オンライン英会話で疲れるのはなぜ?1回25分でぐったりする原因と疲れない受け方4ステップ

オンライン英会話で頭が真っ白になり戸惑いながらスマホを見る女性

こんなことで悩んでいませんか?

  • オンライン英会話が1回25分なのにぐったり疲れる
  • レッスン後はしばらく何もできなくなる
  • 疲れるせいで次の予約が億劫になってきた
  • 自分だけこんなに疲れるのかと不安になる

たった25分なのに、終わった瞬間にソファへ倒れ込みたくなる。その疲れは、あなたの体力や根性の問題ではありません。

この記事では、オンライン英会話で疲れる仕組みを分解したうえで、同じ25分でも疲れにくくなる受け方を4ステップで具体的に説明します。

この記事を読むと分かること

  • オンライン英会話で疲れる3つの原因
  • 疲れる受け方と疲れにくい受け方の違い
  • 疲れないオンライン英会話の受け方4ステップ
  • 疲れを長引かせるよくあるつまずきと回避策
目次

オンライン英会話で疲れるのはなぜ?ぐったりする3つの原因

オンライン英会話のレッスンを受けて疲れを感じている社会人

オンライン英会話で疲れるのは、25分の中に普段の会話の何倍もの作業が詰め込まれているからです。体はほとんど動いていなくても、頭は休みなく働いています。

疲れの原因は大きく3つに分けられます。まず全体を見てから、1つずつ説明します。

  • 日本語を抑えながら英語を組み立てている
  • 聞き取りと返答を同時にこなしている
  • 画面越しの緊張が25分ずっと続いている
オンライン英会話で疲れる3つの原因 1 日本語を抑えて英語を組み立てる 頭の中で2つの言語を同時に操作している 2 聞き取りと返答を同時にこなす 相手の話を聞きながら次の一文を考える 3 画面越しの緊張が続く 表情が読みにくく気を張ったままになる
疲れの正体は体力ではなく、頭の中の同時作業の多さ

原因1:日本語を抑えながら英語を組み立てている

英語が得意でないうちは、頭に浮かぶのはまず日本語です。その日本語を横に押しのけて、英語の単語を探し、語順を並べ替えています。

この「押しのける」作業そのものが、実はかなりのエネルギーを使います。話していない時間も、頭の中では日本語と英語が綱引きをしている状態です。

出典・根拠:デイヴィッド・W・グリーン「抑制制御モデル(Inhibitory Control Model)」(1998)— 2つの言語を使う人は、使わない側の言語を抑制しながら話しており、その切り替えと抑制に認知的な負荷がかかるとするモデル。

原因2:聞き取りと返答を同時にこなしている

日本語の会話なら、相手の話はほぼ自動で理解できます。ところが英語だと、聞き取りだけで頭の容量の大半を使ってしまいます。

そのうえ、講師の質問が終わった瞬間に返事を求められます。聞きながら次の一文を準備するという二重作業が、25分間ほぼ途切れずに続くわけです。

原因3:画面越しの緊張が25分ずっと続いている

オンライン英会話は、対面よりも相手の表情や間合いが読みにくい環境です。通じたのか、変な顔をされていないか、無意識に気を張り続けています。

さらに自分の顔が画面に映っていると、見られている感覚が抜けません。疲れの一部は英語ではなく、この緊張の持続から来ています。

ハヤマ

私も始めたばかりの頃は、レッスン後に30分ほど横にならないと動けませんでした。英語力より先に、この3つの負荷を減らすと楽になります。

オンライン英会話で疲れる人・疲れにくい人の違い

オンライン英会話で疲れる理由を考えている女性

同じ25分のレッスンでも、終わったあと平気な人と、ぐったり疲れる人がいます。差を生んでいるのは英語力よりも、レッスンの受け方です。

ここでは、私が10社以上の無料体験と数百回のレッスンで見えてきた違いを、2つのタイプに分けて説明します。

オンライン英会話で疲れる人の受け方

疲れる人に共通するのは、毎回ぶっつけ本番でレッスンに入ることです。話す内容をその場で一から考えるので、原因1と原因2の負荷がまるごとかかります。

また、教材が自分のレベルより少し難しいことも多いです。「頑張れば分かる」レベルを25分続けるのは、思っている以上に消耗します。

オンライン英会話で疲れにくい人の受け方

疲れにくい人は、レッスン前に最初の数文をある程度決めています。その場で考える量が減るぶん、頭に余裕が残ります。

そして、分からないときの逃げ道を持っています。聞き返しのフレーズや「少し考えさせて」の一言があるだけで、沈黙への焦りが消え、緊張が一段下がります。

つまり、疲れにくさは才能ではなく準備と型で作れます。次の章で、その型を4ステップに分けて説明します。

オンライン英会話で疲れない受け方4ステップ

オンライン英会話で疲れないためにレッスン前に準備するノート

ここからは、オンライン英会話で疲れる状態を減らす具体的な手順です。レッスンの「前・中・後」に分けて、負荷を少しずつ削っていきます。

全部を一度にやる必要はありません。まずはステップ1だけでも、疲れ方がはっきり変わります。

疲れない受け方4ステップ STEP 1最初の3文前日に用意 STEP 2教材を下げる8割分かる難度 STEP 3逃げ道の型聞き返し2つ STEP 43分の回復画面から離れる
レッスンの前・中・後で負荷を少しずつ削る

ステップ1:レッスン前に「最初の3文」だけ用意する

最初にやるのは、レッスン冒頭で話す3文を前日のうちにメモしておくことです。「今日あったこと」「最近ハマっていること」「週末の予定」のどれかで十分です。

たとえば「I had a long meeting today. It was tiring. So I’m a little sleepy now.」のような簡単な文で構いません。冒頭の数分をスムーズに乗り切れると、その後の緊張がぐっと下がります。

ポイントは、完璧な英文を作らないことです。準備に30分かけると、それ自体が新しい疲れになるので、5分で書ける範囲にとどめてください。

ステップ2:教材の難しさを1段下げる

オンライン英会話で毎回疲れるなら、教材が合っていない可能性があります。目安は、教材の英文を読んで8割ほど意味が分かるレベルです。

「少し難しいほうが伸びる」と考えがちですが、疲れてレッスンを休むようになれば元も子もありません。1段下のレベルで「話せた」回数を増やすほうが、結果的に続きます。

教材の選択肢が多いスクールだと、この微調整がしやすくなります。たとえばDMM英会話公式サイトでは、レベル別・目的別に教材が細かく分かれているので、自分に合う難度を探しやすいです。

ステップ3:レッスン中の「逃げ道」の型を2つ持つ

レッスン中にいちばん消耗するのは、分からないのに分かったふりをして、必死に話を合わせる時間です。これを防ぐために、逃げ道のフレーズを2つだけ決めておきます。

  • Could you say that again more slowly?(もう一度ゆっくり)
  • Let me think for a moment.(少し考えさせて)

この2つを付箋に書いて画面の横に貼っておくだけで、沈黙が怖くなくなります。講師にとっても、黙り込まれるより言ってもらえるほうがずっと助かります。

顔が映っていることが緊張の原因なら、自分の映像を非表示にするだけでも楽になります。慣れるまではカメラオフで受けられるサービスを選ぶのも一つの手です。

ステップ4:終わった直後に3分の回復時間をとる

レッスンが終わったら、すぐにスマホやSNSを開かないでください。代わりに、今日言えなかった一文をメモに1行だけ書き、画面から離れます。

そのあと窓の外を眺めたり、ベランダで外の空気を吸ったりして3分過ごします。画面から目を離して、何も考えなくていい時間をはさむのが回復の近道です。

出典・根拠:スティーブン・カプラン「注意回復理論(Attention Restoration Theory)」(1995)— 意識して集中し続けることで消耗した注意力は、自然の風景など努力を要さない対象に触れることで回復するとする理論。

ハヤマ

この3分を入れてから、レッスン後に寝込むことがなくなりました。メモの1行は、次のレッスンの「最初の3文」にそのまま使えます。

オンライン英会話の疲れを長引かせるつまずきと回避策

オンライン英会話の疲れを減らすために学習ペースを見直す手元

4ステップを試しても疲れが抜けないときは、受け方以外のところでつまずいていることが多いです。よくあるパターンを3つ挙げておきます。

どれも「真面目な人ほど陥りやすい」ものなので、当てはまっても落ち込まなくて大丈夫です。

つまずき1:疲れているのに毎日受けて疲労をためる

「毎日やらないと意味がない」と思い込み、疲れたままレッスンを重ねるパターンです。疲れた頭で受けたレッスンは身につきにくく、疲労だけがたまっていきます。

回避策は、疲れた日は受けないと最初から決めておくことです。回数を気にせず調子に合わせて量を変えたいなら、レッスン受け放題のネイティブキャンプ公式サイトのように、元気な日に多めに受けられる仕組みのほうが気持ちが楽になります。

毎日の受講そのものがきついと感じている人は、こちらの記事も参考にしてください。

オンライン英会話が毎日きついときの対処法

つまずき2:毎回ちがう講師を選んで緊張がリセットされる

毎回新しい講師を選ぶと、そのたびに自己紹介から始まり、相手の話し方に慣れるところからやり直しになります。原因3の緊張が、毎回ゼロから積み上がる状態です。

疲れを減らしたい時期は、話しやすい講師を2〜3人に絞ってください。相手の英語のクセに慣れるだけで、聞き取りの負荷が目に見えて下がります。

つまずき3:疲れる時間帯に予約を入れている

仕事終わりの22時や、家事を終えた直後にレッスンを入れていないでしょうか。すでに頭が疲れている時間帯に、いちばん頭を使う作業を重ねると消耗は倍になります。

一度、朝や昼休みなど頭がすっきりしている時間に受けてみてください。同じ内容でも疲れ方がまるで違うことに驚くはずです。

オンライン英会話で疲れない準備チェックリスト

オンライン英会話で疲れないための準備をチェックするメモ

ここまでの内容を、レッスン前に確認できるチェックリストにまとめました。全部そろっていなくても、3つ当てはまれば疲れ方はかなり変わります。

スマホのメモに保存しておき、予約を入れるときに見返すのがおすすめです。

  1. 冒頭で話す3文をメモしてある
  2. 教材は8割分かるレベルにしてある
  3. 聞き返しフレーズを画面の横に貼ってある
  4. 話しやすい講師を2〜3人に絞ってある
  5. 頭がすっきりしている時間帯に予約してある
  6. 終わった後の3分を空けてある

チェックがほとんど付かない場合は、ステップ1とステップ4の2つから始めてください。前後の負荷を減らすだけで、レッスン中の余裕が生まれます。

オンライン英会話が疲れるときのよくある質問

疲れずにオンライン英会話のレッスンを楽しむ女性

最後に、オンライン英会話で疲れる人からよく聞かれる質問に答えます。同じ不安を持っている人は多いので、参考にしてください。

オンライン英会話で疲れるのはいつまで続きますか?

個人差はありますが、私の場合は受け方を変えてから1〜2ヶ月ほどで、レッスン後に寝込むことはなくなりました。講師や教材の形式に慣れるにつれて、緊張の負荷が先に下がっていきます。

一方で、日本語を抑えて英語を組み立てる負荷は、英語力が伸びるにつれてゆっくり減っていくものです。疲れることは、頭がちゃんと働いている証拠と考えてください。

疲れるなら25分より短いレッスンのほうがいいですか?

短いレッスンが選べるなら、慣れるまで使うのは良い選択です。ただ、25分でも前後の準備と回復を入れれば、多くの人は十分こなせるようになります。

先にレッスン時間を削るより、この記事の4ステップで負荷を減らすほうをおすすめします。時間を削ると、話す量そのものも減ってしまうからです。

疲れてやる気が出ない日は休んでもいいですか?

休んで大丈夫です。無理に受けて「オンライン英会話=疲れるもの」という印象が強まるほうが、長い目で見て損をします。

休んだ日は、次回の「最初の3文」を1行だけ書いておくと、学習とのつながりが切れません。それだけでも立派な前進です。

レッスン中に頭が真っ白になって余計に疲れる人は、こちらの記事も役に立ちます。

オンライン英会話で頭が真っ白になるときの対処法

まとめ:オンライン英会話で疲れるのは受け方で変えられる

オンライン英会話で疲れるのは、日本語を抑えて英語を組み立て、聞きながら返答を考え、画面越しに緊張し続けるという3つの負荷が重なっているからです。あなたの体力や才能の問題ではありません。

だからこそ、受け方を変えれば同じ25分でも疲れ方は変わります。まずは次のレッスンの「最初の3文」をメモするところから始めてみてください。

  • 最初の3文を用意して冒頭の負荷を下げる
  • 教材は8割分かるレベルにする
  • 聞き返しの逃げ道を2つ持つ
  • 終わった直後に3分画面から離れる

教材を選び直したい人はDMM英会話の無料体験で、自分に合うレベルの教材を試してみるのも一つの方法です。疲れない受け方が身につけば、オンライン英会話はぐっと続けやすくなります。

この記事を書いた人:佐藤みなと(英会話コンパス編集長)
30歳まで英語ゼロの元・国内営業で、オンライン英会話でやり直し10社以上を無料体験。自分がつまずいた経験をもとに、英語学習の悩みを解決する記事を書いています。

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