DMM英会話デイリーニュースの使い方|難しいと感じる人のレベル別・目的別の進め方

ノートに英語のメモを書き込む女性

こんなことで悩んでいませんか?

  • DMM英会話のデイリーニュースを開いたら、単語が難しすぎて閉じた
  • 使い方が分からないまま、講師に読まされて終わる25分になっている
  • 予習にどれくらい時間をかければいいのか分からない
  • ニュースの内容に興味が持てず、話すことが出てこない
  • 初心者の自分がデイリーニュースを使っていいのか不安

DMM英会話のデイリーニュースは人気の教材ですが、開いた瞬間に「無理だ」と感じた人はかなり多いはずです。私も最初の数回は、記事を音読しただけで25分が終わっていました。

ただ、これは英語力が足りないせいではありませんでした。デイリーニュースの使い方が、自分のレベルと目的に合っていなかっただけです。

この記事を読むと分かること

  • デイリーニュースが難しく感じる3つの理由
  • レベル別の記事の選び方(挫折しない基準)
  • 5分で終わる予習の型と、レッスン中の進め方
  • 目的別のデイリーニュース活用法(比較表)
  • それでも合わないときの教材の切り替え方
目次

DMM英会話のデイリーニュースで挫折した私の失敗談

DMM英会話のデイリーニュースを使うために積まれた英語教材と本

まず、私がどう失敗したかを正直に書きます。同じ入り口に立っている人ほど、原因が自分のことのように分かるはずです。

DMM英会話を始めて3週間目、「教材が豊富」という評判につられてデイリーニュースを選びました。結果は、25分間ほぼ音読だけで終わる悲惨なレッスンでした。

初回:知らない単語だらけで音読マシンになった

最初に選んだのは、その日いちばん上に出ていた国際政治の記事でした。ボキャブラリー欄の6語のうち、知っていたのは1語だけです。

記事を1文ずつ読み、講師が発音を直し、また読む。ディスカッションの質問にたどり着いたのは残り3分で、答えられたのは「I think it’s difficult.」の一言だけでした。

ハヤマ

正直、この日は「デイリーニュースは上級者向けなんだ」と決めつけて、そのまま2週間避けていました。

転機:記事の選び方と予習を変えたら回り始めた

変えたのは英語力ではなく、記事の選び方と予習の型の2つだけです。難しい記事をやめ、自分がすでに日本語で内容を知っているニュースを選ぶようにしました。

さらに、予習を「全訳」から「単語3つ+言いたいこと1つ」に減らしました。それだけで、ディスカッションで3〜4往復できるようになったのです。

デイリーニュースが難しいと感じる3つの理由

DMM英会話のデイリーニュースが難しいと感じて悩む学習者

失敗を振り返ると、デイリーニュースが難しく感じる理由は3つに整理できました。どれも英語力そのものではなく、使い方の設計ミスです。

  • 理由①:教材のレベル設定を見ずに記事を選んでいる
  • 理由②:背景知識がゼロのニュースを読もうとしている
  • 理由③:予習で「読む」を終わらせていない

理由①:デイリーニュースのレベル設定を見ていない

DMM英会話の教材にはレベル1〜10の目安が設定されていて、デイリーニュースは中級以上を想定した教材に位置づけられています。つまり、初心者が最初に手を出すと難しくて当然の設計です。

それでも初心者が使えないわけではありません。記事ごとに難易度の幅があるので、選び方で調整できます。

理由②:内容を知らないニュースを英語で読もうとしている

英文が読めない原因は語彙だけではありません。その話題についての前提知識がないと、単語が分かっても内容がつかめないのです。

逆に、日本語のニュースで見た出来事なら、多少単語が抜けても意味を補いながら読めます。これは記憶研究で古くから知られている働きです。

出典・根拠:フレデリック・バートレット「スキーマ理論」(1932)— 人は既に持っている知識の枠組み(スキーマ)に当てはめて文章を理解・記憶するため、背景知識があるほど内容の理解と保持が進むとする考え方。

理由③:予習が「日本語訳を作る作業」になっている

まじめな人ほど、予習で記事を全訳しようとします。しかし全訳しても、レッスンで話せるようにはなりません。

デイリーニュースの本番はディスカッションです。予習の目的は「訳すこと」ではなく「使う言葉を仕込むこと」だと切り替える必要があります。

DMM英会話デイリーニュースの使い方①|レベル別の記事の選び方

DMM英会話デイリーニュースのレベル別の記事の選び方をイメージするアルファベットの積み木

デイリーニュースの使い方で最初に決めるべきは、教材そのものではなくどの記事を選ぶかです。ここを外すと、あとの工夫が全部効かなくなります。

私が使っている基準はシンプルで、次の3つだけです。

  • ボキャブラリー欄で「知らない語が半分以下」の記事を選ぶ
  • 日本語ニュースで見た出来事を優先する
  • 興味のないジャンルは、上位表示でも飛ばす

初心者は「知らない単語が半分以下」を目安にする

デイリーニュースの各記事には、冒頭にボキャブラリー欄があります。ここを先に見て、知らない語が半分を超える記事は開かないと決めてください。

この一手間だけで、レッスンが「読解の時間」から「話す時間」に変わります。難しい記事は、レベルが上がってから戻ってくれば十分です。

ジャンルは「自分が日本語でも語れる話題」に寄せる

健康、食べ物、働き方、テクノロジーなど、日常に近いジャンルはディスカッションで意見が出やすくなります。国際政治や経済統計は、日本語でも意見が出にくいので後回しで構いません。

「英語が難しい」のではなく「話題が難しい」ケースは想像以上に多いです。教材を疑う前に、話題を疑ってみてください。

教材が合わないうちは初心者向け教材と併用する

DMM英会話には、デイリーニュース以外にも会話フレーズや文法などの教材が無料で用意されています。デイリーニュースを週1〜2回にして、残りは初心者向け教材で土台を作る使い方が現実的です。

教材の一覧とレベル表記はDMM英会話公式サイトで確認できます。ログイン前でも教材ページは見られるので、始める前に自分に合う記事があるかを覗いておくと失敗しません。

ハヤマ

私は「デイリーニュースは週2回まで」と決めてから、ようやく続くようになりました。

DMM英会話デイリーニュースの使い方②|5分で終わる予習の型

DMM英会話デイリーニュースの予習をノートに書き込む手元

デイリーニュースは予習の効果がはっきり出る教材です。ただし、全訳する必要はまったくありません。

私がやっているのは、次の3ステップだけです。慣れれば5分で終わります

  1. ボキャブラリー欄を声に出して1回読む(意味は日本語でOK)
  2. 記事を1回だけ通読し、内容を日本語で一言にまとめる
  3. ディスカッションの質問を見て、答えを英語で1文だけ用意する

ステップ1:ボキャブラリーは「覚える」より「見ておく」

予習の段階で単語を完璧に覚える必要はありません。一度見ておくだけで、レッスン中に耳が拾えるようになります

この「事前に見ておくと、その語に気づけるようになる」働きは、第二言語習得の研究でも指摘されています。

出典・根拠:リチャード・シュミット「気づき仮説(Noticing Hypothesis)」(1990)— 学習者が言語形式に意識的に気づくことが、インプットを実際の習得へ結びつける条件になるとする仮説。

ステップ2:記事は訳さず「一言まとめ」で通す

記事は1回通して読み、「要するに何の話か」を日本語で一言にします。「AI企業が新しい規制に反対している話」くらいの粗さで十分です。

この一言があると、レッスン中に迷子になりません。分からない文があっても、全体の流れで戻ってこられます。

ステップ3:ディスカッションの答えを1文だけ仕込む

デイリーニュースには、記事の後にディスカッションの質問が並んでいます。そのうち1問でいいので、英語で答えを1文だけ作っておきます。

「In my case, I usually check the news on my phone in the morning.」のような短文で構いません。1文あるかないかで、口の動き出しがまったく変わります

予習のやり方そのものをもっと詳しく整えたい人は、こちらも合わせて読んでみてください。

https://hayamablog.org/english/online-english-preparation

DMM英会話デイリーニュースの使い方③|レッスン中の25分の配分

DMM英会話デイリーニュースのレッスンを受けるパソコンとノートのデスク

デイリーニュースは、教材どおりに進めると音読と読解に時間を取られがちです。25分の配分を自分で決めておくと、話す時間を確保できます。

私が講師に最初に伝えている配分は、次のとおりです。

  • ボキャブラリー:3分(発音チェックだけ)
  • 記事の音読:5分(段落を絞って読む)
  • 質問とディスカッション:15分(ここが本番)
  • まとめと訂正の確認:2分

冒頭30秒で「ディスカッション中心で」と伝える

講師は、こちらが何も言わなければ教材の順番どおりに進めます。だからレッスン冒頭で希望を伝えるのがいちばん早いです。

「Could we spend more time on the discussion part today?」の一言で、その日の中身が変わります。

音読は「全文」ではなく「1〜2段落」に絞る

記事を全文読むと、それだけで10分近く消えます。音読は1〜2段落で切り上げると割り切ってください。

読む練習は自分ひとりでもできます。講師がいる25分は、返してもらえる時間に使うほうが得です。

言えなかった一言はその場でチャットに残してもらう

ディスカッションで詰まったら、日本語混じりでも構わないので「言いたかったこと」を伝えます。講師が英語に直してチャットへ書いてくれます。

この回収が、デイリーニュースをいちばん資産にしてくれる工程です。単語が出てこない場面の切り抜け方は、こちらでも詳しくまとめています。

https://hayamablog.org/english/online-english-vocabulary

目的別|デイリーニュースの使い方タイプ診断

目的別にDMM英会話デイリーニュースの使い方を選ぶための勉強道具

同じデイリーニュースでも、目的によって正解の使い方は変わります。自分がどのタイプかを決めてから受けると、迷いがなくなります。

下の表で、いちばん近いものを1つだけ選んでください。

タイプこんな人デイリーニュースの使い方1回の予習時間
語彙を増やしたい型言いたい単語が出てこないボキャブラリー欄の語を必ず自分の文で1回使う5分
意見を言えるようになりたい型質問に一言しか返せない音読を削り、ディスカッションを15分以上に5分
読解スピードを上げたい型資格試験・仕事で英文を読む予習で時間を計って通読し、レッスンで確認10分
とりあえず慣れたい型まだレベル的に不安週1回だけ。他は初心者向け教材3分

タイプが決まれば「うまくいったか」の基準も決まる

目的が曖昧だと、レッスン後に「なんとなくダメだった」で終わります。語彙型なら「新しい語を3つ自分の口で使えたか」、意見型なら「3往復以上できたか」で判定してください。

DMM英会話は無料体験レッスンが用意されているので、本契約の前にこの型で1回試してみるのがおすすめです。教材と講師の雰囲気はDMM英会話の公式ページから確認できます(料金や体験回数などの条件は変わることがあるため、最新情報は公式でご確認ください)。

ハヤマ

私はタイプを「意見を言えるようになりたい型」に固定した月から、いちばん手応えがありました。

それでもデイリーニュースが合わないときの選択肢

ここまでやっても合わないことはあります。そのときは、教材を変えるほうが早いです。

デイリーニュースは目的ではなく手段なので、合わない教材にしがみつく必要はまったくありません。

選択肢1:会話フレーズ系の教材に戻す

ニュースの話題そのものが苦しいなら、日常会話やフレーズ系の教材に戻します。3ヶ月後にデイリーニュースへ戻ると、驚くほど読めるようになっていることがあります。

順番を守るだけで、同じ教材が別物になります。

選択肢2:日本語で相談できるサービスを併用する

「今の自分にどの教材が合うのか」が分からない状態が続くなら、日本語で相談できる環境を持つのが近道です。たとえばレアジョブ英会話のように日本人カウンセラーへ学習相談ができるサービスなら、レベルと教材のズレを客観的に指摘してもらえます。

教材選びで消耗するくらいなら、人に決めてもらうほうが結果的に早いです。

デイリーニュースの使い方に関するよくある質問

最後に、デイリーニュースの使い方でよく聞かれる3つの疑問に答えます。どれも私自身が最初につまずいた点です。

Q. 予習なしでデイリーニュースを受けてもいいですか?

受けても問題ありませんが、その場合は音読と読解で時間が埋まりやすくなります。予習ゼロで受けるなら、記事のレベルをいつもより1段下げてください。

Q. 同じ記事を2回受けるのは効率が悪いですか?

むしろ効果的です。1回目で言えなかった表現を回収し、2回目で別の講師と同じ記事を話すと、定着がはっきり変わります。

Q. デイリーニュースは毎日やったほうがいいですか?

毎日である必要はありません。週1〜2回でも、予習と回収の型を守るほうが伸びます。

まとめ|DMM英会話デイリーニュースの使い方は「選び方」で決まる

デイリーニュースが難しいのは、英語力の問題ではなく記事の選び方と予習の型がズレていることがほとんどです。私自身、そこを直しただけで音読だけのレッスンから抜け出せました。

  • 知らない単語が半分を超える記事は開かない
  • 日本語で内容を知っているニュースを優先する
  • 予習は5分(単語を見る・一言まとめ・答えを1文)
  • 25分はディスカッションに15分を確保する
  • 合わなければ教材を戻して3ヶ月後に再挑戦する

この5つを守れば、デイリーニュースは初心者でも使える教材に変わります。まずは次のレッスンで、記事の選び方だけ変えてみてください。

教材の中身をまだ見たことがない人は、DMM英会話公式サイトで実際のデイリーニュースの記事構成を眺めるところから始めると、イメージがつかみやすいはずです。

ハヤマ

「難しい教材を我慢して続ける」より、「使える形に削って続ける」ほうがずっと伸びます。

この記事を書いた人:佐藤みなと(英会話コンパス編集長)
30歳まで英語がまったく話せなかった元・国内営業。オンライン英会話10社以上を無料体験し、初心者がつまずくポイントを実体験ベースで発信しています。

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