ないうちに慣れておけば、移行の痛みをほぼゼロにできます。
テーマ変更を検討している段階の方は、WordPressテーマを途中で変更すると大変な理由もあわせて確認しておくと判断しやすくなります。
テーマを変えずに今日できる|ブロックエディタを使いやすくする操作術
まずはお金をかけずにできる改善から進めます。ここだけで不満の半分程度は減らせます。
リストビューを常時開いて「構造」から操作する
原因2で挙げたブロックの選択ミスは、リストビューでほぼ解決します。
エディタ左上のアイコンから開くと、記事全体が階層のリストとして表示され、目的のブロックを名前で直接選べます。
クリック位置に頼らず構造から選ぶ形に切り替えるだけで、誤選択のストレスが大きく減ります。
スラッシュコマンドでブロックを呼び出す
段落ブロックで半角の「/」を入力すると、ブロックの候補一覧が表示されます。
「/見出し」「/リスト」のように続けて打てば、マウスに手を移さずにブロックを追加できます。
原因1で挙げた「書く前に選ぶ工程」を、キーボードのまま処理できる点が大きな違いです。
覚える価値があるショートカット
すべて覚える必要はありません。実際の執筆で効くものだけを挙げます。
| 操作 | Windows | Mac |
|---|---|---|
| ブロックを複製 | Ctrl+Shift+D | command+Shift+D |
| ショートカット一覧を表示 | Shift+Alt+H | control+option+H |
| リストに変換 | 行頭で「-」+半角スペース | |
| 番号付きリストに変換 | 行頭で「1.」+半角スペース | |
とくに複製は、同じ形式のボックスを繰り返し使うときに効きます。
パターン登録で自分の型を保存する
よく使う構成をパターンとして登録しておけば、毎回ゼロから組み立てる必要がなくなります。
記事冒頭の悩みボックスや、まとめのリストなど、形が決まっているものほど効果が出ます。
それでも残る不満は「テーマ側の問題」
ここまでやっても、装飾の貧弱さだけは解決しません。標準ブロックに存在しないものは、操作を覚えても出てこないからです。
操作を覚えたのにまだ不便なら、原因はエディタではなくテーマ側にあると判断できます。
ブロックエディタ対応テーマという解決策|SWELLが変えるのは編集画面そのもの
装飾の層を解決する手段が、ブロックエディタに本気で対応したテーマを入れることです。
なかでもSWELLは、標準ブロックに独自ブロックを大量に追加する方向で作られています。
SWELL独自ブロックで装飾の手数が減る
標準では自分でHTMLを書くしかなかったパーツが、ブロックを選ぶだけで出せるようになります。
| やりたいこと | WordPress標準 | SWELL |
|---|---|---|
| 吹き出しで会話を入れる | プラグインまたは自作CSS | ふきだしブロック |
| 手順を段階表示する | 自作CSS | ステップブロック |
| 補足を囲んで目立たせる | 引用で代用 | キャプションボックス |
| Q&A形式で並べる | 詳細ブロックで代用 | FAQブロック |
| 内容をタブで切り替える | 非対応 | タブブロック |
このほかアコーディオン、フルワイド、ボックスメニュー、説明リストなども用意されています。
記事を書く速度に直結するのは、この「探さずに出せる」状態です。
プラグインを減らせるので編集画面が軽くなる
装飾のためにプラグインを積み増していくと、そのぶん編集画面の読み込みが重くなります。
テーマ側に装飾機能が入っていれば、目次や吹き出しのプラグインを外せるため、原因3で挙げた重さの一部も同時に解消できます。
実際の編集画面がどう変わるかは、WordPressテーマ SWELL公式のデモページで確認できます。
SWELLの料金|17,600円の買い切りで追加費用なし
気になる費用面を整理します。数値は2026年8月時点のもので、変更される場合があります。
価格は買い切りで、更新料は発生しない
SWELLは一度支払えば継続課金が発生しない買い切り型です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売価格 | 17,600円(税込) |
| 課金形態 | 買い切り(更新料なし) |
| ライセンス | 100%GPL・複数サイト利用可 |
| アップデート | 無料 |
機能を追加するための有料プラグインを別途買う必要がない点も、総額を抑える要素になります。
複数サイトで使い回せるので2サイト目以降は無料
100%GPLのため、購入者本人が運営するサイトであれば複数で使えます。
2サイト目、3サイト目を作る予定があるなら、実質的な1サイトあたりの単価は下がっていきます。
ライセンスの詳しい範囲はSWELLを複数サイトで使い回す方法で解説しています。
他テーマとの価格比較
主要テーマと並べると、価格帯の位置づけが分かりやすくなります。
| テーマ | 価格(税込) | 編集画面の方向性 |
|---|---|---|
| Cocoon | 無料 | 機能は多いが設定項目で覚えることが多い |
| AFFINGER7 | 14,800円 | 収益導線のパーツが豊富 |
| SWELL | 17,600円 | 書く操作そのものを軽くする方向 |
価格だけを見れば安くはありません。判断の分かれ目は、装飾にかけている時間をどれだけ削れるかです。
SWELLのデメリット・注意点
正直な話、万人に勧められるテーマではありません。購入前に知っておくべき点を挙げます。
デメリット1|初期費用が17,600円かかる
収益がまだゼロの段階では、決して小さくない金額です。
サーバー代と合わせると初年度の出費が2万5千円前後になるため、続ける自信が持てない段階での購入は勧めません。
元が取れるかどうかの判断基準はSWELLは高い?元が取れる人・やめたほうがいい人で詳しく整理しています。
デメリット2|機能が多く、最初は持て余す
独自ブロックが多いことは利点ですが、裏を返せば覚える対象が増えるということです。
記事装飾に凝りはじめると、書く時間よりデザインを触る時間が増える人もいます。
使うブロックを最初から5種類程度に絞ると、この罠を避けられます。
デメリット3|他テーマからの乗り換えで手直しが出る
テーマ独自のショートコードで装飾していた記事は、乗り換え後に表示が崩れます。
記事数が多いほど手直しの量が増えるため、乗り換えるなら早いほど負担が小さくなります。
Cocoonからの乗り換えを考えている場合はCocoonとSWELLの比較記事で移行手順を確認してください。
SWELLの評判|良い声と悪い声の両方
利用者の声は良い面ばかりではありません。両方を並べて判断材料にします。
良い評判として挙がりやすいこと
最も多いのは、記事を書く速度が上がったという内容です。
- 装飾のためにHTMLを調べる時間がなくなった
- プラグインを減らせて管理画面が軽くなった
- デザイン設定が直感的で、初期構築が短時間で終わった
とくに「装飾を探す時間が減った」という声は、原因4で挙げた問題が実際に解消されていることを示しています。
悪い評判・不満として挙がりやすいこと
一方で、購入後に不満を感じる人も一定数います。
- 価格が高く、収益が出る前の初心者には重い
- 利用者が多いため、他ブログとデザインが似やすい
- 機能が多すぎて設定に迷う
デザインが似る点は、色とフォントを変えるだけでもかなり印象が変わるため、対処は可能です。
ただし価格の重さは事実なので、ここを許容できるかが最初の分かれ目になります。
他テーマとのエディタ体験比較
同じ「ブロックエディタ対応」でも、書き心地には差があります。代表的な2つと比べます。
Cocoon(無料)との違い
Cocoonは無料でありながら機能が非常に多く、装飾パーツも一通り揃っています。
違いが出るのは設定の方式で、Cocoonは管理画面の設定項目から調整する場面が多く、慣れるまで探す時間がかかります。
費用をかけたくない段階であればCocoonで十分に戦えます。
AFFINGER7との違い
AFFINGER7は14,800円で、ランキングやボタンなど収益導線のパーツが充実しています。
設計思想が「売るための作り込み」寄りなので、カスタマイズ好きな人に合います。
逆に、設定を極力減らして書くことに集中したい人はSWELLのほうが合いやすい傾向です。詳細はSWELLとAFFINGER7の比較記事にまとめています。
SWELLが向いている人・向いていない人
ここまでの内容をふまえて、購入を判断するための線引きをします。
向いている人
ブロックエディタの操作は覚えたが、装飾のたびに手が止まっている人に向いています。
また、複数サイトを運営する予定がある人、記事数がまだ50本以下で乗り換えコストが小さい人も対象です。
記事を書く時間を確保したい社会人にとって、装飾の時短は費用に見合いやすい投資になります。
向いていない人
まだ1記事も公開していない段階の人には勧めません。まず無料テーマで10記事書いてから判断しても遅くありません。
また、CSSを自分で書けてデザインにこだわりがある人は、独自ブロックの恩恵が相対的に小さくなります。
「装飾で困っていない人」にとっては、17,600円を払う理由がほぼありません。
SWELLの導入手順
購入からの流れは4ステップです。作業時間の目安は30分程度になります。
手順1|公式サイトから購入する
公式サイトの購入ページからクレジットカードで決済します。
利用規約への同意が必要なので、複数サイトでの利用予定がある場合はライセンス条項を先に読んでおくと安心です。
手順2|会員サイトに登録してファイルをダウンロード
購入後に案内される会員サイトへ登録し、テーマ本体と子テーマの2つをダウンロードします。
子テーマを入れておくと、アップデート時にカスタマイズが消えずに済みます。
手順3|WordPressにアップロードして有効化
管理画面の「外観」から「テーマ」を開き、新規追加でzipファイルをアップロードします。
親テーマを先に入れてから子テーマを追加し、最後に子テーマ側を有効化する順番です。
手順4|ユーザー認証を済ませる
会員サイトで発行されるユーザー名とメールアドレスを、テーマの設定画面に登録します。
この認証をしないと自動アップデートが受け取れないため、必ず最初に済ませてください。
- 公式サイトで購入する
- 会員サイトから親テーマ・子テーマをダウンロード
- WordPressにアップロードして子テーマを有効化
- ユーザー認証を登録してアップデートを有効にする
価格と機能を確認したうえで判断したい方は、WordPressテーマ SWELL公式で最新の販売情報を確認してください。
ブロックエディタに関するよくある質問
最後に、判断で迷いやすい点をまとめて回答します。
ブロックエディタは今後もっと使いやすくなりますか?
WordPress本体はブロックエディタを中心に開発が進んでいるため、改善は続く見込みです。
実際、初期のバージョンと比べるとリストビューなどの補助機能はかなり整理されてきました。
テーマを変えると過去記事の装飾は崩れますか?
テーマ独自のショートコードや独自ブロックで装飾した部分は崩れます。
標準ブロックだけで書いた記事はほぼ影響を受けないため、崩れる範囲は装飾の使い方によって変わります。
SWELLならブロックエディタの動作は軽くなりますか?
テーマを変えるだけで劇的に軽くなる、とは言えません。
ただし装飾用プラグインを減らせるぶん、編集画面の読み込みが改善する余地はあります。サーバー側の応答速度も同時に見直すのが確実です。
クラシックエディタで書いた記事はどうすればいいですか?
既存記事はクラシック形式のまま残しても表示されます。
リライトのタイミングで少しずつブロックに変換していく方法が、負担が少なく現実的です。
まとめ|ブロックエディタの使いにくさは切り分ければ解決できる
最後に、この記事の要点を整理します。
- 使いにくさは「操作」「装飾」「速度」の3層に分かれ、対処法が違う
- 操作の層はリストビューとスラッシュコマンドで無料で解消できる
- Classic Editorの提供は続いているが、終了日が確定していない
- 装飾の貧弱さだけは、テーマを変えないと解決しない
- SWELLは17,600円(税込)の買い切りで、複数サイトに使える
- 記事数が少ないうちに乗り換えるほど、手直しの負担が小さい
まずは無料でできる操作の改善を試し、それでも装飾で手が止まるならテーマを検討する、という順番が失敗しません。
価格と機能を自分の状況に照らして判断したい方は、WordPressテーマ SWELL公式で最新情報を確認してみてください。
※本記事の価格・仕様は2026年8月時点の公開情報にもとづきます。変更される場合があるため、購入前に公式サイトでご確認ください。
-
URLをコピーしました!

















