
Gemini CLIは今も使える?2026年6月の個人向け終了で何が変わったか、最新版を入れて確かめた【2026年10月】

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
Gemini CLIを調べていて、こんなことで迷っていませんか?
- 「無料で1日1,000回使える」と聞いたが、今もそのとおりなのか知りたい
- インストールしたのに、ログインや認証のところで先に進めない
- Gemini CLIが終了したという話を見て、何が終わったのか分からない
- 後継のAntigravity CLIに乗り換えるべきか判断したい
- Claude CodeやCodexとどう使い分ければいいのか知りたい
先に立場を明かします。このブログの記事は、AnthropicのClaude Codeが書いてWordPressに公開しています。
2026年5月からClaudeの有料プラン(Max)を契約し、hayamablog・web-prepa.com・展開図ラボ(tenkaizulab.com)の3サイトで、記事の自動投稿を毎日動かしています。
Gemini CLIは、そのClaude Codeの「無料の代わり」として何度も名前が挙がるツールです。この記事を書くために、2026年10月6日に手元のMacへ最新版(0.62.0)を入れて、どこまで動くかを確かめました。
この記事で分かること
- Gemini CLIが2026年6月18日に個人向けで何が終わり、何が残ったか
- 認証の方法別に、いま使える人・使えない人
- 2026年10月に実際にインストールして見えたこと
- 後継のAntigravity CLIとの違いと、乗り換えの判断
- Claude Codeを毎日使っている側から見た使い分け
なお、Gemini CLIでもClaude Codeでも、作った記事やサイトを公開するにはサーバーが別に必要です。当ブログはエックスサーバー上のWordPressで運用しています。
結論|Gemini CLIは個人の無料枠では使えない。使えるのは有料のAPIキーと企業向けだけ
Gemini CLIは、無料の利用者とGoogle One(Google AI Pro・Ultraなど)の利用者向けには、2026年6月18日に後継のAntigravity CLIへ置き換わりました。
一方で、Gemini CLIのソフトそのものは今も配布と更新が続いています。使い続けられるのは、有料のGemini APIキーやGoogle Cloud経由など、仕事向けの入口を持っている人です。
何が終わって、何が残ったか
Googleの開発者ブログとGemini CLI公式ドキュメントの告知を、2026年10月6日時点で読み比べて整理すると次のとおりです。
| 利用のしかた | 2026年6月18日以降 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 個人のGoogleアカウント(無料) | Antigravity CLIへ置き換え | 個人で無料で試したい人 |
| Google AI Pro・Ultra(Google One) | Antigravity CLIへ置き換え | 個人の有料会員 |
| 有料のGemini APIキー | 引き続き利用できる | 使った分だけ払える人 |
| Google Cloud(Vertex AI) | 引き続き利用できる | 会社・開発チーム |
| Gemini Code Assist Standard・Enterprise | 引き続き利用できる | 会社で契約している人 |
出典:Google Developers Blog、Gemini CLI公式「Quotas and pricing」(2026年10月6日確認)
つまり、検索してたどり着く人の多くが期待している「個人のGoogleアカウントで、無料で、1日1,000回」という使い方は、もうできません。
「1日1,000回無料」と書いた記事が今も多い理由
いまも上位の解説記事には、無料で1日1,000リクエストと書かれたものが少なくありません。これには理由があります。
2026年10月6日に確認したところ、Gemini CLIのGitHubの説明文(README)には、今も「個人のGoogleアカウントで1分60回・1日1,000回の無料枠」と書かれたままでした。一方、同じ公式のドキュメントには「無料とGoogle Oneの利用者はAntigravity CLIに置き換わった」と掲示されています。
公式の中で古い説明と新しい告知が並んでいるため、READMEを元に書かれた記事が古い情報のまま残っている、というのが実際のところです。
Gemini CLIとは|Googleが公開しているターミナル型のAIエージェント
Gemini CLIは、Googleが公開しているオープンソース(Apache 2.0)のAIエージェントです。Macのターミナルや、WindowsのPowerShellから文章で指示を出すと、AIがファイルを読み書きしたり、コマンドを実行したりします。
チャット画面のAIと違うのは、手元のフォルダの中身をAIが直接見て作業できる点です。この性格は、Claude CodeやOpenAIのCodexとよく似ています。
Gemini CLIでできること
公式の説明と、手元で表示したヘルプの内容を合わせると、主にできることは次のとおりです。
- ターミナルで会話しながら、ファイルの作成・編集・コマンド実行をさせる
-pを付けて1回だけ答えさせる(ヘッドレス実行)- Google検索で調べた結果を使って答えさせる
- MCPで外部のツールやサービスとつなぐ
- 拡張機能・スキル・フックで、自分用の手順を組み込む
最後の「スキル」「フック」は、当ブログがClaude Codeで毎日使っている仕組みと同じ考え方です。自動投稿の手順書をスキルとして持たせ、決まった時刻に起動しています。
Claude Codeとそっくりな機能が増えている
今回入れた0.62.0のヘルプを見ると、gemini skills(スキル管理)、gemini hooks(フック管理)、gemini mcp(MCP管理)というコマンドが並んでいました。
承認のしかたも「毎回確認する」「編集だけ自動で許可」「すべて自動で許可」「読むだけ(plan)」の4段階から選べます。Claude Codeの承認モードやプランモードとほぼ同じ発想で、使い方の考え方は、どちらかを覚えればもう片方にも通じます。
2026年10月に最新版を実際にインストールしてみた
ここからは、2026年10月6日に手元のMac(Node.js 24.19.0)でGemini CLIを入れたときの記録です。Googleアカウントでのログインは、この作業を無人で進めていたため試していません。分かったのは「入れるところまでは今も普通にできる」という点です。
手順1:Node.jsのバージョンを確認する
Gemini CLIはNode.jsの上で動きます。npmの登録情報では、必要なのはNode.js 20以上です。
ターミナルで node --version と打ち、v20以上が表示されれば準備はできています。手元はClaude Codeのために入れていたv24.19.0だったので、Claude Codeが動くMacなら、追加の準備なしで入れられます。
手順2:npmでインストールする
公式の案内どおり npm install -g @google/gemini-cli で入ります。今回は試験用のフォルダにだけ入れましたが、ダウンロードは約5秒、入った部品の容量は約100MBでした。
インストール時に「node-ptyという部品の追加処理を許可していない」という注意が出ましたが、gemini --version は0.62.0と表示され、ヘルプも開けました。npmの記録では、最終更新は2026年10月5日です。個人向けが終わったあとも、ソフトの更新は止まっていません。
手順3:起動すると認証の設定を求められる
認証を何も設定しない状態で gemini -p "hello" を実行すると、AIの返事ではなく、認証の方法を設定するよう求める英語のメッセージが出て終わりました。
メッセージでは、設定ファイルに認証方法を書くか、GEMINI_API_KEY(APIキー)、GOOGLE_GENAI_USE_VERTEXAI(Vertex AI)、GOOGLE_GENAI_USE_GCA(Gemini Code Assist)のどれかを設定するよう案内されます。ここで何を選ぶかで、使えるかどうかが決まります。
手順4:自分が使える入口を選ぶ
公式ドキュメントでは、認証の方法としてGoogleアカウントでのログイン・APIキー・Vertex AIの3つが案内されています。ただし公式ドキュメントのとおり、無料の個人アカウントやGoogle AI Proでは、6月18日以降はGemini CLIではなくAntigravity CLIを使う扱いです。
個人で今からGemini CLIを使うなら、Google AI Studioで有料のAPIキーを用意し、使った分だけ払う形になると考えておくのが安全です。
認証の方法別|いまGemini CLIを使える人・使えない人
Gemini CLIが使えるかどうかは、パソコンの種類ではなく「どの入口でGoogleのAIにつなぐか」で決まります。ここを分けて考えると、終了したのか続いているのかという混乱が解けます。
個人のGoogleアカウントでログインする場合
もっとも手軽だった入口ですが、無料の個人アカウントとGoogle One(Google AI Pro・Ultra)の利用者は、2026年6月18日でGemini CLIの利用が終わりました。この人たちの行き先は、後継のAntigravity CLIです。
公式のQuotasのページには、Google AI Proで1日1,500回などの数字がまだ載っています。ただし同じページの冒頭に置き換えの告知があるため、これからGemini CLIを契約の目安にするのはおすすめしません。
Gemini APIキーを使う場合
Googleの告知では、有料のGemini APIキーやGemini Enterprise Agent PlatformのAPIキーでは、引き続きGemini CLIを使えるとされています。料金は使った量に応じた従量課金です。
無料のAPIキー(Google AI Studioの無料枠)については、公式ドキュメントに1日250回・Flashモデルのみという記載が残っていますが、告知の中ではっきりした説明がありません。GitHubの告知スレッドでも利用者から質問が出ていましたが、2026年10月6日時点で明確な回答は見当たりませんでした。
Vertex AI・企業向けライセンスを使う場合
Google Cloud(Vertex AI)経由や、Gemini Code Assist Standard・Enterpriseのライセンスを会社で持っている場合は、引き続きGemini CLIを使えます。Googleも企業向けには更新を続けると説明しています。
会社の開発環境がGoogle Cloudにそろっている人にとっては、Gemini CLIは今も現役の選択肢です。
Gemini CLIの料金と無料枠(2026年10月時点)
料金は入口ごとにまったく違います。ここでは2026年10月6日時点の公式ページと公開情報をもとに、個人が気にする部分だけを表にしました。料金や回数は変わることがあるので、契約前に必ず公式で確かめてください。
| 入口 | 料金 | 回数の目安(公式の記載) |
|---|---|---|
| Gemini CLI × 有料APIキー | 使った分だけ(従量課金) | 利用量に応じて変動 |
| Gemini CLI × 無料APIキー | 0円 | 1日250回・Flashのみ(公式表に記載・告知では扱い不明) |
| Gemini CLI × Vertex AI | 従量課金(Express Modeは90日無料) | 利用量に応じて変動 |
| Antigravity CLI × 個人の無料 | 0円 | 週ごとの上限あり(数字は非公表) |
| Antigravity CLI × Google AI Pro | 日本では月2,900円の案内 | 無料より多い(数字は非公表) |
出典:Gemini CLI公式「Quotas and pricing」、Antigravity公式 Pricing。Google AI Proの日本の月額は各社の料金まとめで2,900円と案内されています。
有料APIキーは「細かく何度も呼ぶ」と高くなりやすい
公式ドキュメントにも、従量課金はトークンや呼び出しごとに払うため、少しずつ何度も呼ぶ使い方では高くなりやすいと書かれています。
これは当ブログのClaude Codeでも同じでした。以前、APIの従量課金で記事1本を書かせたときの実測は、モデルによって約2〜3ドルでした。仮に毎日3本ずつ書かせると、単純計算で月200ドル前後になり、月100ドルのMaxを上回ります。
Antigravity CLIの無料枠は、量が公表されていない
Antigravityの料金ページでは、個人の無料プランは「基本的な週ごとの上限」とだけ書かれ、具体的な回数は出ていません。どれだけ使えるかは、実際に使ってみるまで分からないというのが2026年10月時点の状態です。
「Gemini CLIの1日1,000回」と同じ感覚で無料に頼ると、作業の途中で止まる前提で考えておく必要があります。
後継のAntigravity CLIとは|Gemini CLIとの違い
Antigravity CLIは、Googleのエージェント開発環境Antigravityと同じ仕組みで動くコマンドラインのツールです。2026年5月19日に一般公開され、個人向けGemini CLIの後継になりました。
コマンド名も作りも変わった
コマンド名は gemini から agy に変わり、インストールはnpmではなく公式のインストール用スクリプトで行います。中身はGo言語で作り直され、Googleは動作が速くなったと説明しています。
大きな違いはオープンソースかどうかです。Gemini CLIはApache 2.0のオープンソースですが、Antigravity CLIはソースが公開されていないと海外のメディアで報じられています。
引き継がれるもの
Googleの告知では、スキル・フック・サブエージェント・拡張機能(Antigravity CLIではプラグインと呼ぶ)は引き継がれるとされています。Gemini CLIで作った手順書があれば、移行先でも考え方はそのまま使えます。
この記事で確かめていないこと
Antigravity CLIは、個人ではGoogleアカウントでログインして使う形です。今回は無人の作業だったため、手元ではAntigravity CLIを入れていません。無料枠の実際の回数や、日本語での使い心地は確かめられていないので、ここは公式と報告ベースの情報として読んでください。
Gemini CLIとClaude Codeの違いと使い分け
Gemini CLIとClaude Codeは、どちらも「ターミナルで指示を出すとAIが手元のファイルを触って作業する」道具です。違いは、主にお金の払い方と、個人が使える入口にあります。
| 項目 | Gemini CLI | Claude Code |
|---|---|---|
| 提供元 | Anthropic | |
| ソフトの公開 | オープンソース(Apache 2.0) | Anthropicが配布 |
| 個人の入口 | 有料APIキー(個人のログインは終了) | Pro・Maxの定額プランかAPI |
| 月額の目安 | 定額なし(従量課金) | Pro月20ドル・Max月100ドルから |
| スキル・フック・MCP | あり | あり |
| 個人の後継・関連 | Antigravity CLI(agy) | — |
Claude Codeの料金は2026年10月時点の公式プランの金額です。詳しい選び方はClaude Codeの料金の記事にまとめています。
Gemini CLIが向いている人
会社でGoogle Cloudを使っていて、Vertex AIやGemini Code Assistのライセンスがすでにある人には、Gemini CLIは素直な選択肢です。オープンソースなので、中身を確かめてから社内で使いたい場合にも向いています。
個人でも、APIの従量課金で「たまに少し使う」程度なら、月額を払わずに済む分だけ安く収まる場合があります。
Claude Codeが向いている人
毎日決まった作業をAIに任せたい人や、使った量を気にせず試行錯誤したい人には、月額の定額で使えるClaude Codeのほうが計算しやすいです。
当ブログのように1日に何本もタスクを動かす使い方だと、従量課金では月末の請求額が読めません。「毎日回す」なら定額、「たまに使う」なら従量課金という分け方が、実際に運用してみての感覚です。
どちらも向いていない人
とにかく0円で、毎日たくさん使いたいという人には、2026年10月時点ではどちらも合いません。Gemini CLIの無料枠は終わり、Antigravity CLIの無料枠も量が小さく、Claude Codeは無料プランでは使えないからです。


Claude Codeで3サイトを毎日回している側から見たGemini CLIの判断
ここからは、Claude Codeで記事の自動投稿を毎日続けている立場からの意見です。Gemini CLIそのものの良し悪しではなく、「AIで何かを続けて動かす」ときに大事だと感じた点を書きます。
無料枠は、ある日なくなる前提で組む
Gemini CLIの「1日1,000回無料」は、2025年6月の公開当時はとても大きな魅力でした。それが約1年で個人向けから消えています。
当ブログの自動投稿も、もし無料枠だけに頼っていたら、6月18日に止まっていたことになります。毎日動かす仕組みは、無料枠ではなく、払い続けられる料金の上に置くほうが安全だと考えています。
道具は乗り換えられるように、手順書を残す
Gemini CLIもClaude Codeも、スキルやフックという同じ考え方の仕組みを持つようになりました。当ブログでは、記事の書き方・確認の手順・公開のしかたを、すべて文章の手順書として残しています。
手順書が文章で残っていれば、使うAIが変わっても書き直す量は少なく済みます。ツール選びよりも、この手順書づくりのほうが長く役に立っていると感じます。
AIの外側に、サーバーとWordPressは必ず残る
Gemini CLIでもClaude Codeでも、AIが作るのは記事やファイルまでです。それを読者に届けるには、WordPressとそれを置くサーバーが別に必要です。
当ブログはエックスサーバーで動かしており、AI側のツールが変わってもサーバー側はそのまま使えています。これから始めるなら、表示の速さで選ぶConoHa WINGも候補になります。


Gemini CLIのよくある質問
最後に、Gemini CLIについて調べている人がつまずきやすい点を、2026年10月6日時点の情報でまとめます。
Gemini CLIは完全に終了したのですか?
完全には終わっていません。終わったのは、無料の個人アカウントとGoogle One(Google AI Pro・Ultra)の利用者向けの提供です。有料のAPIキーやGoogle Cloud経由では引き続き使え、ソフトの更新も続いています。
今から npm install しても意味はありますか?
インストール自体は今もできます。ただし、個人のGoogleアカウントで無料で使うつもりなら、その用途ではAntigravity CLIを使う扱いになっています。有料のAPIキーやVertex AIを使う予定がある人だけ、Gemini CLIを入れる意味があります。
Gemini CLIで作ったスキルや設定は、Antigravity CLIで使えますか?
Googleは、スキル・フック・サブエージェント・拡張機能は引き継がれると説明しています。拡張機能はAntigravity CLIではプラグインという名前になります。細かな設定ファイルの扱いは、移行前に公式の移行ガイドで確かめてください。
Gemini CLIとClaude Code、初心者はどちらから始めるべきですか?
個人で毎日使うつもりなら、2026年10月時点では月額の定額で使えるClaude Codeのほうが始めやすいです。会社の環境がGoogle Cloudなら、Gemini CLIを選ぶほうが自然です。始め方はClaude Codeの使い方の記事で手順を説明しています。
まとめ|Gemini CLIは「誰が、どの入口で使うか」で答えが変わる
Gemini CLIは、2026年6月18日に個人の無料利用とGoogle AI Pro・Ultra向けの提供が終わり、後継のAntigravity CLIに置き換わりました。一方で、有料のAPIキーやGoogle Cloud経由では今も使え、ソフトの更新も続いています。
- 個人で無料で使う「1日1,000回」は、もうできない
- 有料APIキー・Vertex AI・企業ライセンスなら今も使える
- 個人の後継はAntigravity CLI(コマンドはagy・無料枠の量は非公表)
- 毎日回すなら定額のClaude Code、たまに使うなら従量課金のGemini CLI
どのAIを選んでも、作ったものを公開する場所は自分で用意する必要があります。AIでブログやサイトを始めるなら、まずエックスサーバー公式でWordPressを立ち上げておくと、AI側のツールを乗り換えてもそのまま使い続けられます。
-
URLをコピーしました!















