ブログ1記事に何時間かかる?初心者が8時間かかる理由と3時間台に縮める手順

1記事書くのに丸一日かかってしまう。この時間のかけ方で合っているのか分からない。こんな状態になっていませんか?

  • 休日をまるごと使って、やっと1記事が公開できる
  • 他のブロガーが「今日は3記事書いた」と言っているのを見て焦る
  • 書き始めてから完成まで、途中で何度も手が止まる
  • 時間をかけている割に、記事の質が上がっている実感がない

ブログを始めて最初につまずくのが、この「1記事にかかる時間」です。

結論から書くと、初心者が1記事に6〜10時間かけているのは、まったく異常ではありません。むしろ平均的です。

問題なのは時間の長さそのものではなく、その時間がどの工程に消えているかを本人が把握していないことです。ここが分かれば、削れる場所と削ってはいけない場所がはっきりします。

この記事で分かること

  • プロのコンテンツ担当者でも1記事に何時間かけているか(海外調査の実数値)
  • 日本の個人ブログにおける「初心者は8時間」という相場の中身
  • 1記事を5工程に分けた時間の内訳と、時間が溶けやすい工程
  • 執筆に時間がかかりすぎる7つの原因
  • 3時間台まで縮めるための具体的な6手順
  • 削ってはいけない工程と、削っていい工程の線引き

なお後半では、意外と見落とされがちな「執筆環境そのものが遅い」というケースも扱います。保存やプレビューの待ち時間に心当たりがある方は、そこで使っているサーバーのスペックと比べながら読んでみてください。

目次

結論|初心者は1記事6〜10時間が普通。プロでも平均3時間25分

まず数字で現在地を確認します。時間がかかっているのが自分だけなのか、それとも全体の傾向なのかで、取るべき対策が変わるからです。

ノートパソコンとノート、スマートフォンを並べたブログ執筆用のデスク

結論を先に言えば、1記事に何時間かかるかは「文字数」ではなく「工程をどれだけ分けているか」で決まります。時間の長い人ほど、複数の作業を同時にやろうとしています。

海外の調査では平均「3時間25分」

アメリカのOrbit Media Studiosは、毎年ブロガーを対象にした調査を実施しています。2025年8月に実施された最新の調査には808名のコンテンツマーケターが回答しました。

この調査によると、ブログ記事1本あたりの平均制作時間は3時間25分、平均文字数は1,333ワードでした。

執筆時間のピークは2022年の4時間10分で、そこから年々短くなっています。AIツールの普及が背景にあると分析されています。

ここで注意したいのは、この3時間25分が仕事として記事を書いている人たちの数字だという点です。テンプレートも取材先も社内の資料もある状態での平均値になります。

日本の個人ブログでは「初心者は8時間」が相場

一方、日本の個人ブロガーが公開している体感値を見ていくと、初心者の目安として1記事8時間前後を挙げている人が目立ちます。

文字数別では、1,000文字程度で1時間〜1時間30分、2,000文字で2〜3時間、3,000文字を超えると3〜5時間というのが一つの目安として語られています。これに構成づくりや画像の準備が加わるため、実際の総作業時間は8時間前後まで膨らみます。

つまり「初心者が丸一日かけて1記事」というのは、平均から外れた遅さではありません。焦る必要はまったくない、というのが最初にお伝えしたい点です。

筆者自身も、書き始めたころは1本に丸一日使っていました。いまは同じ分量を3〜4時間で公開できますが、変わったのはタイピング速度ではありません。

工程を分けただけです。この記事で伝えたいのは、その分け方に尽きます。

本当の問題は「どこで時間が消えたか分からない」こと

8時間かかったこと自体は問題ではありません。困るのは、その8時間の内訳を説明できない状態です。

内訳が分からないと、次回も同じ場所で同じだけ時間を使います。改善のしようがないまま、ただ疲れだけが蓄積していきます。

先ほどの調査には、もう一つ重要なデータがあります。時間をかけているブロガーほど「良い結果が出ている」と回答する傾向が明確に出ているのです。

つまり時間をかけること自体は、むしろ正しい方向を向いています。

だからこそ、闇雲に短くするのではなく削っていい工程だけを削るという発想が必要になります。

工程別に見る、ブログ1記事の時間内訳

改善の第一歩は、1記事を工程に分けて時間を測ることです。感覚で「今日は疲れた」と振り返っても、次に活かせません。

個人ブログの記事制作は、大きく5つの工程に分けられます。目安の時間は次のとおりです。

工程 初心者の目安 慣れた後の目安 短縮の余地
キーワード選定・競合調査 60〜90分 20〜30分 小さい
構成づくり(見出し設計) 60〜90分 30〜40分 小さい
本文執筆 180〜300分 90〜120分 中くらい
画像・装飾 60〜90分 20〜30分 大きい
推敲・投稿設定 60〜90分 20〜30分 大きい
3,000〜5,000字程度の記事を想定した目安です。ジャンルや取材の有無で変動します。

キーワード選定・競合調査

どの検索語で書くかを決め、実際に検索して上位10件を確認する工程です。ここを飛ばすと、後の全工程が無駄になる可能性があります。

初心者が時間を使いやすいのは、候補キーワードを絞り込めずに延々と探し続けてしまうケースです。ただしこの工程を削るのは危険で、短縮すべき対象ではありません。

構成づくり(見出し設計)

H2とH3の見出しを、記事の最後まで並べる工程です。ここが記事の設計図になります。

実務上、執筆時間が長い人の大半は、この工程を飛ばして本文から書き始めています。設計図なしで書けば、途中で構成が崩れて書き直すことになります。

結果として、削ったはずの1時間が3時間になって返ってきます。

本文執筆

最も時間を使う工程です。ここは全体の半分前後を占めます。

短縮の余地は「中くらい」としました。タイピング速度を上げるより、後述するように調べながら書くのをやめるほうが効果が大きい部分です。

画像・装飾

アイキャッチや本文中の画像を探し、マーカーやボックスで装飾する工程です。

ここは短縮の余地が最も大きい工程です。理由は単純で、多くの人が執筆と並行してやっているからです。

文章を書く思考と、画像を探す思考は別物なので、切り替えのたびに集中が途切れます。

推敲・投稿設定

読み返して整え、カテゴリやメタ情報を設定して公開する工程です。

ここも短縮しやすい部分です。毎回ゼロから確認項目を思い出しているとキリがないので、チェックリスト化してしまえば機械的に終わります。

ブログ執筆に時間がかかりすぎる7つの原因

ここからが本題です。時間が想定より膨らむとき、原因はだいたい次の7つのどれかに当てはまります。

ノートパソコンとコーヒー、メガネを置いた作業デスクを真上から見た様子

心当たりのあるものから順に潰していってください。上にあるものほど、影響が大きい傾向があります。

原因1|構成を作らずに書き始めている

最も多く、最も時間を奪っている原因です。見出しを決めないまま本文を書き始めると、書きながら構成を考えることになります。

この状態では、途中で「この話は前に持ってくるべきだった」と気づいて並べ替えが発生します。3,000字書いた後の並べ替えは、書き直しとほぼ同じ作業量です。

構成に60分かけるのは遠回りに見えますが、実際には執筆時間を2時間以上短縮する投資になります。

原因2|リサーチと執筆を同時にやっている

「この数字、正確だったかな」と思うたびに検索タブへ移動する書き方です。

1回の確認は2〜3分でも、1記事で20回やれば1時間近くになります。しかも検索するたびに思考が中断されるため、戻ってきたときに文章の流れを思い出す時間が追加でかかります。

調べ物は構成の段階でまとめて終わらせ、執筆中はブラウザの検索タブを開かないと決めるだけで、体感がはっきり変わります。

原因3|完璧主義で1文ずつ直している

1文書くごとに読み返し、言い回しを何度も直してから次へ進むパターンです。

書く作業と直す作業は、使う頭の部分が違います。同時にやると、どちらも中途半端に遅くなります。

対策は「初稿は下手でいい」と割り切ることです。推敲は全部書き終えてから、通しで1回やるほうが早く、しかも文章全体の流れが整います。

原因4|画像探しに時間を溶かしている

フリー素材サイトで「ちょうどいい1枚」を探し続けて、気づけば40分経っていた。よくある光景です。

画像は記事の主役ではありません。内容と大きく矛盾していなければ十分で、選定に10分以上かける価値は基本的にありません。

よく使う素材サイトを2つに絞り、検索ワードも「デスク」「パソコン」など自分の定番を決めておくと、この工程は5分程度まで縮みます。

原因5|装飾を書きながらやっている

1段落書くごとにマーカーを引き、ボックスで囲み、色を選び直す。この切り替えが積み重なると、地味に時間を持っていきます。

装飾は文章が完成してからでないと、そもそも適切な場所を判断できません。どこを強調すべきかは、全体を読み返して初めて分かるからです。

先に装飾してしまうと、後から強調箇所を付け直す二度手間も発生します。

原因6|執筆環境そのものがもたついている

見落とされやすいのがこれです。WordPressの管理画面が重く、保存やプレビューのたびに数秒待たされている状態を指します。

1回3秒の待ち時間でも、1記事の執筆中に100回発生すれば5分です。加えて、待たされるたびに集中が切れるコストのほうが実は大きくなります。

この「待ち時間の総量」を、次の章で具体的に見積もってみます。

管理画面が重くなる原因としては、Heartbeat APIが投稿編集画面では15秒間隔でサーバーと通信していること、プラグインが増えて読み込むスクリプトが多いこと、メディアファイルが溜まりすぎていることなどが挙げられています。

この部分は後の章で詳しく扱います。

原因7|作業を細切れにしている

通勤中に30分、昼休みに20分、寝る前に1時間。合計時間は同じでも、細切れの作業は明らかに非効率です。

再開するたびに「どこまで書いたか」「何を書こうとしていたか」を思い出す時間が必要になるためです。この立ち上げコストは、1回あたり5〜10分かかります。

現実的な対策は、工程ごとに作業を区切ることです。細切れの時間には構成づくりやキーワード調査を当て、本文執筆だけはまとまった時間を確保すると、同じ総時間でも進みが変わります。

ここまでの7つを一覧で整理すると、次のとおりです。

  • 構成を作らずに書き始めている(最大の原因)
  • 調べながら書いて、思考が何度も中断している
  • 1文ずつ直しながら進めている
  • 画像探しに時間を溶かしている
  • 装飾を書きながらやっている
  • 管理画面の待ち時間で集中が切れている
  • 本文執筆をまとまった時間で行えていない

1記事を3時間台に縮める6つの手順

原因が分かったところで、具体的な進め方に落とし込みます。ポイントは工程を絶対に混ぜないことの一点です。

以下の順番で進めると、同じ内容でも所要時間がはっきり変わります。

手順1|前日にキーワードと読者像を決めておく

執筆当日に「何を書こうか」から始めると、その時点で1時間が消えます。書く対象は前日までに決めておきます。

決めるのは2つだけです。狙う検索キーワードと、その言葉で検索する人が何に困っているか。

この2行をメモに書いておけば、当日は迷いません。

キーワード候補は普段からスプレッドシートに書き溜めておき、想定キーワードと簡単な構成メモを添えておくと、翌日そのまま使えます。

手順2|見出しだけを先に全部書く

本文を1文字も書かないまま、H2とH3を最後まで並べます。この記事で言えば、いま読んでいるこの見出しも含めて全部です。

見出しを並べ終えたら、上から読み返して流れが自然かを確認します。ここで違和感があれば、見出しを入れ替えます。

この段階での並べ替えは1分で済みますが、本文を書いた後だと1時間かかります

目安として、3,000〜5,000字の記事ならH2は6〜9個、各H2の下にH3が2〜4個入ります。

手順3|リサーチは構成の段階でまとめて終わらせる

見出しが決まったら、各見出しで必要になる数字や事実を先にすべて調べ、見出しの下にメモとして貼り付けておきます。

料金、日付、統計値、公式の見解など、後から確認したくなりそうな情報はこの時点で確定させます。出典URLも一緒に控えておきます。

ここまで終われば、執筆中に検索する理由がなくなります。原因2で挙げた中断が、構造的に発生しなくなるということです。

手順4|本文は装飾なしで一気に書き切る

見出しとメモが揃った状態で、上から順に本文を埋めていきます。マーカーも画像も表も、この段階では一切入れません。

誤字も気にせず進めます。言い回しが決まらない箇所は、とりあえず書いて次へ行きます。

止まらないことが最優先です。

この進め方だと、3,000字程度なら90〜120分で書き切れます。設計図があるため、迷う時間がほとんど発生しないからです。

手順5|装飾・画像・内部リンクは最後にまとめて

本文が完成してから、通しで1回読み返しながら装飾を入れていきます。

この順番なら、どこが本当に重要かが分かった状態で強調できます。マーカーの数も自然と適正になり、引きすぎて逆に読みにくくなる失敗を防げます。

画像もこのタイミングでまとめて用意します。必要な枚数が確定しているため、素材サイトを開く回数は1回で済みます。

内部リンクを貼るのもこの段階です。書き終えた後なら、自分の過去記事のどれとつながるかが頭に入っている状態で判断できます。

手順6|公開前チェックはリストで機械的に

最後の確認は、毎回同じ項目を上から潰すだけにします。思い出しながらやると、それだけで30分かかります。

確認項目の例は次のとおりです。自分用に一度作れば、以降は使い回せます。

  • タイトルと本文の内容がずれていないか
  • 見出しの直後に説明文があるか(見出しの連続がないか)
  • 数値・料金に出典と時点を書いたか
  • 画像のalt(代替テキスト)を入れたか
  • 内部リンクを1〜2本入れたか
  • スマホ表示で崩れていないか

なお、ここまでの手順で「執筆環境が原因の待ち時間」だけは自力で消せません。管理画面の重さが気になる方は、サーバーのスペックを一度確認してみてください。

仕様と料金はエックスサーバー公式で公開されています。

執筆環境で削れる時間は意外と大きい

ここは他の記事であまり触れられない部分ですが、実際に作業していると無視できません。

ノートパソコンとスマートフォンを使って作業する人

やり方を変えても縮まらない時間がある場合、原因が自分の外側にある可能性を疑ってください。

管理画面が重いと、1記事で何分損するのか

ブロックエディタでの執筆中、下書き保存とプレビュー、画像アップロードは何度も発生します。3,000字の記事なら、合計で50〜150回程度になるはずです。

1回あたりの待ち時間が1秒なら誤差ですが、3〜5秒かかる環境だと合計で3〜12分ほどになります。加えて、待つたびにスマホを見てしまう時間まで含めれば、実質的な損失はこの数倍です。

つまり環境の遅さは、待ち時間そのものより集中の切断コストのほうが高くつくということです。

サーバー側が原因のときのチェック手順

重さの原因がサーバーかどうかは、順番に切り分ければ判断できます。

まずプラグインの数を確認します。使っていないものを停止するだけで軽くなるケースは多く、ここが最初の一手です。

次にPHPのバージョンを確認します。数世代前のままだと処理速度に差が出るため、サーバーの推奨版に上げます。

それでも改善しない場合、Heartbeat APIの通信間隔を延ばす方法があります。専用プラグインで15秒間隔を60秒程度に変更でき、管理画面の負荷を下げられます。

ここまでやっても変わらないなら、サーバーのCPUやメモリが足りていない可能性が残ります。上位プランへの変更や乗り換えを検討する段階です。

サーバーを選び直す場合の目安

個人ブログでサーバーを選ぶとき、見るべきは価格だけではありません。リソースの保証値とストレージの種類が、管理画面の体感に直結します。

参考として、エックスサーバーのスタンダードプランはメモリ8GB・vCPU6コアのリソース保証があり、ストレージには読み書きの速いNVMe SSDを500GB採用しています。PHPの処理速度を高めるXアクセラレータ Ver.2やKUSANAGIの技術も導入されています。

料金は契約期間によって変わります。2026年8月時点で公開されている料金は次のとおりです。

契約期間 スタンダード(月額) プレミアム(月額) 12ヶ月との月額差
3ヶ月 1,320円 2,640円 +330円
6ヶ月 1,210円 2,420円 +220円
12ヶ月 990円 1,980円 基準
24ヶ月 836円 1,672円 -154円
36ヶ月 693円 1,386円 -297円
いずれも税込。上記は2026年8月4日17:00〜9月7日17:00のキャンペーン価格(最大30%割引)です。キャンペーン適用前の通常月額は12ヶ月1,100円・24ヶ月1,045円・36ヶ月990円。初期費用は全プラン0円、無料お試し期間は10日間。金額・条件は変更される場合があるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。

独自ドメイン永久無料の特典もありますが、対象数は契約期間で変わります。スタンダードプランの場合、12ヶ月契約で1つ、24ヶ月以上の契約で2つです。

個人ブログであれば、まずスタンダードで十分です。

最新の料金とキャンペーン条件はエックスサーバー公式で確認できます。契約期間の選び方については、総額での比較をこちらの記事にまとめています。

レンタルサーバーの契約期間は何ヶ月がいい?12ヶ月と36ヶ月の総額差と選び方

テーマ側でできること

サーバーとは別に、WordPressテーマの作りも執筆効率に影響します。

具体的には、装飾用のボタンやボックスがエディタ内に用意されているかどうかです。毎回HTMLを書いて装飾している人は、そこだけで1記事20〜30分を使っています。

ただし、テーマを変えれば執筆が速くなるとは限りません。手順を整理せずにテーマだけ変えても、根本的な時間の使い方は変わらないからです。

時間をかけるべき工程・削っていい工程

時短の話をすると、全工程を等しく縮めようとする人がいます。これは逆効果です。

記事の成果に直結する工程と、そうでない工程では、削ったときの損失がまったく違います。

削ってはいけない|キーワード選定と構成

この2工程は、記事が読まれるかどうかを決める部分です。ここを30分縮めても、記事が誰にも届かなければ意味がありません。

特にキーワード選定は、実際に検索して上位10件を目視で確認する作業を省かないでください。公式サイトばかりが並ぶ検索語で個人ブログが勝つのは難しく、それを書いた時間は丸ごと無駄になります。

1記事8時間かけて上位が取れないより、調査に2時間かけて残り4時間で書いたほうが結果は出ます

削っていい|装飾・画像・推敲の回数

一方、装飾と画像は「ないと読みにくい」というだけで、それ自体が評価される要素ではありません。

マーカーは1記事に5〜8箇所、画像はアイキャッチ1枚と本文中1〜3枚あれば形になります。この基準を決めておけば、迷う時間はゼロになります。

推敲も、通しで2回まわしたら公開してしまって構いません。3回目以降で品質が上がる幅は、かけた時間に見合いません。

公開後に読み返して直すほうが、はるかに効率的です。

AIに任せていい部分・任せてはいけない部分

先ほどの海外調査で執筆時間が短縮傾向にあるのは、AI活用が広がったためと分析されています。ただし使いどころを間違えると、質が落ちます。

任せやすいのは、構成の叩き台づくり、誤字脱字のチェック、見出し案の量産といった「素材出し」の部分です。ここは判断を伴わないため、時間だけが節約できます。

逆に任せてはいけないのが、自分の体験と、事実の確認です。実際に使ってみた感想や失敗談は自分にしか書けませんし、AIが出した数値をそのまま載せると誤情報を公開するリスクがあります。

この線引きを守れば、時間は縮めつつ独自性は保てます。

それでも縮まらない人へ|時短すべき人・しなくていい人

最後に、そもそも時短を目指すべきかどうかを整理しておきます。全員が3時間台を目指す必要はありません。

自分がどちらに当てはまるかで、次の一手が変わります。

時短を優先すべき人

本業や家事の合間にブログを書いている人です。確保できる時間が週に5〜10時間しかない場合、1記事8時間では月1本しか公開できません。

この状態だと、記事が検索に評価されるまでに何年もかかってしまいます。まず工程を分けて、月3〜4本のペースに乗せることを優先してください。

更新頻度の考え方については、こちらの記事でも扱っています。

ブログの毎日更新は意味ない?やめた人が伸びる理由と週2本で結果を出す型

時間をかけたままでいい人

まだ10記事も書いていない段階の人です。この時期は、速く書くより「書き切る」経験を積むほうが重要になります。

時間の使い方は、記事を書く回数が増えれば自然に整っていきます。最初から効率を追いすぎると、書くこと自体が面倒になって手が止まります。

また、専門性の高いジャンルを扱っている人も、時短より正確さを優先してください。医療・法律・お金に関わる分野では、確認に時間をかけるほうが正しい判断です。

よくある質問

ブログ1記事にかかる時間について、検索でよく見かける疑問をまとめました。数字はあくまで目安として捉えてください。

ブログ1記事に10時間は遅すぎ?何時間なら普通ですか?

初心者であれば普通の範囲です。日本の個人ブロガーが挙げる目安も8時間前後で、初めての記事なら10時間を超えることも珍しくありません。

気にすべきは長さではなく、その10時間の内訳を説明できるかどうかです。工程ごとに時間を記録するところから始めてください。

記事の文字数はどれくらいが目安ですか?

Orbit Mediaの2025年調査では、平均は1,333ワードでした。同調査では2,000ワード以上の記事を書くブロガーの39%が「強い成果が出た」と回答しており、全体平均の21%を上回っています。

ただし文字数は目的ではありません。検索した人の疑問に過不足なく答えた結果、その長さになったという順番が正しい形です。

タイピングが遅いのが原因でしょうか?

ほとんどの場合、原因は別のところにあります。手が止まっている時間の正体は、打つ速さではなく「何を書くか決まっていない時間」だからです。

構成を先に固めれば、タイピング速度が同じでも執筆時間は縮みます。まず手順2から試してみてください。

1日に何記事も書いている人がいるのはなぜですか?

工程を分業しているか、テンプレート化が完成しているケースが大半です。構成の型が決まっていれば、あとは中身を差し替えるだけで済みます。

また、日記形式の短い記事と、検索から集客する記事では必要な作業量がまったく違います。本数だけを他人と比べても意味がありません。

AIを使えば1時間で書けるようになりますか?

構成案や誤字チェックを任せれば短縮はできますが、そのまま公開できる記事にはなりません。自分の体験や事実確認を省いた記事は、読者にも検索エンジンにも評価されにくいためです。

現実的な着地点は、AIで素材を用意して自分で書き上げる形です。この使い方なら、3時間台は十分に狙えます。

まとめ|時間を縮める鍵は「工程を混ぜない」こと

ブログ1記事にかかる時間は、初心者で6〜10時間、仕事として書いているプロの平均でも3時間25分です。丸一日かかっていても、遅すぎるわけではありません。

縮めたいなら、速く書こうとするのではなく、工程を分けてください。

調べながら書く、直しながら書く、装飾しながら書く。この3つの「ながら」をやめるだけで、多くの人は2〜3時間短縮できます。

  • 前日にキーワードと読者の悩みを決めておく
  • 見出しを最後まで並べてから本文に入る
  • リサーチは構成の段階で終わらせ、執筆中は検索しない
  • 本文は装飾なしで一気に書き切る
  • 装飾・画像・チェックは最後にまとめて機械的に

そしてキーワード選定と構成だけは、時間をかけても削らない。ここが記事の成果を決める部分だからです。

手順を整えても保存やプレビューの待ち時間が長いなら、それは環境側の問題です。プラグインの整理とPHPのバージョン確認を先に行い、それでも重ければサーバーの見直しを検討してください。

スタンダードプランは12ヶ月契約で月額990円(税込・2026年9月7日17:00までのキャンペーン価格。通常は1,100円)、初期費用0円、10日間の無料お試しが用意されています。

金額と条件は変更される場合があるため、申し込み前にエックスサーバー公式で最新情報を確認してください。

URLつけてくれたら引用フリーです。
  • URLをコピーしました!
目次