
SWELLとJIN・JIN:Rを比較|料金・デザイン・乗り換えで分かれる選び方

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。
SWELLとJINで迷ったまま、購入ボタンを押せずにいませんか?
- どちらも人気テーマで、比較記事を読むほど決められない
- JINとJIN:Rの違いが分からず、そもそも何と何を比べればいいのか曖昧
- 2万円前後の買い物なので、買ってから後悔したくない
- あとから乗り換えられるのか、そのとき記事が壊れないのかが不安
先に結論から書きます。SWELLとJIN:Rは優劣の問題ではなく、「運用の効率を買うか、デザインの完成度を買うか」で分かれるテーマです。
そして比較の前に、ひとつ整理しておくべきことがあります。いま販売されている「JIN」と「JIN:R」は、名前が似ているだけで中身の設計思想が違う別のテーマだという点です。
ここを混ぜたまま比較記事を読むと、2023年以前に書かれた「SWELL対JIN」の情報と、いまの「SWELL対JIN:R」の話が頭の中で混線します。
この記事では、2026年9月時点の公式サイトの表記を一次情報としてあたり、価格・ライセンス・デザイン・執筆機能・収益化機能・高速化・乗り換えの7項目で正面から比べます。どちらも持ち上げず、それぞれの弱点も正直に書きます。
この記事で分かること
- 「JIN」と「JIN:R」を分けて考えるべき理由
- SWELL・JIN:R・JINの価格とライセンス条件(2026年9月時点の公式表記)
- デモデザインの数と、そこから生まれる正反対の弱点
- 広告の管理・クリック計測でどちらが有利か
- 高速化設定の作り込みに差がある理由
- 乗り換えプラグインで引き継げるもの・引き継げないもの
- SWELLが向いている人と、おすすめしない人
- 迷ったときに最後の決め手にすべき1つの基準
筆者も複数のWordPressサイトを運営しており、テーマ選びで一度失敗して記事の装飾を全部貼り直した経験があります。その視点も交えて書きます。実際の価格や機能一覧を手元で確かめながら読み進めたい方は、WordPressテーマ SWELL公式を別タブで開いておくと比べやすくなります。
結論|SWELLとJIN:Rは「運用効率」と「デザイン完成度」で分かれる
両方の公式仕様を並べて見ると、優劣ではなく設計の重心がはっきり違うことが分かります。どちらを選んでも記事は書けますし、どちらを選んでも足りない部分は出ます。


記事を量産して収益化するならSWELL
SWELLは、広告タグの一元管理とクリック計測、キャッシュや遅延読み込みを含む高速化設定など、「運用に入ってから効いてくる機能」が細かく作り込まれています。
記事数が増えるほど、広告を1か所直せば全記事に反映されるといった仕組みの有無が効いてきます。長く運用するほど差が開くタイプのテーマです。
見た目を早く完成させたいならJIN:R
JIN:Rは、公式が用意したデモデザインを取り込んで初日から整った見た目を作れることに重心があります。公式サイトでも「たった20秒で、ここまでブログ構築できます」と、構築の速さを前面に出しています。
デザインに時間を使いたくない、CSSを触る気はまったくない、という人にとっては合理的な選択です。
いまJIN(無印)を新規で買う判断だけは慎重に
JIN(無印)は2026年9月時点でも公式サイトで14,800円(税込)で販売されていますが、後継のJIN:Rが出ている以上、これから10年使う前提で新規購入するのは慎重に考えたほうがいい選択です。
価格だけを見て安いJINを選ぶと、数年後にもう一度テーマ選びをやり直すことになりかねません。
前提整理|「JIN」と「JIN:R」は別のテーマとして比べる
比較に入る前に、ここを押さえておかないと話が噛み合いません。JINとJIN:Rは、同じ開発チームの製品でありながら、想定しているエディタが違います。
JINはクラシックエディタ前提で作られたテーマ
JIN:R公式がJINとの違いを説明したページでは、JINはClassic Editor(旧エディター)に最適化されており、新エディターにも対応しているが完全ではない、と明記されています。
これは欠陥ではなく時代背景です。JINが登場した当時のWordPressは、まだクラシックエディタが主流でした。
ただし現在のWordPressの標準はブロックエディタです。これから始める人が、あえて旧エディタ前提の設計を選ぶ理由は多くありません。
JIN:Rはブロックエディタ専用に作り直された後継
一方のJIN:Rは利用規約に「WordPressの旧エディター(Classic Editor)での執筆は非対応です。新エディター(Gutenberg)での執筆には完全対応しています」と明記されており、ブロックエディタ専用に設計されたテーマです。JIN:R BLOCKSとして19種類の専用ブロックが用意されています。
つまりJIN:RはJINのバージョンアップ版というより、同じ思想で作り直された別製品に近い存在です。
比較するならSWELL対JIN:Rで見るのが実態に近い
SWELLもブロックエディタを前提に設計されたテーマなので、土俵をそろえるならSWELL対JIN:Rで比べるのが妥当です。
検索で出てくる「SWELLとJINの比較」記事の多くは2022年から2023年に書かれたもので、JIN:Rの登場前の情報です。読むときは公開日を必ず確認してください。
この記事でも以降は、SWELLとJIN:Rを主軸に、必要な場面でJIN(無印)に触れる形で進めます。
料金を比較|価格差2,200円は「何年使うか」で意味が変わる
まず金額です。以下は2026年9月時点で各公式サイトのダウンロードページに掲載されている内容をそのまま整理したものです。価格や条件は変更される場合があるため、購入前に必ず公式で最新の表示を確認してください。


3テーマの価格と支払い条件
3つとも月額や年額ではなく、一度払えば使い続けられる買い切り型です。ここは共通しています。
| 項目 | SWELL | JIN:R | JIN(無印) |
|---|---|---|---|
| 販売価格 | 17,600円(税込) | 19,800円 | 14,800円(税込) |
| 支払い | 一度限り(月額・年額なし) | 買い切り | 買い切り |
| 決済方法 | クレジットカード4種 | クレジットカード4種 Apple Pay / Google Pay |
クレジットカード4種 |
| 複数サイト利用 | 自由に利用可 | 購入者が所有する複数サイト | 複数サイトで利用可 |
| ライセンス | 100%GPL | 100%GPL(利用規約に明記) 同居家族間のシェアも可 |
公式表記は複数サイト可のみ |
| 販売元 | 株式会社LOOS | 株式会社CROOVER | CrossPiece |
なお細かい点ですが、SWELLとJINは公式サイトに「税込」と明記されているのに対し、JIN:Rのダウンロードページは「販売価格 19,800円」という金額表示のみです。総額でいくら引き落とされるかは購入画面で確認してください。
JINユーザーには5,000円引きの優待がある
すでにJIN(無印)を購入している人は、JIN:R公式が案内している優待割引の対象になります。公式のお知らせでは5,000円引き(25%OFF)と告知されています。
単純計算で14,800円になり、SWELLの17,600円より安くなります。JINからの移行を検討している人にとっては、この差額は判断材料になります。
逆に言えば、JINを持っていない人にとってJIN:Rは19,800円のテーマです。ここを混同した比較記事が多いので注意してください。
複数サイトを持つなら1サイトあたりの単価で考える
3テーマとも複数サイトで使えるため、サイトを増やすほど1サイトあたりの負担は下がります。2サイト運営ならSWELLは実質8,800円、3サイトなら約5,900円という計算です。
価格差2,200円は、1年で割れば月183円。テーマ選びの決め手にするには小さすぎる差です。
それでも金額を先に確認しておきたい方は、WordPressテーマ SWELL公式のダウンロードページで支払い条件まで見ておくと判断が早くなります。
SWELLとJIN:Rのライセンスを比較|ここは差がつかない
価格の次に見落とされがちなのが、購入後に何をしていいかを決めるライセンス条件です。ここは差がつきそうに見えて、実際にはほとんど差がありません。
SWELLは100%GPLと明記されている
SWELL公式サイトには「SWELLは100%GPLのWordPressテーマです」と繰り返し記載されており、ライセンス上の利用サイト数の制限がありません。
GPLはソースコードの利用と改変を認めるライセンスなので、自分のサイトでも、仕事で請け負ったクライアントのサイトでも使える形になっています。
JIN:Rも利用規約で100%GPLと明記している
JIN:Rのダウンロードページには「購入者が所有する複数サイトでご利用いただけます」「同居する家族間なら、1ライセンスをシェアできます」と書かれています。
この一文だけを見ると制限が強く見えますが、利用規約まで読むと「本テーマに含まれるすべてのファイル(PHP、CSS、JavaScript、画像等)は…GPLに基づいて提供されます(100% GPL)」「利用者は、GPLの定めに従い、サイト数の制限なく本テーマを利用でき、また自由に改変することができます」と明記されています。
つまりライセンスの性質としてはSWELLと同じです。家族でシェアできると明記している点はむしろJIN:Rのほうが親切で、夫婦や親子でブログをやる家庭には有利な条件です。
実務で差が出るのはサポートの範囲
ライセンス自体は両方とも100%GPLなので、ここを判断材料にする必要はありません。「SWELLだけがGPLで自由」という比較記事を見かけたら、その情報は古いか不正確です。
実務で違いが出るとすればサポートの範囲です。JIN:Rの規約には、フォーラムやBLOG CAMPのサポートは購入者本人に限り提供し、第三者から再配布を受けた場合は対象外になる旨が書かれています。
クライアントのサイトに導入する場合は、サポートを受けられるのは購入した自分だけで、納品先の担当者は対象外になる、という前提で考えておくのが安全です。
デザインを比較|デモの数はJIN:R、素の作り込みはSWELL
見た目の作りやすさは、この2テーマでもっとも性格が分かれるところです。数字で見ると差は明確です。
JIN:Rはインポートできるデモが23種類
JIN:R公式によれば、インポート可能なデモは23種類でプラグイン不要、JIN(無印)は10種類でプラグインが必要とされています。
しかもデザインプリセット機能を使えば1クリックで再現できると案内されています。開設初日に見栄えを完成させたい人には、この差は大きいはずです。
ただし公式も「DEMOに使われる画像はインポートできません」と明記しています。デモと同じ雰囲気にするには、結局それなりの画像を自分で用意する必要があります。
SWELLのデモは6種類、そのぶん自分で組む前提
対するSWELLの公式デモサイトは6種類です。数だけ見ればJIN:Rの4分の1程度で、ここは正直に弱点と言えます。
SWELLは「デモを着せ替える」より「用意されたブロックを組み合わせて自分で作る」思想に寄っており、その前提で機能が揃えられています。
結果として、開設直後の見た目が完成するまでの時間はJIN:Rのほうが短くなりやすい、と考えておくのが現実的です。
「どこかで見たデザイン」になる問題は両方にある
SWELLは利用者が多いため、初期設定のまま使うと他のSWELLサイトと似た見た目になりがちです。これはSWELLの正直なデメリットとして押さえておくべき点です。
ただしこれはJIN:Rにもそのまま当てはまります。デモをそのまま取り込む使い方は、似たサイトが量産される方向に働きます。
どちらを選んでも、色とフォントと画像だけは自分で決めたほうがいい、というのが実感です。
執筆機能を比較|毎日触るのはエディタなので体感差が大きい
テーマ選びで一番後悔しやすいのが、この執筆まわりです。1記事あたり数時間触る場所なので、小さな不便が積み重なります。


SWELLはブロックとブログパーツの組み合わせで効率化する
SWELLはブロックエディタ用の専用ブロックに加えて、よく使う塊を部品として保存しておけるブログパーツ機能を持っています。
たとえばランキングの1位から3位を並べた状態を保存しておき、記事側からはブログパーツブロックを呼び出すだけで出力できます。
部品を1か所直せば呼び出している全記事に反映されるため、記事数が増えるほど効いてきます。
JIN:RはJIN:R BLOCKSとテンプレートで書く
JIN:Rは19種類の専用ブロックと、公式が用意した「テンプレート(デザイン見本帳)」を執筆画面から呼び出せる作りです。
ボックスは全20種類、ボタンは10種類登録可能、アイコンボックスは400種のアイコンから選べる、といった具合に装飾の選択肢が広く用意されています。
装飾のバリエーションで比べるならJIN:Rに分があります。
細かい操作性には第三者から指摘もある
JIN:Rを実際に購入してレビューしているマニュオンの記事では、内部リンクはURLを貼り付ける必要があり、外部リンクはアイキャッチ画像やタイトルを手動で設定する必要がある点、記事単位の個別設定が少ない点がデメリットとして挙げられています。
この手の指摘は好みの問題も含むため鵜呑みにはできませんが、購入前に自分が毎日やる作業に当てはめて確認しておく価値はあります。
収益化機能を比較|広告の管理と計測はSWELLが一枚上
アフィリエイトで収益化するつもりなら、ここは価格差より重要です。両者は「何を助けてくれるか」の方向が違います。
SWELLの広告タグ管理はクリック計測まで含む
SWELLには広告タグを管理画面で一元管理する機能があり、公式マニュアルによればテキスト型を選ぶと文中でショートコードから広告を呼び出しつつクリック率を計測できるとされています。
どのリンクが押されているかが分かると、記事のどこを直せばいいかが具体的になります。これは推測でリライトするのとは精度がまるで違います。
広告主のリンクが差し替わったときも、タグを1か所直せば全記事に反映されます。ASPの案件終了で慌てて全記事を直した経験がある人には、この価値が伝わるはずです。
JIN:Rは有料記事販売とアフィリコードの一元管理
JIN:R公式は、JINにない機能として有料記事の販売機能とアフィリエイトコードの一元管理、詳細なJSON-LDマークアップ対応を挙げています。
自分のノウハウを記事単位で販売したい人にとっては、外部プラットフォームを使わずに完結できる点が強みになります。公式ページによれば販売手数料は3.6%で、これはStripeの決済手数料であり、運営の株式会社CROOVERは手数料を取らないと明記されています。
収益の柱をアフィリエイトに置くか、自分のコンテンツ販売に置くかで、評価が入れ替わる部分です。
表示速度を比較|SWELLとJIN:Rで高速化設定の作り込みが違う
表示速度は「テーマが速いか」ではなく「何をどこまで設定できるか」で見たほうが正確です。設定項目の作り込みには差があります。
SWELLには高速化専用の設定エリアがある
SWELLは管理画面の「SWELL設定」に高速化タブを持ち、エリアごとに切り替えられるキャッシュ機能、スクリプトの遅延読み込み、パーツの後読み込み機能が用意されています。
遅延読み込みは公式マニュアルで0秒から15秒の範囲で指定でき、初期値は3秒と案内されています。ここまで細かく触れるテーマは多くありません。
フッターなど初回表示で見えないエリアを後から挿入する「パーツの後読み込み」も、体感速度に効く機能です。
JIN:Rの高速化設定には物足りないという指摘がある
前述のマニュオンのレビューでは、JIN:Rについて「高速化の設定項目がたった1つで専用の設定画面すらない」「ブラウザキャッシュやJavaScript遅延読み込み機能なし」という指摘が挙がっています。
ただしこれは実測速度の話ではなく設定項目の数の話です。設定が少ない=遅い、と短絡するのは正確ではありません。
テーマだけで速度は決まらない
実際に表示速度を落とす原因は、テーマよりも画像サイズ、プラグインの入れすぎ、サーバーの性能であることのほうが多いのが実感です。
テーマを高機能なものに替えても、圧縮していない画像を毎記事に5枚貼っていれば速くなりません。この点はSWELLは遅い?表示速度が落ちる7つの原因で切り分け方をまとめています。
乗り換えのしやすさを比較|ここが一番差が出る
テーマは一生ものではありません。だからこそ「入ってくるとき」と「出ていくとき」に何が起きるかは、購入前に確認しておくべきです。
SWELLは複数テーマからの乗り換えプラグインを用意している
SWELL公式は乗り換えサポートプラグインの一覧ページを持ち、Cocoon、AFFINGER5、JIN、SANGO、STORK、THE THORからの移行用プラグインを配布しています。
JINからSWELLへの移行プラグインが公式に用意されている点は、いまJINを使っていて迷っている人には直接効く情報です。
JIN用プラグインの公式ページでは、マーカー線、15種類以上のボックス、各種ボタン、画像装飾、2カラム・3カラム、ランキング表示、吹き出し(チャットコード)、付箋などが変換対象として挙げられています。
ただし乗り換えプラグインでも100%は戻らない
ここは正直に書きます。SWELL公式自身が「全ての機能を維持できるわけではありません」「このページで紹介できていない装飾やショートコードは、基本的にサポート外or未検証となります」と明記しています。
さらに旧テーマはインストールしたまま使う必要があり、2つのテーマ機能が共存するためサイトが重くなる可能性があるとも書かれています。公式の推奨は全記事をリライトした後にプラグインを無効化するという運用です。
乗り換えプラグインは「時間を稼ぐ道具」であって、「何もしなくていい魔法」ではありません。
なおSEO SIMPLE PACKを導入していれば、JINで設定したメタディスクリプションやnoindex設定を自動で引き継げるとも案内されています。
JIN→JIN:Rも別テーマへの移行として扱われる
JIN:R公式もJINユーザー向けに移行プラグインを提供していますが、同時に「無理に乗り換える必要はない」とも明記しています。
つまりJINからJIN:Rへの移動も、バージョンアップではなく別テーマへの引っ越しに近い作業になるということです。
テーマ変更そのもので何が起きるかは、WordPressテーマは途中で変更すると大変?後悔する5つの理由にまとめています。乗り換えを前提に考えている人は先に読んでおくと判断を誤りません。
SWELLとJIN:Rのリアルな口コミ・評判
以下は個別の投稿を引用したものではなく、レビュー記事や利用者の発信で繰り返し語られている傾向を整理したものです。良い声だけでなく不満も両方まとめます。
SWELLについてよく挙がる良い声
ブロックエディタで書いていて詰まらない、装飾がボタン一つで揃う、という声が多く見られます。
また、ユーザー専用フォーラムとSlackのコミュニティが用意されているため、不具合や設定で詰まったときに聞ける場所がある点も評価されています。
SWELLについてよく挙がる不満
価格が有料テーマの中で安いほうではない、機能が多くて最初は使いこなせない、という指摘が定番です。
デザインを細部までこだわり込みたい人には物足りない、という声も一定数あります。機能過多で挫折しかけた話はSWELLは使いこなせない?最初に覚える7機能で扱っています。
JIN:Rについてよく挙がる良い声
透明感のあるデザインが好き、デザインプリセットで着せ替え感覚で変えられる、という点が高く評価されています。
目次プラグイン「Rich Table of Contents」が同じ開発チーム製で相性がよい点(テーマ標準搭載ではなく、別途プラグインの導入が必要です)や、同居家族で使い回せる点を挙げる声もあります。
JIN:Rについてよく挙がる不満
19,800円という価格が他のブログ向けテーマと比べてかなり高め、という指摘が最も多く見られます。
加えて、SEO設定の項目がシンプルすぎる、FAQや商品レビューの構造化データに対応したブロックがない、といった機能面の物足りなさも挙げられています。
SWELLをおすすめする人・JIN:Rをおすすめする人
ここまでの比較を、購入判断の形に落とし込みます。自分がどれに当てはまるかで読んでください。
SWELLが向いている人
アフィリエイトで収益化するつもりがあり、記事数を積み上げていく予定の人です。広告タグ管理とブログパーツは、記事が増えるほど効いてきます。
Cocoon、JIN、SANGO、STORK、AFFINGER5、THE THORのいずれかから乗り換えたい人も、公式の移行プラグインがある分だけ作業が軽くなります。
広告の差し替えが多いジャンルを扱う人も、タグを1か所直せば全記事に反映される広告タグ管理があるかどうかで作業量が変わります。
SWELLをおすすめしない人
開設初日に完成した見た目にしたい人には、デモ6種類という数は物足りない可能性があります。
また、まだ何を書くか決まっておらず、続くかどうかも分からない段階の人には、17,600円は先に払うには重い金額です。無料テーマで10記事書いてから判断しても遅くありません。
JIN:Rが向いている人
デザインに時間を使いたくない人、柔らかく可愛い雰囲気のブログを作りたい人です。23種類のデモは、この目的には強力な武器になります。
すでにJINを使っていて優待割引が使える人、家族と1ライセンスを共有したい人も条件が合います。
JIN:Rをおすすめしない人
高速化やSEO設定を自分の手で細かく詰めたい人には、設定項目の少なさが不満になりやすい構成です。
また、JIN以外のテーマから乗り換える予定の人は、装飾の貼り直しが全記事分発生する前提で考えてください。
SWELLを購入して使い始めるまでの手順
SWELLを選ぶ場合の流れを、実際の画面の順番どおりに書きます。全部で30分ほどの作業です。
手順1|公式サイトで機能と価格を確認する
まず公式サイトのダウンロードページで、価格・決済方法・利用条件を自分の目で確認します。
この記事に書いた金額も2026年9月時点のものなので、購入直前の確認は必ず公式で行ってください。
手順2|購入手続きを済ませる
支払いはクレジットカード(VISA / Master / AMEX / JCB)で、銀行振込には対応していません。支払いは一度限りで、月額や年額は発生しません。
実際の申し込みはWordPressテーマ SWELL公式から進めます。
手順3|親テーマと子テーマをインストールする
購入後にダウンロードしたZIPを、WordPressの「外観」→「テーマ」→「新規追加」からアップロードします。
親テーマと子テーマの両方をアップロードし、有効化するのは子テーマのほうです。ここを間違えると、アップデートのたびにカスタマイズが消えます。
手順4|ユーザー専用サイトで認証を済ませる
SWELLERS'(ユーザー専用サイト)に会員登録し、サイトのURLを登録してユーザー認証を行います。
この認証をしておかないと、管理画面からのアップデート通知が受け取れません。購入直後に済ませてしまうのが確実です。
手順5|該当する人は乗り換えサポートプラグインを入れる
他テーマから移ってきた人は、ユーザー専用サイトから該当テーマの乗り換えサポートプラグインを入れます。
前述のとおり旧テーマは削除せずインストールしたまま残し、記事のリライトが終わったらプラグインを停止する流れです。
よくある質問
SWELLとJIN・JIN:Rの比較でよく出てくる疑問を、公式情報にもとづいて整理します。
SWELLとJIN:Rを両方買うのはありですか
どちらも複数サイトで使えるので、サイトごとに使い分けること自体は可能です。ただし合計で37,000円を超えるため、1サイト目の段階で両方買う必要はありません。
いまからJIN(無印)を買うのはどうですか
価格は14,800円(税込)といちばん安いのですが、公式がClassic Editor最適化と説明している以上、これから長く使う前提なら慎重に判断すべきです。
なおJIN:R公式のJIN比較ページでは、JINのアップデートは継続予定であり「無理に乗り換える必要はない」とも案内されています。既存ユーザーがすぐ困るという話ではありません。
テーマを変えると検索順位は落ちますか
テーマ変更そのものが順位を下げるわけではありませんが、装飾が崩れて読みにくくなったり、表示速度が落ちたりすれば間接的に影響します。
乗り換え直後は記事の見た目を一通り確認する時間を確保してください。
SWELLは何サイトまで使えますか
公式に「複数サイトでご自由にご利用頂けます」と記載されており、100%GPLのためライセンス上のサイト数制限はありません。
JIN:RからSWELLに乗り換えられますか
2026年9月時点で公式が配布している乗り換えサポートプラグインの対象はCocoon、AFFINGER5、JIN、SANGO、STORK、THE THORで、JIN:Rは一覧に含まれていません。
つまりJIN:RからSWELLへ移る場合は、装飾を手作業で貼り直す前提になります。最初のテーマ選びを丁寧にやるべき理由は、まさにここにあります。
まとめ|「デザインを買うか、運用効率を買うか」で決める
最後に、この記事で確認した内容を整理します。
- 比較すべきはSWELLとJIN:R。JIN(無印)はクラシックエディタ前提の旧世代
- 価格はSWELL 17,600円(税込)、JIN:R 19,800円、JIN 14,800円(税込)。差は月額に直せば200円未満
- デモの数はJIN:Rが23種類でSWELLは6種類。見た目の完成速度はJIN:Rが速い
- 広告タグのクリック計測、高速化設定の細かさはSWELLが上
- ライセンスは両方とも100%GPLで差がつかない。ここを決め手にしなくてよい
- 乗り換えプラグインは6テーマ分あるが、公式も「全ての機能を維持できるわけではない」と明記
迷ったときの決め手は1つです。見た目を早く完成させたいならJIN:R、記事を積み上げて収益化するならSWELL。
価格差の2,200円は、3年使えば月あたり60円程度の違いにしかなりません。金額ではなく、自分がこの先どちらの作業に時間を使いたいかで決めてください。
SWELLの機能一覧と最新の価格はWordPressテーマ SWELL公式で確認できます。購入前にデモサイトを一通り見ておくと、自分のブログに合うかどうかの判断がしやすくなります。
価格そのものが気になる方はSWELLは高い?元が取れる人・やめたほうがいい人、AFFINGERとの比較はSWELLとAFFINGER7を比較、無料テーマからの乗り換えはCocoonとSWELLを徹底比較もあわせてどうぞ。
※本記事の価格・仕様は2026年9月時点で各公式サイトに掲載されていた内容にもとづきます。変更される場合があるため、購入前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
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