
オンライン英会話で講師に嫌われてる気がするあなたへ|そっけない態度の本当の理由と印象を変える3ステップ

こんなことで悩んでいませんか?
- オンライン英会話の講師の反応が薄く、嫌われてる気がする
- そっけない態度をされて、レッスン後に落ち込む
- 自分が話せないせいで、講師をイライラさせている気がする
- お気に入りにしたのに、次の予約が取りにくくなった
- 本当に嫌われているのか、気のせいなのか判断できない
レッスンが終わったあと、講師の表情や返事を思い出して「今日、嫌われてたかも」と沈んでしまう。英語そのものより、その気持ちのほうがしんどい日がありますよね。
私も英語ゼロから始めた頃、笑顔の少ない講師に当たった日は一日中それを引きずっていました。でもこの「嫌われてる気がする」には、はっきりした原因と切り分け方があります。
この記事を読むと分かること
- 講師に嫌われてると感じる3つの原因
- 思い込みと現実を切り分ける具体的な基準
- 実際に嫌われる行動の自己チェック5項目
- 講師の反応を変える3ステップと英語フレーズ
- それでも合わないときの講師の選び直し方
オンライン英会話で講師に嫌われてると感じるのはどんな瞬間?


まず、どんな瞬間に「嫌われてる」と感じたのかを言葉にしてみましょう。実はこの悩みを訴える人の多くは、はっきり否定されたわけではありません。
ほとんどが「態度が冷たかった気がする」という感覚の話です。まずは自分がどのパターンかを見つけてください。
反応が薄い・相づちが少ない
いちばん多いのがこれです。自分が答えても「OK」だけで次に進まれると、興味を持たれていないように感じます。
とくに前回の講師がよく笑う人だった場合、その落差で余計に冷たく見えます。反応の量は講師の性格と教え方のスタイルの差であることがほとんどです。
レッスンノート(フィードバック)が短い
レッスン後のコメントが「Good job!」の一行だけだと、手を抜かれた気がしますよね。ここで「他の生徒にはもっと書いているのでは」と考え始めると止まらなくなります。
ただしノートの長さは、講師のタイピング速度と次のコマまでの空き時間にかなり左右されます。連続でレッスンを持っている講師は、物理的に書く時間がありません。
お気に入りにしたのに予約が取れなくなった
「避けられているのでは」と感じる典型例です。しかし人気講師の枠は開放と同時に埋まることが多く、あなただけをブロックしているケースはまれです。
予約開放のタイミングを一度確認してみてください。多くの場合、単純に開放時刻に出遅れているだけです。



私も「予約できない=嫌われた」と思い込んで3週間避けていた講師がいました。実際は開放が深夜0時で、私が見ていた時間には全部埋まっていただけでした。
講師に嫌われてる気がする3つの原因【思い込みと現実を切り分ける】


ここからが本題です。「嫌われてる気がする」という感覚が生まれる原因は、大きく3つに分けられます。
どれも英語力とは関係のないところで起きています。順番に見ていきましょう。
- 原因1:画面越しで伝わる情報が少なすぎる
- 原因2:良かった点よりネガティブな1点が強く残る
- 原因3:出来事ではなく「解釈」が落ち込みを作る
原因1:オンラインは「冷たく見える」のが標準
対面なら伝わる情報が、オンライン英会話ではごっそり抜け落ちます。上半身しか映らず、音声も圧縮され、通信の遅れで相づちが半拍ずれます。
つまり同じ講師が対面で見せる温度が、画面越しでは3割ほど目減りして届くということです。冷たく見えるのは異常事態ではなく、この環境の標準だと考えてください。
さらに講師側も、あなたの表情や声の小ささを読み取りづらい状態にいます。お互いに情報が足りないまま、相手の気持ちを推測し合っているわけです。
原因2:良かった9割より、そっけない1割が記憶に残る
25分のうち23分は普通に進んだのに、最後の2分の素っ気なさだけを覚えている。これは記憶の性質によるものです。
人間は良い出来事より悪い出来事のほうを強く、長く記憶するようにできています。レッスンの印象は、いちばん嫌だった一瞬に引きずられます。
出典・根拠:ロイ・バウマイスターら「Bad Is Stronger Than Good」(2001)— 同じ強さであれば、悪い出来事のほうが良い出来事より心理的な影響が大きくなるとする総説研究(ネガティビティ・バイアス)。
対策はシンプルで、レッスン直後に良かった場面を1つだけメモすることです。記憶の偏りを、記録で打ち消します。
原因3:落ち込みを作っているのは出来事ではなく解釈
「講師が笑わなかった」という事実そのものは、あなたを傷つけません。傷つけるのは「笑わなかった=私がつまらないからだ」という解釈のほうです。
ここを分けて考えるだけで、レッスン後の重さはかなり変わります。事実と解釈を書き分けるのが、いちばん早い立て直し方です。
出典・根拠:アルバート・エリスの論理療法(REBT)のABC理論 — 感情(C)は出来事(A)が直接生むのではなく、その出来事に対する信念・解釈(B)を経て生まれるとする考え方。
たとえば「A:返事が短かった/B:私を嫌っている/C:落ち込む」と並べてみます。Bのところに「疲れていたのかもしれない」という別の解釈を1つ足すだけで、Cは軽くなります。



私はレッスンノートの隅に「事実/解釈」と2行だけ書く習慣を作りました。書いてみると、解釈のほうが毎回3倍くらい長くて笑えます。
本当に嫌われる行動もある|自分を点検する5つのチェック


とはいえ、講師も人間です。まれに、こちらの受け方が原因で距離を置かれているケースもあります。
ここは正直に点検しておきましょう。当てはまっても落ち込む必要はなく、直せば関係はすぐ戻ります。
- 無言の時間が長く、講師が一人で話し続けている
- 直前キャンセル・無断欠席を繰り返している
- 不満そうな表情だけ出して、要望は伝えていない
- 教材を開かず、毎回その場で決めさせている
- ずっと画面外を見ている・別作業をしている
無言のまま受け身になっている
講師にとって、いちばん困るのが「反応が読めない生徒」です。分かっているのか困っているのかが分からないと、講師は話し方を調整できません。
その結果、講師は安全策として教材を淡々と進めます。これが受け手には「事務的で冷たい」と映るわけです。
英語が出てこなくても構いません。うなずく、困った顔をする、「One moment, please.」と言う。
この3つだけで講師の対応は変わります。反応が返るほど、講師は話し方を合わせてくれます。
直前キャンセルや無断欠席が続いている
これは数少ない「実際に印象を悪くする」行動です。講師は時間を空けて待っているため、無断欠席が重なると予約を受けにくくなります。
体調や仕事で受けられない日はあります。締切前にキャンセル操作をしておけば、それだけで問題にはなりません。
要望を伝えずに不満だけ表に出している
「もっと直してほしい」「スピードを落としてほしい」と思いながら黙っていると、表情だけが険しくなります。講師からは理由の分からない不機嫌に見えてしまいます。
要望は一文で十分です。冒頭に伝えておけば、講師はむしろ助かったという顔をします。
間違いを指摘してもらえないことが気になっている方は、こちらもあわせてどうぞ。
オンライン英会話で怒られたと感じたあなたへ|本当に怒られているのか見分ける3つの視点
講師の印象を変える3ステップ|「嫌われてる気がする」を終わらせる


ここからは実践です。やることは3つだけで、どれも英語力を上げる必要はありません。
次のレッスンから、順番どおりに試してみてください。
ステップ1:冒頭30秒で今日のゴールを1つ伝える
レッスンの最初に「今日はこれをやりたい」と伝えます。たった一文で、講師はあなたを「目的のある生徒」として扱い始めます。
ゴールは小さいほど効果があります。「今日は道案内の言い方を覚えたい」くらいで十分です。
ステップ2:相づちを1レッスンで5回増やす
講師の話に「I see.」「Really?」と返すだけで、場の空気が変わります。反応が返ってくると、講師の表情も自然にゆるみます。
回数を決めるのがコツです。5回だけと決めて指を折りながら数えると、緊張していても実行できます。
ステップ3:終わりにお礼と次回の宣言をする
最後に「今日はここが助かった」と具体的に伝えます。講師にとって、自分の教え方が届いた実感ほど嬉しいものはありません。
そのうえで「次はこれをやりたい」と続ければ、次回は前回の続きから始まります。関係が一回ずつ積み上がっていきます。
3ステップで使える英語フレーズ
そのまま読み上げるだけで使えるものを並べました。最初は棒読みで構いません。
| 場面 | そのまま使える英語 |
|---|---|
| 冒頭のゴール宣言 | Today, I want to practice asking questions. |
| ゆっくり話してほしい | Could you speak a little slower, please? |
| 考える時間がほしい | One moment, please. Let me think. |
| 相づち | I see. / Really? / That’s nice. |
| 終わりのお礼 | Thank you. Your examples really helped me. |
| 次回の宣言 | Next time, I’d like to talk about my job. |
反応の量を増やす練習は、回数をこなすほど早く身につきます。1日に何度でも受けられるネイティブキャンプ公式サイトのように、短いレッスンを数多く重ねられる環境だと練習の場を作りやすくなります。



相づちを5回入れると決めた日から、講師の笑顔が明らかに増えました。英語力ではなく、こちらの反応量の問題だったと気づいた瞬間です。
それでも合わないと感じたときの講師の選び直し方


3ステップを試しても空気が変わらないなら、単純に相性の問題です。ここで頑張り続ける必要はありません。
講師を変えることに罪悪感を持つ人が多いのですが、その考え方から手放しましょう。
講師を変えるのは失礼ではない
オンライン英会話は、講師を選べることが最大の利点です。合わない相手と続けるより、合う人を探すほうがサービスの使い方として正しいと言えます。
講師側も、生徒が入れ替わるのは日常です。あなたが去ったことを気にしている講師はまずいません。
判断は2回受けてから
ただし1回で決めるのは早すぎます。初回はお互いに様子見で、講師も安全運転になりがちだからです。
2回目に同じ冷たさを感じたら、そこで切り替えます。この2回ルールがあると、感情で決めなくて済みます。
講師数が多いサービスで母数を増やす
相性のいい講師に出会う確率は、選べる人数に比例します。在籍数が少ないサービスだと、合う人に当たるまでの回数が足りません。
世界各国の講師が在籍する【DMM英会話】オンライン英会話No.1のように母数が大きいサービスなら、雰囲気の合う講師を見つけやすくなります。「合わない人がいるのは当たり前」と思えるだけでも気持ちは軽くなります。
日本語で相談できる窓口を持っておく
気持ちの部分は、英語で講師に相談しても解決しにくい領域です。ここは日本語で話せる相手がいると早く片づきます。
日本人カウンセラーに学習相談ができるレアジョブ英会話公式サイトのようなサポートがあるサービスなら、講師選びの基準そのものを相談できます。一人で抱えるより結論が早く出ます。
相性の見極め方をもっと詳しく知りたい方は、こちらもあわせてどうぞ。
オンライン英会話で講師と合わないと感じたら|元・撃沈組が実践した見極め方と対処法
よくある質問|講師に嫌われてる気がするときのQ&A


同じ悩みを持つ方からよく届く質問をまとめました。細かい不安ほど、答えを知ると軽くなります。
英語が話せないと講師に嫌われますか?
嫌われません。講師は初心者を教えることが仕事で、話せない生徒は毎日担当しています。
困るのは話せないことではなく、困っているサインが見えないことです。「難しいです」と伝えるだけで、講師はレベルを下げてくれます。
低い評価を付けたら、講師に嫌われますか?
多くのサービスでは、評価やコメントが誰のものか講師には分からない仕組みになっています。仕組みを事前に確認しておけば安心して評価できます。
気になるなら、評価は付けずに予約しないという選択で十分です。無理に悪い評価を残す必要はありません。
一度離れた講師をまた予約してもいいですか?
問題ありません。講師は毎日多くの生徒を担当していて、数週間空けば細かい記憶は残っていないのが普通です。
自分の英語力や受け方が変わってから戻ると、まったく違う印象になることもよくあります。
まとめ|講師に嫌われてる気がするのは、情報不足が作る錯覚
オンライン英会話で講師に嫌われてる気がするとき、その正体はたいてい情報不足による錯覚です。画面越しでは温度が届きにくく、悪い印象だけが記憶に残ります。
やることは、事実と解釈を分けること。そのうえで冒頭のゴール宣言、相づち5回、終わりのお礼という3ステップを試すことです。
- 冷たく見えるのはオンラインの標準
- 悪い1点だけが記憶に残る性質がある
- 落ち込みを作るのは出来事でなく解釈
- 無言・無断欠席だけは実際に印象を落とす
- 2回受けて合わなければ講師を変える
それでも空気が変わらないなら、相手を変えていい場面です。合わない講師に当たるのは、続けている人ほど通る道だと考えてください。



今では「今日の講師は静かなタイプだな」と思うだけで終わります。慣れると、講師の性格の違いすら楽しめるようになりますよ。
筆者:佐藤みなと(英会話コンパス編集長)
30歳まで英語ゼロの元・国内営業。オンライン英会話10社以上を無料体験し、講師との相性でつまずいた経験から、初心者がつまずきやすいポイントを実体験ベースで発信しています。
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