オンライン英会話は人見知りに向いてない?内向的な私が続けられた受け方とタイプ別診断

こんなことで悩んでいませんか?

  • 人見知りだからオンライン英会話は向いてないと思っている
  • 初対面の講師と話すだけで、レッスン前から気が重い
  • 沈黙が怖くて、レッスン後にどっと疲れてしまう
  • 雑談を振られると何も返せず、自分だけ浮いている気がする
  • 内向的な性格を直さないと英語は話せないと思い込んでいる

初対面の人と話すのが苦手なのに、毎回知らない講師と1対1。オンライン英会話は人見知りに向いてないのでは、と感じるのは自然なことです。

ただ、10社以上を試してきた私の実感は逆でした。人見知りが向いてないのはオンライン英会話そのものではなく、「初対面をくり返す受け方」のほうです。

受け方を変えれば、内向的なままでも十分に続けられます。

この記事を読むと分かること

  • 人見知りが「向いてない」と感じてしまう3つの理由
  • あなたのつまずきが分かるタイプ別診断表
  • 内向的な人がオンライン英会話を続けられる受け方3ステップ
  • 人見知りの人がサービスを選ぶときのチェックポイント
  • 性格を変えずに話せるようになるための考え方
目次

「オンライン英会話は人見知りに向いてない」と3日でやめかけた話

人見知りでオンライン英会話に向いてないと感じ画面の前で悩む学習者

私は30歳まで英語がまったく話せず、しかも初対面の人と話すのが昔から苦手なタイプでした。飲み会でも自分から話しかけられない側の人間です。

そんな私が最初にオンライン英会話を始めたとき、3日目でアプリを消しかけました。英語力以前に、毎回はじめましての人と25分向き合うことが想像以上にしんどかったからです。

初回レッスンは自己紹介だけで力尽きた

1回目のレッスンは、講師の明るい挨拶に「Hello」と返すのが精一杯でした。準備していたはずの自己紹介も、名前と仕事を言ったところで止まってしまいます。

沈黙が生まれるたびに講師が話題を出してくれるのですが、その気遣いがまた申し訳なくて、余計に口が重くなりました。終わったあとは25分とは思えない疲労感で、しばらく席を立てませんでした。

ハヤマ

「これを毎日やるのか」と思った瞬間、正直やめる理由を探していました。

向いてないと思った本当の理由は「毎回が初対面」だった

やめる前に一度だけ振り返ってみて気づいたことがあります。私がつらかったのは英語を話すことではなく、毎回ちがう講師と一から関係を作り直すことでした。

人見知りの人にとって、初対面は最もエネルギーを使う場面です。オンライン英会話はその初対面を毎日くり返す仕組みになりやすく、そこが「向いてない」の正体だったわけです。

逆に言えば、初対面の回数を減らせば負担は大きく下がります。実際に講師を数人に絞ってからは、レッスン前の憂うつがはっきり軽くなりました。

人見知りがオンライン英会話を「向いてない」と感じる3つの理由

内向的な性格でオンライン英会話が続かないと感じている様子

ここからは、人見知りの人がオンライン英会話に苦手意識を持つ理由を3つに分けて見ていきます。原因が分かると、対処すべき場所も自然に決まります。

私が受講生の相談を聞いてきた範囲でも、つまずきはだいたい次の3つに集約されます。

  • 毎回「初対面」からスタートしている
  • 沈黙を自分の責任だと背負い込んでいる
  • 雑談が上手くないといけない場だと思い込んでいる

理由1:毎回ちがう講師で「初対面」がリセットされる

オンライン英会話は講師を自由に選べるのが利点ですが、人見知りにとっては諸刃の剣です。毎回ちがう講師を選ぶと、そのたびに緊張のピークがやってきます。

人は相手の反応が読めるほど安心して話せます。2回目、3回目と同じ講師に会えば、相手の話し方も自分の弱点も共有された状態から始められるわけです。

ところが多くの人は「いろいろな講師を試すのが上達の近道」と聞いて、初対面を毎日増やしてしまいます。人見知りの人ほど、講師は絞ったほうが伸びます

理由2:沈黙が生まれると自分のせいだと感じてしまう

人見知りの人は、会話が途切れたときに責任を感じやすい傾向があります。「自分が話せないから場が持たない」と考えてしまうのです。

ですが、レッスン中の沈黙はあなたが英語で考えている時間であって、失敗ではありません。むしろ講師側は、生徒が考える時間を確保するのも仕事のうちだと考えています。

沈黙そのものが怖い場合の具体的な埋め方は、別の記事で詳しくまとめています。

オンライン英会話の沈黙が気まずい人へ|元・無言レッスン常連が実践した沈黙の埋め方7つ

理由3:雑談が上手い人向けのサービスだと思い込んでいる

「フリートークで盛り上がれる人が向いている」というイメージも、人見知りを遠ざけています。実際には教材に沿って進めるレッスンのほうが主流です。

教材レッスンなら話す内容があらかじめ決まっているので、話題を自分で作る必要がありません。人見知りの人にとっては、この「レールがある状態」が何よりの助けになります。

ハヤマ

私も最初の3ヶ月はフリートークを一切選ばず、教材だけで通しました。それで問題なく話せるようになっています。

人見知りタイプ別診断|向いてないと感じる原因はどれ?

オンライン英会話が人見知りに向いてないと感じる原因をタイプ別に診断するイメージ

ひとくちに人見知りと言っても、どこで消耗しているかは人によって違います。原因が違えば、効く対処も変わります。

下の表で、自分がどのタイプに当てはまるかを確認してみてください。複数に当てはまる場合は、いちばん強く思い当たるものから手をつければ十分です。

タイプいちばんつらい瞬間効く対処
初対面リセット型レッスン開始の挨拶〜自己紹介講師を2〜3人に固定する
沈黙こわい型言葉に詰まって間があく瞬間間をつなぐ一言を用意する
雑談苦手型「週末どうだった?」と振られたとき教材レッスンに寄せる
見られている型カメラに自分の顔が映っている時間カメラオフ・自画面を隠す

初対面リセット型・沈黙こわい型は「準備」で軽くなる

この2つのタイプは、レッスン中よりも直前と直後に負担が集中します。つまり、事前の準備で大きく軽くできるタイプです。

具体的には講師を固定して初対面をなくすこと、そして詰まったときの一言を3つだけ決めておくことです。「Let me think for a second.」と言えるだけで、沈黙は事故ではなくなります

雑談苦手型・見られている型は「設定」で回避できる

この2つは、性格ではなくレッスンの設定そのものを変えるほうが早く解決します。雑談が苦手なら教材レッスンを選び、視線がつらいならカメラをオフにすれば済む話です。

実際、カメラオフを認めているサービスは多く、顔出しなしで続けている人も珍しくありません。環境で避けられる負担は、根性で乗り越える必要はありません

人見知りでもオンライン英会話を続けられる受け方3ステップ

人見知りでもオンライン英会話を続けられる受け方を実践する学習者

ここからは、私が実際に続けられるようになった受け方を3ステップで紹介します。順番どおりにやるのがポイントです。

いきなり「たくさん話す」を目指さず、まず緊張の総量を減らすことから始めます。

ステップ1:講師を2〜3人に固定して初対面をなくす

最初の1〜2週間は「気の合う講師を探す期間」と割り切って、いろいろな講師を受けてみます。その中から話しやすかった人を2〜3人だけお気に入りに入れます。

あとはその人たちだけを回します。3回目くらいから「また会えましたね」の空気ができて、レッスン開始の緊張が明らかに減っていきます。

この方法は、講師の人数が多いサービスほどやりやすくなります。相性の合う人が見つかる確率が上がるからです。

講師数が業界最大級のDMM英会話公式サイトのように、選択肢の母数が大きいところは人見知りと相性が良いと感じます。

ステップ2:教材レッスンに寄せて話す内容を先に決める

次に、レッスンの内容を教材に固定します。フリートークは慣れてからで構いません。

教材が決まっていれば、話す順番も質問される内容もおおよそ予測できます。人見知りの人が消耗する「次に何が来るか分からない不安」を、ここでほぼ消せます。

さらに教材を1冊に絞ると、講師が変わっても進め方が同じになります。毎回の説明が不要になるぶん、心理的な負担も下がります。

ステップ3:冒頭30秒で「人見知りです」と先に伝える

これが一番効きました。レッスンの最初に、自分の状態を一言だけ伝えてしまうのです。

「I’m a shy person, so please be patient with me.(人見知りなので、少し待ってもらえると助かります)」。この一文で、講師の進め方が変わります。

言った瞬間に、隠していたものがなくなって楽になります。人見知りは隠すより先に開示したほうが軽くなります

ハヤマ

この一言を言うようになってから、講師が待ってくれる時間が明らかに長くなりました。

なお、話す不安そのものが強い場合は、緊張の仕組みから整理したほうが早いこともあります。

オンライン英会話で緊張して話せない人へ|元・撃沈組が実践した10の対処法

人見知りの人がオンライン英会話を選ぶときのチェックポイント

人見知りに向いているオンライン英会話を選ぶポイントを確認する様子

サービス選びの段階でも、人見知りの人が見るべき点は少し違います。料金や講師数より先に、次の3つを確認してください。

ここを外すと、どれだけ有名なサービスでも続きません。

お気に入り講師を指名して予約できるか

最優先はここです。同じ講師を継続して指名できる仕組みがないと、初対面リセットから抜け出せません。

予約制のサービスなら、次回のレッスンを同じ講師で先に押さえておけます。人気講師は枠が埋まりやすいので、候補を2〜3人持っておくと安心です。

日本語で相談できる窓口があるか

人見知りの人ほど、つまずきを講師に英語で伝えるハードルが高くなります。日本語で相談できる窓口があると、続けやすさが大きく変わります。

日本人カウンセラーに学習相談ができるレアジョブ英会話公式サイトのようなサービスなら、「人見知りで話せない」という悩みも日本語のまま伝えられます。教材レベルや講師の選び方まで一緒に決めてもらえるのは、最初の数ヶ月では大きな支えになります。

オンライン英会話が向いている人見知りのタイプ

1対1で話すほうが気楽な人、人前で発言するのが苦手な人には、実はオンライン英会話が向いています。教室型と違って、他の生徒の視線がないからです。

また、自宅から受けられるので移動もありません。知らない場所に行くこと自体が負担になる人には、オンラインのほうが圧倒的に軽いと言えます。

オンライン英会話が向いていない人見知りのタイプ

一方で、今は英語よりも生活の余裕がない、という人には向きません。人見知りの人はレッスン1回の消耗が大きいぶん、疲れているときに無理をすると一気に嫌になります。

その場合は週1〜2回から始めるか、時期をずらすほうが結果的に続きます。回数を落とすのは後退ではなく、続けるための調整です。

人見知りは「直す」のではなく前提にしていい

人見知りのままオンライン英会話を続けて話せるようになった学習者

最後に、いちばん伝えたいことを書きます。人見知りは性格の欠点ではなく、生まれ持った気質に近いものです。

初対面や新しい環境に強く反応しやすい気質は、幼児期から観察される安定した特性であることが知られています。つまり、根性で消せるものではありません。

出典・根拠:ジェローム・ケーガン「行動抑制的気質(behavioral inhibition)」— 見知らぬ人や新奇な状況に対して強く警戒・萎縮しやすい傾向を、幼少期から一貫して観察される気質として位置づけた研究。

話す気持ちは性格ではなく状況で決まる

とはいえ、気質は「一生話せない」を意味しません。第二言語で実際に話そうとする意欲は、性格だけでなくその場の状況や相手との関係で変わることが指摘されています。

出典・根拠:マッキンタイアらの「コミュニケーション意欲(Willingness to Communicate)」モデル — 第二言語で話そうとする意欲は固定的な性格特性だけでなく、相手・話題・自信といった状況要因によって変動するとされる。

これは人見知りにとって朗報です。性格を変えなくても、相手と話題を選べば話せる状態は作れるということだからです。

講師を固定し、教材を決め、詰まったときの一言を持つ。この記事で紹介した受け方は、すべてその「話せる状況」を自分で用意する作業にあたります。

人見知りのままでも十分に話せるようになる

私は今でも初対面が得意ではありません。それでも英語で仕事の話ができる程度にはなりました。

変わったのは性格ではなく、レッスンの受け方だけです。人見知りを直してから始める必要は、まったくありません

ハヤマ

むしろ、じっくり考えてから話す人のほうが、表現が正確になる場面も多いんです。

人見知りとオンライン英会話のよくある質問

最後に、人見知りの方から実際によく聞かれる質問に答えておきます。始める前の不安はここでほぼ解消できるはずです。

人見知りだと講師に迷惑ではありませんか?

まったく問題ありません。オンライン英会話の講師は、初心者や無口な生徒を日常的に担当しています。

むしろ最初に「人見知りです」と伝えてもらったほうが、講師も進め方を調整しやすくなります。遠慮している時間のほうがもったいないです。

カメラオフでも受けられますか?

多くのサービスでカメラオフが認められています。顔を見られる緊張が大きい人は、最初はオフで始めて構いません。

ただし表情によるフィードバックが減るぶん、聞き返しの一言は用意しておくと安心です。慣れてきたらオンに切り替えるのも自由です。

同じ講師ばかりだと上達しませんか?

最初の数ヶ月はむしろ固定を推奨します。安心して話せる状態を作るほうが、話す量が増えて結果的に伸びるからです。

いろいろな発音に慣れたくなったら、そのタイミングで少しずつ広げれば十分間に合います。

まとめ|人見知りに向いてないのは受け方であって性格ではない

オンライン英会話が人見知りに向いてないと感じるのは、毎回初対面を作る受け方をしているからです。仕組みのほうを変えれば、内向的なままでも続けられます。

  1. 講師を2〜3人に固定して初対面をなくす
  2. 教材レッスンに寄せて話す内容を先に決める
  3. 冒頭30秒で「人見知りです」と伝えてしまう
  4. 雑談や視線がつらいなら設定で回避する
  5. 疲れている時期は週1〜2回に落として続ける

まずは1〜2週間だけ、講師を探す期間として無料体験を使ってみてください。話しやすい人が1人見つかるだけで、景色が変わります。

どこから試すか迷うなら、日本人カウンセラーに相談しながら進められるレアジョブ英会話のように、日本語のサポートがあるサービスから始めると安心です。

佐藤みなと|英会話コンパス編集長
30歳まで英語がまったく話せなかった元・国内営業。人見知りのままオンライン英会話を10社以上体験し、初心者がつまずく場所と抜け方を発信しています。

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