オンライン英会話で同じ先生ばかりはあり?気まずさと伸び悩みを抜ける5ステップ

ノートパソコンでオンライン英会話のレッスンを受ける男性

こんなことで悩んでいませんか?

  • オンライン英会話で同じ先生ばかり予約していて気まずい
  • 毎回指名して「重い受講生」だと思われていないか不安
  • 同じ先生に慣れすぎて英語が伸びていない気がする
  • 他の先生を予約したのがバレたら気を悪くしないか心配
  • いつメインの先生を変えるべきか判断できない

オンライン英会話で同じ先生ばかり予約していると、安心と不安が同時にやってきます。この先生じゃないと話せない、でもこのままでいいのか、という揺れです。

10社以上のオンライン英会話を受けてきて確信したのは、同じ先生ばかりは悪ではなく、期限を決めていないことが問題だということです。区切りさえ決めれば、固定はむしろ最短ルートになります。

この記事を読むと分かること

  • 同じ先生ばかり予約するのが「あり」になる条件
  • 気まずさを感じてしまう3つの理由の正体
  • 同じ先生に慣れすぎて伸びが止まるサイン
  • 固定を味方にする5ステップの使い方
  • メインの先生を切り替えるタイミングの判断基準
目次

オンライン英会話で同じ先生ばかり予約するのはあり?【結論と全体像】

オンライン英会話で同じ先生のレッスンを受ける受講生

結論から言うと、オンライン英会話で同じ先生ばかり予約するのはまったく問題ありません。むしろ最初の数か月は固定したほうが上達は早くなります。

ただし条件が一つあります。「いつまで固定するか」を自分で決めているかどうかで、同じ先生ばかりは資産にも足かせにも変わります。

全体像は次の3点にまとまります。ここを押さえてから細かい話に入っていきます。

  • 気まずさは受講生側の思い込みで、講師側はほぼ気にしていない
  • 固定が効くのは「話せるようになるまで」の土台づくりの時期
  • 危ないのは固定そのものではなく、期限のない固定

同じ先生ばかりが「あり」と言い切れる理由

同じ先生を続けて予約する最大の利点は、毎回の自己紹介と説明が要らなくなることです。25分のうち、最初の5分を丸ごと本題に回せます。

さらに先生の側にも記憶が残ります。前回どこで詰まったか、どの音が苦手かを覚えていてくれるので、指摘が具体的になります。

そして最も大きいのが緊張の軽さです。相手が見知った顔だと、口を開くまでの心理的な抵抗がはっきり下がります。

出典・根拠:ロバート・ザイアンス「単純接触効果(mere exposure effect)」— 特定の対象に繰り返し接するほど、その対象への好意度と安心感が高まるとされる心理学の知見。

ハヤマ

私も最初の3か月は同じフィリピン人講師だけを予約していました。あの安心感がなければ、初月で辞めていたと思います。

それでも同じ先生ばかりが不利になる分かれ目

問題は、その安心感が目的にすり替わったときです。英語を話すためではなく、その先生と会うためにログインしている状態になります。

この段階に入ると、先生はあなたの崩れた英語を先回りして理解してくれます。通じているように見えて、実際は先生の翻訳能力に助けられているだけという状況です。

分かれ目は上達を感じるかどうかではありません。初対面の相手に同じ話ができるか、で線を引くと判断を間違えません。

オンライン英会話で同じ先生ばかりが気まずいと感じる3つの理由

オンライン英会話の予約画面を前に迷っている受講生

同じ先生ばかり予約している人の多くが、上達の不安より先に「気まずさ」を口にします。ここを先に外しておかないと、判断が感情に引っ張られます。

私が受講生から聞いてきた気まずさは、大きく3つに整理できました。順に見ていきます。

  • 理由1:毎回指名して重い受講生だと思われないか不安
  • 理由2:他の先生を予約したのが伝わる気がする
  • 理由3:予約が取れなくなると関係が切れた気になる

理由1|同じ先生を毎回指名すると重いと思われそう

これが圧倒的に多い気まずさです。日本の対人感覚だと、同じ人を指名し続けるのは相手の負担になると考えてしまいます。

ただ、講師にとって指名は評価であり収入そのものです。リピートされる講師ほどスケジュールが埋まり、プラットフォーム内での評価も上がります。

つまり毎回の指名は迷惑どころか、講師側が最も望んでいる状態です。ここは遠慮する場面ではありません。

理由2|他の先生を予約したのが同じ先生に伝わりそう

浮気のような後ろめたさを感じる人もいます。実際には、講師が受講生の他の予約履歴を見られる仕組みにはなっていません。

講師が知り得るのは、自分のレッスンの記録と、そこに残されたコメントだけです。他の講師と何をしたかは基本的に見えていません。

ハヤマ

気になるなら「今週は別の先生でニュース教材をやってみました」と自分から話せば十分です。むしろ会話のネタになります。

理由3|同じ先生の予約が取れなくなると気まずい

人気の講師ほど枠が埋まり、ある日から急に予約できなくなります。これを「避けられた」と受け取ってしまう人が少なくありません。

実際は担当コマ数の変更や、人気上昇による枠の争奪がほとんどです。受講生個人に向けられた判断ではありません。

ここで落ち込んで受講が止まるのが一番もったいないパターンです。関係が切れたのではなく、枠が足りないだけと割り切ってください。

同じ先生ばかりで英語が伸びなくなる3つのサイン

オンライン英会話の伸び悩みを振り返る学習者のデスク

気まずさが誤解だと分かったら、次は本題です。同じ先生ばかりが本当に危ないのは、伸びが静かに止まっているときだけです。

止まっているかどうかは感覚では分かりません。次の3つのサインで客観的に判定します。

  • サイン1:単語を並べただけで先生が意味を汲んでくれる
  • サイン2:毎回同じ話題と同じ言い回しで25分が終わる
  • サイン3:初対面の講師だと急に話せなくなる

サイン1|同じ先生が先回りして理解してくれる

付き合いが長い講師は、あなたの言い間違いのパターンを覚えています。主語が抜けても時制が崩れても、正しい意味に補正して受け取ってくれます。

これは優しさですが、練習としては危険です。通じた経験だけが積み上がり、直す機会が消えていきます

判定は簡単で、直近5回のレッスンで文法の訂正が何回入ったかを数えるだけです。ゼロに近ければこのサインが出ています。

サイン2|話す話題と表現が毎回同じになっている

同じ先生だと、会話は自然と共通の話題に寄っていきます。仕事、天気、週末の予定という安全な3点をぐるぐる回りがちです。

結果として、使う表現が数十個で固定されます。話せている感覚はあるのに語彙が増えないのは、この状態が原因です。

サイン3|初対面の講師だと急に話せなくなる

これが最も分かりやすい判定です。別の講師を1回入れてみて、いつもの半分も話せなければ、実力ではなく関係性に支えられていたということです。

逆に言えば、初対面でも同じ話ができるなら固定は成功しています。相手が変わっても再現できる力が本当の英会話力です。

出典・根拠:リチャード・シュミット「スキーマ理論(schema theory of motor learning, 1975)」— 同一条件の反復より、条件を変えた練習のほうが未知の状況へ応用できる力が育つとする運動学習理論。

この耐性テストをしやすいのは、レッスン回数に制限がないサービスです。回数無制限で受け放題のネイティブキャンプ公式サイトなら、いつもの先生に加えて初対面を1本足す形が取りやすくなります。

オンライン英会話の同じ先生を味方にする5ステップ

オンライン英会話を習慣にしてレッスンを続ける様子

ここからが本題です。同じ先生ばかりをやめる必要はなく、使い方を設計し直すだけで固定の利点だけを取り出せます。

私が10社を渡り歩いて落ち着いたのが次の5ステップです。まず全体を見てから、1つずつ手順を確認してください。

  1. メインの先生を1〜2人に絞って土台を作る
  2. 同じ先生に「毎回やってほしいこと」を先に伝える
  3. 週1回だけ別の先生を入れて耐性を測る
  4. 先生ごとに役割を分けて使い分ける
  5. 3か月ごとにメンバーを入れ替える

ステップ1|同じ先生を1〜2人に絞って土台を作る

最初の1〜3か月は迷わず固定してください。この時期の目的は上達ではなく、レッスンを怖くない場所にすることです。

選ぶ基準は英語の綺麗さではありません。沈黙したときに待ってくれるかどうかだけで決めて大丈夫です。

ステップ2|同じ先生に毎回やってほしいことを先に伝える

固定の最大の効果は、指示が積み上がることです。「毎回、私の文法を3つだけチャットに書いてください」と最初に頼んでおきます。

一度伝えれば、次回からは何も言わなくても続けてくれます。これが単発の講師では絶対にできない、固定だけの強みです。

ハヤマ

私は「褒めなくていいので直してほしい」と最初に伝えました。これだけで訂正の数が3倍近くに増えました。

ステップ3|週1回だけ別の先生を入れて耐性を測る

ここが同じ先生ばかりを卒業するための安全弁です。全部を入れ替えるのではなく、週に1本だけ初対面を混ぜます。

話す内容は変えなくて構いません。いつもの自己紹介と近況を、初対面相手にそのまま再現するのが狙いです。

ステップ4|同じ先生と他の先生で役割を分ける

2人目以降を入れるときは、同じことをさせないのがコツです。メインの先生は教材とフリートーク、サブは発音や特定教材と決めます。

役割が分かれていると、比較して落ち込むことがなくなります。上下ではなく用途で分けると、複数講師でも気まずさが出ません。

教材の種類が多いサービスほど、この役割分担は組みやすくなります。教材数と講師数の両方が揃うDMM英会話公式サイトは、メインとサブを分けたい人と相性が良い作りです。

ステップ5|3か月ごとに同じ先生のメンバーを入れ替える

最後が期限の設定です。3か月を1区切りにして、メインを続けるか入れ替えるかを必ず判断します。

これを決めておくと、同じ先生ばかりでも惰性になりません。続ける判断も、意識的に選んだなら立派な戦略です。

同じ先生ばかりで起きやすいつまずきと回避策

さまざまな講師と英会話を楽しむ多国籍のグループ

5ステップを実行しても、途中でつまずく場面はあります。あらかじめ想定しておけば、受講が止まる事故を防げます。

実際によく起きるのは次の3つです。それぞれ回避策とセットで見ていきます。

つまずき1|同じ先生の予約が取れず受講が止まる

固定の一番の弱点がこれです。メインが1人しかいないと、その先生が休んだ週はレッスンごと消えます。

回避策はシンプルで、最初からメインを2人体制にしておくことです。曜日で分けておけば片方が埋まっても習慣は途切れません。

つまずき2|同じ先生と仲良くなりすぎて雑談で終わる

関係が深まると、25分がほぼ近況報告で終わる日が出てきます。楽しいので気づきにくいのが厄介な点です。

対策は、冒頭に教材のページ番号を宣言してしまうことです。雑談は最後の5分と決めるだけで構成が戻ります。

ハヤマ

私も気づいたら1か月まるごと雑談だけだった時期があります。楽しさは残しつつ、開始5分の使い方だけ変えました。

つまずき3|同じ先生を変えるのが申し訳なくなる

長く続けるほど、別の先生に移るのが裏切りのように感じられます。ここで動けず、伸びない状態を半年続ける人が本当に多いです。

覚えておきたいのは、講師にとってこれが仕事だということです。受講生の目的が変われば担当が変わるのは自然な流れです。

同じ先生ばかりを卒業するタイミングのチェックリスト

オンライン英会話のレッスンを笑顔で受ける受講生

最後に、判断を感情に任せないためのチェックリストを置いておきます。3か月ごとの区切りで、これを上から確認してください。

該当した数で、次にやることが決まります。まずは正直に数えてみてください。

  • 直近5回で文法の訂正がほとんど入っていない
  • 話題が仕事・天気・週末の3つに固定されている
  • 知らない単語をレッスン中にメモしなくなった
  • 初対面の講師だと半分も話せない
  • レッスンの目的が「会うこと」になっている
  • 教材を3か月以上変えていない
  • その先生が休むと受講もしなくなる

3つ以上当てはまったときにやること

3つ以上なら、同じ先生ばかりの状態が伸びを止めています。ただし、いきなり全部を切り替える必要はありません。

まず週1本を初対面に置き換え、教材も新しいものに変えます。2週間で判定できる小さな変更から始めるのが挫折しないコツです。

講師の絶対数が多いサービスほど、この入れ替えは楽になります。1万人以上の講師から選べるDMM英会話のような環境なら、メインを残したままサブだけ試す形が組めます。

1つも当てはまらないときは同じ先生を続けていい

ゼロ、または1つだけなら、その固定はうまく機能しています。周りの「先生は変えたほうがいい」という声に従う必要はありません。

迷ったときは、講師選びそのものを見直した記事も参考にしてください。

DMM英会話の講師の選び方|迷う人のためのタイプ別診断と失敗しない3つの軸

オンライン英会話の講師ガチャに疲れたあなたへ|外れを引く回数を減らす4ステップ

オンライン英会話の「同じ先生ばかり」によくある質問

ここでは、同じ先生ばかり予約する人から特に多い質問をまとめます。判断に迷ったときの補助線として使ってください。

同じ先生ばかり予約すると迷惑ですか?

迷惑にはなりません。リピート予約は講師の評価と収入に直結するため、むしろ歓迎される行動です。

同じ先生ばかりだと本当に英語が伸びませんか?

固定そのものが原因ではありません。訂正が入らず話題も固まったまま放置されると、講師が誰であっても伸びは止まります。

お気に入りの先生は何人くらい持つのが良いですか?

メイン2人、サブ2〜3人の合計4〜5人が扱いやすい人数です。多すぎると誰にも指示が積み上がらず、固定の利点が消えます。

まとめ|オンライン英会話は同じ先生ばかりでもいい

オンライン英会話で同じ先生ばかり予約するのは、気まずいことでも間違いでもありません。最初の数か月はむしろ最短ルートです。

大事なのは、続けるか変えるかを3か月ごとに自分で選び直すことだけです。惰性でなければ、固定は強力な武器になります。

  • 気まずさは思い込み。指名は講師にとって歓迎される行動
  • 危ないのは固定ではなく、期限のない固定
  • 週1本の初対面レッスンで耐性を測る
  • メインは2人体制にして受講の断絶を防ぐ
  • 3か月ごとにチェックリストで判断し直す

今日のレッスンの予約画面を開いたら、まず今週1本だけ知らない先生を入れてみてください。そこで話せた分が、あなたの本当の実力です。

佐藤みなと(英会話コンパス編集長)/30歳まで英語ゼロの元・国内営業。オンライン英会話10社以上を無料体験し、同じ先生に固定して伸びた時期と止まった時期の両方を経験しています。

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