
SWELLは使いこなせない?機能が多すぎて挫折する原因と最初に覚える7機能

SWELLを入れたのに、機能が多すぎて手が止まっていませんか?
- 専用ブロックとデザインの選択肢が多く、どれを使えばいいのか分からない
- 設定画面が「カスタマイザー」と「SWELL設定」に分かれていて迷子になる
- 17,600円を払ったのに、結局デフォルトのまま使っている
- 買う前だが「自分に使いこなせるのか」が不安で決めきれない
「SWELL 使いこなせない」で検索する人は、買った後で持て余している人と、買う前に不安になっている人の2種類に分かれます。
先に結論を書くと、SWELLは全機能を使う前提で作られていません。実際に記事を書くために必要な機能は、数えるほどしかありません。
この記事では、なぜ「使いこなせない」と感じるのかを原因ごとに分解し、最初に覚えるべき機能だけを絞り込んで紹介します。
この記事で分かること
- 「使いこなせない」と感じる5つの原因(機能の多さは原因の一部でしかない)
- 記事を書くうえで最初に覚えるべき7つの機能
- 当面は触らなくていい機能・後回しでいい設定
- デザインを一気に整えるデモサイト着せ替えの手順と注意点
- SWELLの価格と、使いこなせなくても元が取れるかどうかの考え方(2026年8月時点)
- Cocoon・AFFINGER・SANGO・JIN:Rとの違いと、向いていない人
筆者も複数のサイトを運営しながら書いています。機能の一覧や価格を確認しながら読み進めたい方は、WordPressテーマ SWELL公式を別タブで開いておくと読みやすくなります。
結論|SWELLを使いこなせないのは普通。使う機能は7つで足りる
まず前提を共有します。SWELLの機能をすべて把握して運用している個人ブロガーは、ほとんどいません。


「使いこなせない」の正体は、機能の多さではなく順番
SWELLには公式が独自機能として案内している専用ブロックが10種類以上あり、基本ブロックの独自スタイルまで含めると、紹介記事によって16個・22個と数え方が割れる程度には多機能です。
さらに段落を囲む枠デザインが24種類、見出し2のスタイルが12種類、見出し3が8種類といったように、1つのブロックの中にも選択肢が用意されています。
この全体像をいきなり眺めるから「覚えきれない」と感じるだけで、実際は使う順番を決めれば解決します。
全機能を使う必要はないと公式も想定している
SWELLは初心者から上級者までを対象に作られており、機能はアップデートで追加され続けています。
つまり機能一覧は「引き出しの数」であって、毎回すべてを開ける必要はありません。使わない引き出しがあること自体は、損ではないという考え方です。
それでも「もったいない」と感じるなら判断基準は1つ
元が取れているかどうかは、機能の使用率ではなく記事を書く速度が上がったかで判断します。
装飾に迷う時間が減って、1記事あたりの作業時間が短くなっているなら、その時点で投資は回収に向かっています。
SWELLを使いこなせないと感じる5つの原因
つまずき方にはパターンがあります。自分がどれに当てはまるかを先に特定すると、対処が早くなります。


原因1|ブロックが多すぎて、使うものを決めていない
ブロック一覧を毎回スクロールして探している状態が、いちばん時間を溶かします。
解決策は「この記事ではこの5つしか使わない」と自分でルールを決めることです。装飾の統一感も同時に出るので、サイト全体の見え方が良くなります。
原因2|設定場所が2系統に分かれている
SWELLの設定は、WordPressの「カスタマイザー」と、管理画面の「SWELL設定」に分かれています。
見た目に関わる項目はカスタマイザー、機能のオンオフはSWELL設定という大まかな役割分担を覚えておくと、探す時間が減ります。
原因3|デザインの選択肢が多く、毎回選び直している
見出し2だけで12種類のスタイルがあるため、記事ごとに違うデザインを選んでしまう人がいます。
見出しと枠のスタイルは最初に1回だけ決めて、以後は固定するのが正解です。読者にとっても、統一されたデザインのほうが読みやすくなります。
原因4|デモサイトの着せ替え機能を知らない
SWELLにはデザインを一括で適用できるデモサイトデータが用意されていますが、これを知らずに自力でトップページを組もうとして挫折するケースが多く見られます。
手順は後半でまとめて解説します。慣れている人なら5分程度で終わる作業です。
原因5|検索して出てくるのが「全機能マニュアル」ばかり
「SWELL 使い方」で検索すると、画像を100枚以上使った網羅的な解説記事が上位に並びます。
情報としては親切ですが、初心者がそれを最初から読むと、覚えることの多さに圧倒されてしまいます。必要になった機能だけを都度調べるほうが挫折しません。
まず覚えるべきSWELLの7機能
ここからは、記事を書くうえで実際に出番の多い機能だけを7つに絞って紹介します。この7つを押さえれば、大半の記事は書き切れます。
- 見出しブロックのスタイル固定
- リストブロック(チェックリスト・番号)
- キャプション付きブロック
- ふきだしブロック
- SWELLボタン
- ブログパーツ(共通パーツの使い回し)
- 目次の自動生成
1|見出しブロックのスタイルを最初に固定する
見出し2と見出し3のデザインを決めて、以後は変更しない運用にします。
カスタマイザー側でサイト全体の見出しデザインを指定できるため、記事ごとに個別設定する必要はありません。
2|リストブロックで要点をまとめる
チェックリストや番号付きリストは、記事の要点を視覚的に整理するのに使います。
SWELLのリストブロックには複数のデザインが用意されていますが、実務で使うのは「チェック」と「番号」の2つで十分です。
3|キャプション付きブロックで囲みを作る
「この記事で分かること」「注意点」のような囲み枠を作るブロックです。
記事の冒頭とまとめに1つずつ置くだけで、読者が内容を把握しやすくなります。使い所が決まっているので迷いません。
4|ふきだしブロックで会話を挟む
長い解説の途中に読者の疑問を代弁するふきだしを置くと、離脱を抑えられます。
アイコンは事前に2〜3個だけ登録しておき、毎回同じものを使い回す運用が楽です。
5|SWELLボタンでリンクを目立たせる
通常のテキストリンクではクリックされにくい箇所に、ボタン形式のリンクを設置します。
色や形は複数選べますが、サイト内で使うボタンの色は1色に統一したほうがクリック率は安定します。
6|ブログパーツで共通パーツを使い回す
よく使う文章や関連記事のまとまりを1箇所で管理し、複数記事に呼び出せる機能です。
アフィリエイトの紹介文などを登録しておくと、リンク差し替えのたびに全記事を編集する手間がなくなります。
7|目次は最初に1回設定するだけ
SWELLは目次を自動生成できるため、プラグインを別途入れる必要がありません。
表示位置と階層を最初に決めておけば、以後は記事側で何もしなくても目次が付きます。
当面は触らなくていい機能
逆に、初期段階では手を出さなくていい機能もあります。ここを切り分けられると、覚える量が一気に減ります。
トップページの複雑なレイアウト
記事数が10本もない段階で、トップページを凝った構成にする意味はほとんどありません。
読者はほぼ検索から個別記事に直接入ってくるため、トップページの作り込みは記事が増えてからで間に合います。
広告タグ管理・CTR計測などの収益系機能
SWELLには広告タグを管理し、クリック率を計測する機能が備わっています。
ただし計測できるほどのアクセスが集まる前に設定しても、数字が動かず判断材料になりません。月間で数百PVを超えてから触れば十分です。
細かいCSSカスタマイズ
SWELLはコードを書かなくても形になるテーマなので、CSSを追加する前に標準設定で足りないかを確認します。
追加CSSはアップデート時の不具合の原因になりやすく、初心者が最初に触る場所ではありません。
デザインを一気に整える手順(デモサイト着せ替え)
「見た目がしっくりこない」という理由で止まっている場合は、公式のデモサイトデータを適用するのが最短です。手順を1つずつ見ていきます。


手順1|現在の設定をバックアップする
先に今の設定を書き出しておきます。すでに色などを調整している場合、着せ替えを適用するとそれまでの設定が上書きされて消えることがあります。
この工程を飛ばすと元に戻せなくなるため、必ず最初に行ってください。
手順2|専用プラグインを入れる
着せ替えデータの読み込みには「Customizer Export/Import」というプラグインを使います。
インストールして有効化するだけで、カスタマイザー内に読み込み用のメニューが追加されます。
手順3|デモサイトデータを読み込む
公式から配布されているZIPファイルをダウンロードし、解凍してから読み込みます。
操作に慣れている人であれば、ここまでの作業は5分程度で終わります。
手順4|自分の情報に差し替える
着せ替え直後は、フッターのコピーライト表記・SNSアカウント・ボタンやバナーのリンク先が配布元のままになっています。
ここを自分のものに直さないと、公式サイトや制作者のアカウントへリンクしたまま公開されてしまいます。着せ替え後に必ず確認する箇所です。
デモサイトの種類や最新の配布内容は公式で確認できます。購入前に完成イメージを見ておきたい方はWordPressテーマ SWELL公式のデモ一覧が参考になります。
SWELLの料金と、使いこなせなくても元が取れるかの計算
機能を持て余していると「無駄な買い物だったのでは」と感じます。ここは金額で考えると整理しやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 価格 | 17,600円(税込)・買い切り |
| 支払い方法 | クレジットカード(VISA / Master / AMEX / JCB)のみ・銀行振込は非対応 |
| アップデート | 無料 |
| 複数サイト利用 | 可(100%GPLのため制限なし) |
| サポート | ユーザー限定フォーラム(すべての質問に回答が付くわけではない) |
月あたりに換算すると判断しやすい
17,600円の買い切りを3年使うと、月あたり約489円です。サブスク型のテーマと違い、使い続けるほど1か月あたりの負担は下がっていきます。
複数サイトに使い回せるため、2サイト目を作った時点で実質的な単価はさらに下がります。
元が取れているかは「作業時間」で測る
機能をいくつ使ったかではなく、装飾や設定にかけていた時間がどれだけ減ったかで判断します。
1記事あたり30分短縮できているなら、月8本書く人で月4時間の削減になります。この観点なら、7機能しか使っていなくても回収は成立します。
価格そのものの判断については、こちらで詳しく整理しています。
SWELLは高い?元が取れる人・やめたほうがいい人とSANGO比較
SWELLの正直なデメリット
機能の多さ以外にも、事前に知っておいたほうがいい弱点があります。ここを承知したうえで選ぶかどうかが分かれ目です。
デザインの自由度には上限がある
SWELLは「設定だけで整う」代わりに、レイアウトの自由度は無制限ではありません。
テキストの上にテキストを重ねる、セクションの区切り部分に文字を入れるといった凝った表現は、標準機能だけでは実現できないという指摘があります。
利用者が多くデザインが被りやすい
著名なブロガーの採用例が多いため、初期設定のまま使うと他サイトと似た見た目になりやすい傾向があります。
配色とアイキャッチの作り方を変えるだけでも印象は変わるので、ここは工夫で対処できる範囲です。
サポートは個別対応ではなくフォーラム形式
購入者向けのフォーラムは用意されていますが、公式サイトにも記載があるとおり、すべての質問に回答が付くわけではありません。
手取り足取り教えてもらえる前提で買うと、期待とずれる可能性があります。
SWELLの機能に関するリアルな口コミ・評判
レビュー記事や利用者の声を見ると、評価は「操作性は高いが最初は情報量に圧倒される」という方向で一致しています。
良い評価として多い声
最も多いのは、ブロックエディタでの執筆が快適になったという内容です。設定項目が多い他の有料テーマと比べて、記事を書く動作そのものが軽いという評価が目立ちます。
また買い切りで複数サイトに使える点、アップデートが継続している点を評価する声も多く見られます。
悪い評価として多い声
価格面では、収益が出ていない開始直後に17,600円は重いという声が一定数あります。
機能面では「多機能すぎて全部は把握できない」「機能名が分からず探せない」という内容が中心で、機能が足りないという不満はあまり見かけません。
実際の詰まり方として多いのは、使いたい装飾の呼び名が分からず、ブロック一覧を毎回スクロールして探すという形です。
この種の悩みは機能の欠陥ではなく、使う機能を決めていないことから生じます。冒頭で7つに絞ることを勧めているのはこのためです。
口コミの読み方の注意点
SWELLのレビュー記事は紹介報酬が発生するものも多く、評価が高めに寄りやすい構造になっています。
デメリットを具体的に書いているかどうかを基準に、複数の記事を見比べるのが安全です。
SWELLと他テーマの比較
「使いこなせない」という悩みは、他のテーマに変えれば解決するとは限りません。それぞれの性格を比べておきます。
| テーマ | 価格(税込) | 設定の性格 |
|---|---|---|
| SWELL | 17,600円 | 設定項目は多いが、初期状態でも形になる |
| Cocoon | 無料 | 項目が非常に多く、自分で調整する前提 |
| AFFINGER | 14,800円 | カスタマイズ性重視で設定項目が多い |
| SANGO | 14,800円 | デザインの方向性が決まっており迷いにくい |
| JIN:R | 19,800円 | デザイン重視・着せ替え前提の作り |
乗り換えても「覚える量」は減らない
有料テーマはどれも多機能で、設定項目の数だけを見ればSWELLが突出して多いわけではありません。
むしろAFFINGERのように細かく調整できるテーマのほうが、初心者には項目が多く感じられる場合があります。
テーマ変更にはコストがかかる
テーマを変えると装飾の書き直しやレイアウト崩れの修正が発生し、記事数が多いほど作業量が増えます。
使いこなせないという理由だけで乗り換えるのは、費用と時間の両面で割に合わないことが多い判断です。
SWELLへ移るなら乗り換えサポートプラグインを使う
それでも移行する場合は、公式が配布している乗り換えサポートプラグインを使います。Cocoon・JIN・SANGO・STORK・THE THOR・AFFINGER5からの移行に対応しています。
旧テーマ独自の装飾がある程度そのまま表示されるため、全記事を手作業で直す必要はありません。ただし対応外のテーマから移る場合は、この恩恵を受けられない点に注意が必要です。
具体的な比較はこちらでも扱っています。
SWELLとAFFINGER7を比較|価格差が逆転する理由と向いている人の違い
SWELLが向いている人・向いていない人
最後に、機能の多さをふまえたうえでの向き不向きを整理します。ここが購入判断の分かれ目になります。
SWELLが向いている人
設定に時間をかけず、記事を書くことに集中したい人に向いています。初期状態でも見栄えが整うため、デザインを詰める工程を省けます。
また複数サイトを運営する予定がある人は、買い切りで使い回せる分だけ実質単価が下がります。
SWELLをおすすめしない人
レイアウトを細部まで自分で組み上げたい人には、自由度の面で物足りない可能性があります。
またまだ1記事も書いていない段階の人は、先に数記事書いてからでも遅くありません。テーマを買っても、書く習慣がなければ回収できないためです。
現在の機能や価格を確認したうえで判断したい方は、WordPressテーマ SWELL公式で最新情報を確認してください。
よくある質問
「使いこなせない」と感じている方から出やすい疑問をまとめました。購入前の不安にも触れています。
機能を全部使わないと損ですか?
損にはなりません。作業時間が短縮できているかどうかが判断基準で、使用した機能の数は関係ありません。
パソコンが苦手でも設定できますか?
基本的な設定は管理画面のオンオフとカスタマイザーの操作で完結し、コードを書く必要はありません。
ただしデモサイトの着せ替えではZIPファイルの解凍やプラグインの導入が必要になるため、その工程だけは解説記事を見ながら進めるのが確実です。
買った後に返金してもらえますか?
公式の販売ページには返金に関する記載が見当たりません。デジタル商品のため、購入前に仕様を確認しておくことをおすすめします。
今使っているテーマから乗り換えても大丈夫ですか?
他テーマからの移行用に「乗り換えサポートプラグイン」が用意されており、Cocoon・JIN・SANGO・STORK・THE THOR・AFFINGER5に対応しています。
これを使うと旧テーマ独自のショートコードなどをある程度引き継げるため、過去記事を全部書き直す事態は避けられます。
ただし独自の装飾を多用している場合は表示崩れが起きるため、記事数が多いほど確認作業は増えます。
分からないことがあったらどこで聞けますか?
購入者向けのフォーラムが用意されていますが、すべての質問に回答が付くわけではありません。個別サポートを期待しすぎないほうが無難です。
まとめ|使う機能を絞れば、SWELLは持て余さずに使える
SWELLを使いこなせないと感じるのは、機能が多いからではなく、使う順番が決まっていないことが原因です。
見出し・リスト・囲み・ふきだし・ボタン・ブログパーツ・目次の7つを押さえれば、記事の執筆で困る場面はほとんどなくなります。
トップページの作り込みや広告タグの計測は、記事数とアクセスが増えてからで間に合います。
一方で、レイアウトを細かく作り込みたい人や、まだ1記事も書いていない段階の人には急ぐ理由がありません。全機能を使うことではなく、書く時間を確保することが目的だと考えると判断を誤りません。
価格や機能の最新情報はWordPressテーマ SWELL公式で確認できます。本記事の価格・仕様は2026年8月時点のもので、変更される場合があります。
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