
【危険】b9good(B9GOOD)は危険?運営者が有罪判決を受けた実態と広告・ウイルスのリスクを解説

b9good(B9GOOD)について、こんな不安ありませんか?
- b9goodでアニメを見てしまったが、危険だったのか不安
- 再生ボタンを押したら別の画面に飛ばされて怖くなった
- 「ウイルスに感染しています」という警告が出た
- b9goodは中国のサイトだと聞いたが、本当に大丈夫なのか
- 使い続けると自分が捕まるのではないかと心配
b9goodは無料でアニメが並んでいる分、後から「あれは危険だったのでは」と不安になる人がとても多いサイトです。
結論から言うと、b9good(B9GOOD)は日本のアニメを許可なく載せている海賊版サイトです。しかも運営者は実際に摘発され、有罪判決を受けています。
この記事では、b9goodのどこが危険なのかを、公的に発表された事実と利用者の声の両面から整理します。
この記事を読むと分かること
- b9good(旧B9DM)がどういう経緯のサイトなのか
- b9goodに潜む4つの具体的な危険
- b9goodの運営者が受けた判決の中身
- 観ただけの人が逮捕されるのかどうか
- b9goodの代わりにアニメを無料で観る方法
b9good(B9GOOD)とは?旧B9DMから名前を変えて続いてきた違法アニメサイト
危険性を判断するには、まずこのサイトがどういう素性なのかを知る必要があります。よくある「新しくできた無料サイト」ではありません。


b9goodはBLUE920・B9DMから名前を変えて生き延びてきた
b9goodは、以前「B9DM」、さらにその前は「BLUE920」と名乗っていたサイトの後継です。サイト名とドメインを変えながら、10年以上にわたって日本のアニメを無断で配信し続けてきました。
つまりb9goodは「新しいサイト」ではなく、消されるたびに看板を掛け替えてきた古い違法サイトだということです。検索して出てくるドメインが人によって違うのも、この掛け替えが理由です。
b9goodは中国で摘発・利用者の約95%は日本から
運営していたグループは中国国内で摘発されています。サーバーは中国国内だけでなく、カナダや日本など複数の国のものを借りて運用されていたとされています。
一方でアクセスの約95%は日本からでした。日本のアニメを、日本人に向けて、日本の法律が直接届きにくい場所から流していたという構図です。
b9goodがタダで見られる理由は広告収入にある
このサイトには利用料がありません。ではどこで儲けているのかというと、答えは広告です。
ここが重要な点で、b9goodにとっての商品はアニメではなく、アニメを観に来たあなたの画面です。広告が多いのは不具合ではなく、それが収益の本体だからです。
「無料で観られる」のではなく「広告を見せられる代わりに置かれている」と考えると、このサイトの危険性が理解しやすくなります。
b9goodは危険?知っておきたい4つのリスク
b9goodの危険は「ウイルスに感染するかどうか」だけではありません。実際に相談が多いものを整理すると、大きく4つに分かれます。


b9goodに潜む4つの危険
- 偽のウイルス警告で不安をあおる広告
- ダウンロードを装った不正アプリの誘導
- 端末が重くなる・発熱するといった負荷
- 入力した個人情報や決済情報の流出
危険1|b9goodの広告に出る「偽のウイルス警告」
b9goodで最も多い被害の入り口が、再生時に割り込んでくる広告です。なかでも厄介なのが「お使いの端末はウイルスに感染しています」と表示するタイプのものです。
これはほぼすべてが偽物で、実際には感染していません。その警告を信じて「今すぐ駆除」を押すと、そこで初めて本物の不正アプリを入れてしまうという順番になっています。
「見てしまった後で怖くなった」と検索する人が多いのは、たいていこの画面が原因です。押していないなら、まずは落ち着いて画面を閉じて構いません。
危険2|b9goodのダウンロード誘導と不正アプリ
b9goodに関する検索候補には「ダウンロード方法」が並びます。動画を保存したい人が多いということですが、ここが最も危険度の高い行動です。
ページを開いて観ているだけなら被害は広告経由に限られますが、ファイルを端末に取り込むと話が変わります。動画に見せかけた実行ファイルや、専用ツールを装ったアプリが混ざっている場合があるためです。
しかも後述するとおり、アニメの違法ダウンロードは法律上もはっきり問題になる行為です。保存だけはしない、という線引きは覚えておいて損がありません。
危険3|b9goodを開くと端末が重くなる・熱くなる
b9goodを開いたときにスマホが熱くなった、動作が急に重くなった、という声もよく見かけます。これは気のせいではありません。
広告が何重にも読み込まれるページは、動画そのものよりも端末に負荷をかけます。裏側で複数のタブや処理が同時に走るため、バッテリーの消耗も普段より明らかに早くなります。
発熱が続く状態はバッテリーの劣化にもつながります。数話観るために端末の寿命を削るのは、割に合わない取引だと言えます。
危険4|b9goodで入力した個人情報・決済情報の流出
こうした広告からは、抽選に当選したという画面や、無料視聴のための登録を求める画面へ飛ばされることがあります。ここで名前やメールアドレス、カード情報を入れてしまうのが最悪のパターンです。
違法サイトの広告経由で入力した情報は、どこへ渡ったかを追跡できません。相手に問い合わせ窓口がなく、削除を求めることもできないという点で、通常のサービスとは比較になりません。
もし入力してしまった場合は、同じパスワードを使い回している他のサービスを先に変更し、カードなら利用明細を確認するのが現実的な対処になります。
b9goodの運営者は実際に有罪判決を受けている
このサイトが「なんとなく怪しいサイト」ではないと分かるのが、この事実です。噂ではなく、公的に公表された事件として決着しています。
b9goodの運営者は摘発4名・うち3名に有罪判決
コンテンツ海外流通促進機構(CODA)の発表によると、b9goodの運営に関わっていた4名が中国江蘇省の公安局に摘発されました。2023年12月26日に判決が言い渡され、控訴期間の終了により確定しています。
主犯格の男性には懲役3年・執行猶予3年6か月、罰金180万人民元(約3,800万円)が科されました。ほかに女性2名が懲役1年・執行猶予1年6か月、懲役8か月・執行猶予1年となり、残る男性1名は中国の刑法が定める減免措置の対象とされています。
日本(CODA)からの働きかけをきっかけに海外の海賊版サイトの運営者やアップローダーに刑事罰が科されたのは今回が初めてとなります。
出典:日本人向けアニメの最大級海賊版サイト「B9GOOD」運営者らに有罪判決が確定(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構 CODA)
b9goodに掲載されたアニメは45,880本・15年間の運営
公表された内容によると、b9goodに掲載されていたアニメは計45,880本にのぼります。運営されていたのは2008年から2023年2月までの間で、実に15年ほど続いていた計算になります。
不正な広告収益は177万7,000元(約3,700万円)とされています。サイトに表示されていた広告は、そのまま海賊版運営者の収入になっていたということです。
b9goodは「閉鎖したと偽装」して運営を続けていた
この事件でとくに押さえておきたいのが、閉鎖をめぐる経緯です。b9goodは行政指導を受けた後、素直に運営をやめたわけではありませんでした。
CODAの発表によれば、運営側は中国国内からは見られないよう地域制限をかけ、閉鎖したように見せかけたうえで運営を継続していました。日本からは変わらず観られる状態だったということです。
「b9goodは閉鎖したらしい」という情報を鵜呑みにできない理由がここにあります。閉鎖したように見える状態そのものが、運営を続けるための手段として使われていたという前例があるからです。
なお摘発時には、違法な収入で購入したものとして400万元(摘発時のレートで約8,000万円)相当の住居も押収されています。海賊版サイトの広告収入がどれほどの規模だったかが分かる数字です。
b9goodを観ただけの利用者は逮捕される?閲覧と保存の違い
ここが最も不安に思われる点だと思います。結論としては、b9goodで動画を再生して観ただけであれば、それ自体を直接罰する規定はありません。
一方で、違法にアップロードされたものと知りながら動画や音楽をダウンロードして保存する行為は、著作権法で明確に規制されています。アニメなどの動画は「繰り返し保存したか」に関係なく、1回であっても私的使用の例外から外れます。
有償で提供されている作品を、違法配信と知りながら保存した場合の罰則は2年以下の懲役または200万円以下の罰金です。なお漫画や書籍については「継続的または反復して」という条件が付きますが、動画にはその条件がありません。
つまり本当に避けるべきなのは「観たこと」よりも「保存したこと」です。摘発の主対象はあくまで運営側ですが、線を越える行動はしないに越したことはありません。
観てしまったこと自体を過度に怖がる必要はありません。ただ、これから先も使い続ける理由にはならない、という話です。


















