WordPressのプラグインは何個まで?重い原因の見分け方と安全な減らし方

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

WordPressのプラグイン、入れすぎかもしれないと感じていませんか?

  • プラグインを追加するたびに、サイトが少しずつ重くなっている気がする
  • 「10個まで」「20個までなら大丈夫」と書いてあるが、根拠が分からない
  • どれを消していいのか判断できず、増えたまま放置している
  • 停止したら記事の表示が崩れそうで、怖くて触れない

結論から書きます。WordPressのプラグインに「何個まで」という公式の上限はなく、個数より「どれが重いか」「何をしているか説明できるか」で判断するのが正解です。

よく見る「10〜20個」は、管理しやすさの目安にすぎません。同じ数でも、重いものが混ざっているかどうかで表示の速さは大きく変わります。

当ブログの運営者は、Claude Codeで3サイトの記事を毎日自動投稿しています。プラグインの設定1つで全記事に影響が出た失敗もあるので、運営する側の判断基準も合わせて書きます。

この記事で分かること

  • 「何個まで」に決まった答えがない理由と、目安の置き方
  • プラグインを入れすぎると起きる4つのこと
  • 数ではなく「重さ」で見分ける5つのチェック
  • 表示を壊さずに減らす5つの手順と、停止と削除の違い
  • SWELLが「不要・非推奨」としているプラグイン(2026年10月時点)

テーマ側でどこまで賄えるかを照らし合わせたい人は、WordPressテーマ SWELL公式の機能一覧を別タブで開いておくと読みやすくなります。

目次

結論|WordPressのプラグインは何個までより「どれが重いか」

プラグインの個数を数えて安心しても、サイトは速くなりません。

ノートパソコンとスマートフォンを並べたデスクでWordPressの設定を見直す様子

「10〜20個」は上限ではなく、見直しを始める目安

WordPress本体に、プラグインの数の上限は決められていません。よく見る「20個」のような数は、上限ではなく点検を始める合図くらいに考えるのが実用的です。

個人ブログなら10〜15個前後に収まっていると、1つずつ役割を把握しやすい範囲です。同じ12個でも、軽いものだけの12個と、重いものが混ざった12個は別物だと考えてください。

数より先に見るのは「訪問者のページで動くかどうか」

プラグインには、読者のページで動くものと、管理画面でしか動かないものがあります。表示速度に効くのは前者です。

バックアップやリダイレクト管理は、数に含まれていても読者の体感にはほとんど関係しません。

運営者の判断:説明できないプラグインは残さない

当ブログでは、SEO SIMPLE PACKの説明文の設定に存在しないタグを入れて、全記事の説明文が空になったことがあります(すぐ戻しました)。プラグインの怖さは数ではなく、1つの設定が全ページに効くところにあると、このとき実感しました。

だから運営者としての基準は「何個か」ではなく、入っている全部について、何をしているか自分で説明できるかです。説明できないものが、最初の見直し候補になります。

WordPressのプラグインを入れすぎると起きる4つのこと

困る場面を4つに分けます。場面が分かると、消す判断も早くなります。

1. 表示が重くなる(ただし原因は一部のプラグイン)

プラグインは、CSSやJavaScriptを足したり、データベースへの問い合わせを増やしたりします。その量はプラグインごとに大きく違います。

数だけを減らすと、軽いものを消して重いものを残す整理になりかねません。

2. プラグイン同士がぶつかって不具合が出る

同じ役割のプラグインを2つ入れると、設定が打ち消し合ったり、表示が二重になったりします。よくあるのは、キャッシュ系や遅延読み込み系を重ねて崩れるケースです。

この手の不具合は、入れた直後より、テーマや本体を更新したときに出やすい傾向があります。

3. セキュリティの入り口が増える

プラグインを1つ増やすことは、他人が書いたコードを1つサイトに置くことでもあります。セキュリティ企業Patchstackのレポート「State of WordPress Security in 2026」では、2025年に新しく報告された脆弱性11,334件のうち、91%がプラグインでした。

使っていないプラグインを置いたままにするのは、使わない裏口を開けておくのと同じです。数字は年ごとに変わりますが、弱点の多くはプラグインから入ってくるという傾向は押さえておいてください。

4. 更新と確認の手間が増える

プラグインが増えるほど、更新の通知も増え、中身を確かめずにまとめて更新しがちになります。

当ブログは記事をREST APIで自動投稿しているので、更新のたびに「投稿が通るか」も気にします。投稿の通り道に関わるものは、少ないほど確認が楽です。

重いプラグインを「数」ではなく「重さ」で見分ける5つのチェック

ここからは実務です。管理画面のプラグイン一覧を開いて、1つずつ次の観点で見ていきます。

パソコンとスマートフォンでサイトの表示速度を確認している様子
チェック見る場所外す候補になる例
1.どこで動くかプラグインの役割全ページのポップアップ
2.機能の重複テーマの設定画面目次が2つ
3.更新の状況公式の配布ページ長く更新が止まっている
4.今も使うか自分のメモ試して放置したもの
5.実際の重さQuery Monitor処理時間が長い

1〜4は管理画面を見るだけで判断でき、5は迷ったときに数字で確かめるチェックです。

チェック1:訪問者のページで動くか、管理画面だけか

お問い合わせフォーム、目次、シェアボタン、ポップアップは訪問者のページで動きます。速度を疑うなら、まずここからです。

チェック2:テーマやほかのプラグインと機能が重なっていないか

目次が2つ、SEO系が2つ入っている例は珍しくありません。多機能なプラグインは、知らないうちに役割がぶつかっていることもあります。

チェック3:更新が止まっていないか

WordPress.orgのプラグインのページには「最終更新」が表示されます。長く更新が止まっているものは、脆弱性が見つかっても直されない可能性があります。

チェック4:今も使っているか

試して合わなかったものや、紹介記事を見て入れたきりのもの。この「惰性で残っている枠」が、いちばん大きい減らしどころです。

チェック5:Query Monitorで実際の重さを見る

無料のQuery Monitorを入れると、ページの生成時間やデータベースへの問い合わせを、プラグインごとに絞って見られます。表示されるのは今開いているページ1回分だけなので、気になるページを何枚か開いて比べます。

調べ終わったら、Query Monitor自体も停止しておきます。

WordPressのプラグインを安全に減らす5つの手順

まとめて削除すると、表示が崩れたときにどれが原因か分からなくなります。

プラグインを減らす順番

  1. STEP 1一覧を書き出す役割を1行で
  2. STEP 2バックアップ戻せる状態にする
  3. STEP 3止める前に測る数字を控える
  4. STEP 41つずつ止めるスマホでも確認
  5. STEP 5削除して固定1役割1つに
まとめて止めず、1つ止めるごとに確かめる
ノートに現在のプラグイン一覧を書き出して整理している様子

手順1:入っているプラグインを一覧で書き出す

プラグイン一覧を開き、名前・役割・訪問者のページで動くかをメモします。役割を1行で書けないものが出てきたら、それが最初の候補です。

手順2:バックアップを取ってから触る

停止や削除は、設定やデータを巻き込むことがあります。レンタルサーバーの自動バックアップから戻せるかを、作業の前に確かめておきます。

手順3:止める前に速度を測って控える

PageSpeed Insightsなどで、トップページとよく読まれる記事を測り、数字をメモします。「止める前」と「1つ止めた後」を2回1組で測るのがコツです。

なお、当ブログでは1つずつ止めて速度を測り比べたことはまだありません。効き目の数字は、自分のサイトで確かめてください。

手順4:1つずつ止めて、スマホでも表示を見る

停止したら、トップ・記事・お問い合わせの各ページをPCとスマホで開き、目次やフォームまで確かめます。

当ブログは、Chrome系の検査だけではiPhone(Safari系)の崩れを見逃した失敗があります。今はiPhoneと同じ表示エンジン(WebKit)で全ページを撮って目で見ているので、iPhoneでの確認も外さないでください。

手順5:問題がなければ削除し、残すものを役割で固定する

数日運用して影響がなければ、停止ではなく削除まで進めます。残ったものはSEO・セキュリティ・バックアップ・フォームのように役割で分け、1つの役割に1つと決めます。

テーマで賄える範囲は、WordPressテーマ SWELL公式のように標準機能を公開しているテーマの一覧と突き合わせると見つけやすくなります。

プラグインの停止と削除の違い|使わないものは消す

停止中のプラグインを並べたままの人は多いですが、停止と削除では残るものが違います。

停止中でも、ファイルはサーバーに残る

停止したプラグインは、ページの表示では動きません。ただしファイルはサーバーに残るので、更新されない古いコードを置いておくことになります。

WordPressの「サイトヘルス」でも、停止中のプラグインの削除を勧める項目が出ることがあります。

削除してもデータベースに設定が残ることがある

削除しても、設定値や独自のテーブルがデータベースに残る場合があります。気になる人は、削除時にデータを消す設定があるかを先に確かめてください。

テーマの標準機能でプラグインを減らす|SWELLの場合

プラグインを減らすいちばん確実な方法は、同じ機能をテーマ側に持たせることです。当ブログのhayamablog.orgもSWELLで動いているので、例としてSWELLを取り上げます。

目次・遅延読み込み・ふきだしはテーマに入っている

SWELLの公式サイトでは、目次の自動生成、画像とスクリプトの遅延読み込み、独自のキャッシュ機能、JSON-LDの自動生成、ふきだし、広告管理が標準機能として案内されています(2026年10月時点)。これらを個別のプラグインで用意している人は、その分だけ枠を減らせます。

SWELL公式が「不要・非推奨」としているプラグイン

SWELL公式は「推奨プラグインと非推奨・不要・注意すべきプラグインについて」というページを公開しています。2026年10月時点の内容から、主なものを抜き出しました。

分類プラグイン例理由
標準機能と重複RTOC(目次)目次は搭載済み
標準機能と重複Lazy Load遅延読み込みを搭載
標準機能と重複Speech bubbleふきだしを搭載
非推奨(高速化系)Autoptimize不具合の可能性
非推奨Elementor
WooCommerce
想定外の使い方
基本不要Classic Editorブロックエディター前提
注意Jetpack機能の重複

表のほか、Flying ScriptsやWP Super Cacheなども名前が挙がっています。公式は「絶対に使ってはいけない」という意味ではないとしつつ、消してよい候補をテーマの作り手が名指ししているので、迷う時間はかなり減ります。

SWELLでも残るプラグインはある

テーマを入れても、プラグインはゼロになりません。SWELL公式は、metaタグを設定するSEO SIMPLE PACKをほぼ必須として案内しており、セキュリティ・バックアップ・お問い合わせフォームのプラグインも推奨に挙げています。

当ブログも記事ごとの説明文はSEO SIMPLE PACKで入れています。テーマは「ゼロにする道具」ではなく、表示まわりの重複をまとめて減らす道具と考えるのが実態に近いです。

テーマの機能でも、書き方しだいで崩れる

当ブログでは、SWELLの内部リンクのブログカードが、URLだけの段落で書いたせいで崩れていました。埋め込みブロック(wp:embed)で書き直して直しています。

図の見た目も、プラグインを足さずに子テーマのstyle.cssで整えました。テーマに寄せたあとも、正しい書き方で使えているかは自分で確かめる必要があります。

無料テーマでもプラグインは減らせる|CocoonとSWELLの違い

公平に、無料テーマの側も見ておきます。

Cocoon(無料)

  • 目次・ふきだし・ブログカード
  • 広告管理・アフィリタグ管理
  • 調べる時間は自分持ち

SWELL(買い切り)

  • 目次・ふきだし・遅延読み込み
  • キャッシュ・広告管理
  • 非推奨プラグインを公開
どちらでも表示まわりのプラグインは減らせる(2026年10月時点の公式案内)

Cocoonも標準機能の範囲は広い

無料テーマのCocoonは、目次、ふきだし、ブログカード、広告管理、アフィリエイトタグの一元管理をテーマ単体で使えると公式サイトで案内しています(2026年10月時点)。減らすだけなら、無料テーマでもかなり達成できます。

なお、当ブログはCocoonでサイトを運営したことはないので、使い心地の比較はしていません。比べたい人はCocoonとSWELLの比較と乗り換えで整理しています。

状況別|プラグインを減らすべき人・今のままでいい人

ここまでをふまえて、状況別に次の一手を整理します。

あなたの状況先にやること
説明できないものがある一覧を書き出して削除
停止中が並んでいる削除まで進める
重い1つが分かっているその1つを差し替える
表示系の重複が多いテーマの機能に寄せる
速度も管理も困っていない今のままで構わない

表の上3行は、お金をかけずに今日できる対策です。テーマの変更は、その後に考えても遅くありません。

減らしたほうがいい人

役割を説明できないプラグインがある人、停止中のものが並んでいる人、機能が重なっている人です。数が10個以下でも、この3つに当てはまるなら整理する価値があります。

今のままでいい人

全部の役割を説明でき、更新も続いていて、速度にも困っていない人です。20個を超えていても、数だけを理由に減らす必要はありません。

バックアップやセキュリティ系を「表示に関係ないから」と外すのは逆効果です。

テーマの乗り換えまで考える人

無料テーマに目次・ふきだし・高速化などのプラグインを重ねて、表示系の重複が多い人です。SWELLは17,600円(税込)の買い切りで、自分が運営するサイトなら複数で使えると案内されています(2026年10月時点)。

ただし、記事が多い状態でテーマを変えると、過去記事の装飾を直す作業が出ます。費用より先にその時間を見積もり、最新の価格はWordPressテーマ SWELL公式で確かめてください。

WordPressのプラグインは何個まで?よくある質問

検索で一緒に調べられている疑問に、運営する側の目線で答えます。

プラグインは何個までなら安全ですか?

決まった安全な個数はありません。個人ブログなら10〜15個前後が管理しやすい目安ですが、安全かどうかは更新が続いているか、重複がないかで決まります。

停止しているプラグインも重くなりますか?

停止中のプラグインは、ページの表示では動きません。ただしファイルはサーバーに残るので、使わないなら削除まで進めるのが安全です。

プラグインを消したら記事の表示が崩れました

装飾やショートコードをそのプラグインに頼っていたときに起きます。いったん入れ直して表示を戻し、崩れた箇所を書き換えてから改めて削除してください。

サーバーを変えれば解決しますか?

サーバーの性能が上がっても、重いプラグインが軽くなるわけではありません。原因を特定しないまま環境だけ変えると、費用が増えて同じ悩みが残ります。

まとめ|WordPressのプラグインは数より「重い1つ」を見つける

WordPressのプラグインに「何個まで」の正解はなく、10〜20個は見直しを始める目安です。速度を決めるのは数ではなく、全ページで動く重いプラグインがあるかどうかです。

減らすときは、書き出す・バックアップ・測る・1つずつ止める・削除の順で進めます。まずは「何をするものか説明できないプラグイン」に印を付けるところから始めてください。

表示まわりの重複をまとめて減らしたい人は、WordPressテーマ SWELL公式で標準機能を確かめてみてください(価格・仕様は変わる場合があります)。

機能が多くて持て余している人はSWELLは使いこなせない?機能が多すぎて挫折する原因もあわせてどうぞ。テーマの速度の話をさらに詰めたい人は、次の記事も参考にしてください。

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