オンライン英会話で怒られたと感じたあなたへ|本当に怒られているのか見分ける3つの視点

オンライン英会話で発音を練習しながらレッスンを受ける男性

こんなことで悩んでいませんか?

  • オンライン英会話で講師に怒られた気がして落ち込んだ
  • 強い口調で言い直され、頭が真っ白になった
  • ため息をつかれた気がしてレッスンを予約できない
  • 自分の英語がひどいから怒られたのだと思ってしまう
  • 次のレッスンが怖くて、そのまま退会しそう

オンライン英会話で怒られたと感じたあと、パソコンを閉じて何もする気が起きなくなる。あの感覚は、私も一度だけ味わったことがあります。

ただ、あとから振り返ると、本当に怒られていたケースはごく一部でした。多くは、訂正・文化差・回線という別の要因が「怒り」に見えていただけです。

この記事を読むと分かること

  • オンライン英会話で怒られたと感じる3つの原因
  • 本当に怒られているのかを見分ける3つの視点
  • レッスン中・直後・次回にやるべき対処法
  • 本当に態度の悪い講師に当たったときの選択肢
  • 気まずさを流すために使える英語フレーズ
目次

オンライン英会話で怒られたと感じるのは、珍しいことではない

オンライン英会話で怒られた気がして落ち込む受講者

まず知っておいてほしいのは、オンライン英会話で怒られたと感じた経験は、あなただけのものではないということです。同じ悩みは知恵袋にも個人ブログにも数え切れないほど並んでいます。

ここを共有しておくと、あとの原因分解が「自分の英語力の問題ではない」という前提で読めるようになります。

私がオンライン英会話で怒られたと感じた日のこと

始めて2か月ほど経った頃、同じ文法をその日3回目に直されたことがありました。4回目に間違えたとき、講師が短く息を吐いて「No, listen.」と言ったのです。

そこから25分のうち残り15分、私はほとんど何も言えませんでした。レッスン終了後もしばらく画面を見つめたままだったのを覚えています。

ところが、翌週おそるおそる同じ講師を予約したら、いつもどおり笑顔で始まりました。あの日は回線が悪く、私の声が途切れていたのだと後から分かったのです。

ハヤマ

怒られたと思った日ほど、事情は別のところにありました。

怒られたと感じたあとに起きる、本当にもったいないこと

怒られたと感じたあとに起きるのは、英語力の低下ではなく「予約が止まること」です。1回休むと次の予約はさらに重くなります。

実際、退会理由として多いのは料金でも効果でもなく、この気まずさの放置でした。ここを数日で処理できるかどうかが、続くかどうかの分かれ目になります。

オンライン英会話で怒られたと感じる3つの原因

オンライン英会話で怒られた原因を考え込む学習者

ここからが本題です。オンライン英会話で怒られたと感じるとき、その裏側には次の3つの原因のどれかが必ずと言っていいほど隠れています。

先に3つを並べておきます。自分がどれに当てはまるかを考えながら読んでみてください。

  • 原因1:訂正を「叱られた」と受け取っている
  • 原因2:文化と言語のちがいで口調が強く聞こえる
  • 原因3:音声と間のズレで表情が伝わっていない

原因1:訂正を「叱られた」と受け取っている

いちばん多いのがこれです。講師の仕事は間違いを直すことなので、直された回数が多い日ほど「怒られた」という記憶が濃くなります。

特に、同じ間違いを繰り返したときの言い直しは強く響きます。講師にとっては3回目の丁寧な指導でも、受け取る側には3回目の失敗として積み上がるからです。

ここで思い出したいのが、人は相手の言動を状況ではなく性格のせいにしやすいという心理の癖です。口調が強い=怒っていると結びつけるのは、この癖の典型例にあたります。

出典・根拠:リー・ロス「基本的な帰属の誤り(fundamental attribution error, 1977)」— 他者の行動の原因を、置かれた状況ではなくその人の性格や感情に帰属させやすいとする社会心理学の知見。

原因2:文化と言語のちがいで口調が強く聞こえる

日本語は、依頼や指摘をやわらげる言い方が非常に豊富な言語です。「ちょっと違うかもしれませんね」のような緩衝材が、会話のあちこちに入っています。

一方、英語のレッスンでは「No.」「Again.」「Say it again.」のように短い指示がそのまま飛んできます。意味としては中立でも、日本語の感覚で受け取ると強く響きます。

さらに、講師の母語や地域によって直接的な言い方の度合いも変わります。言い方の強さは、感情の強さとイコールではありません

出典・根拠:ブラウン&レビンソン「ポライトネス理論(Politeness Theory, 1987)」— 相手の面子への配慮の示し方は言語・文化によって大きく異なり、直接的な表現がそのまま無礼を意味するわけではないとする言語学の理論。

原因3:音声と間のズレで表情が伝わっていない

見落とされがちなのが、回線と機材の影響です。音が0.5秒遅れて届くだけで、会話のリズムは大きく崩れます。

こちらが話している途中に講師の声がかぶさると、それだけで「さえぎられた」「怒っている」と感じます。実際には、講師の側にはこちらの沈黙しか聞こえていないことも多いのです。

カメラをオフにしている場合はさらに情報が減ります。表情という一番大きな手がかりがない状態で、声のトーンだけを頼りに判断していることになります。

怒られたと思った日は、まず回線とイヤホンを疑ってみてください。原因が機材側だったというのは、本当によくある話です。

本当に怒られているのかを見分ける3つの視点

オンライン英会話の講師が受講者に英語を教えている様子

原因が分かっても、「今回のは本当に怒られたのでは」という疑いは残ります。そこで、感情ではなく事実で切り分けるための3つの視点を用意しました。

この3つのうち2つ以上が当てはまるなら、講師側の態度に問題があった可能性が高いと判断していい、というのが私の基準です。

視点1:言われた「中身」が英語の話だったか

最初に確認するのは、言われた内容が英語そのものについてだったかどうかです。「その時制は違う」「もう一度言って」は、どれだけ口調が強くても指導の範囲に入ります。

一方、「なぜ予習してこないのか」「このレベルでは早い」のように、人格や姿勢に向かった言葉であれば話は別です。

英語の話か、あなたの話か。この線引きが、最も分かりやすい指標になります。

視点2:レッスンの前半と後半で態度が変わったか

次に、時間軸で見ます。最初から最後まで同じトーンなら、それはその講師の話し方であって、あなたに向けられた感情ではありません。

逆に、途中から急に短い返事だけになった場合は、何かが起きています。ただしその「何か」は、回線の悪化や講師側の通信トラブルであることも珍しくありません。

視点3:別の講師でも同じことが起きるか

最後は、条件を変えて確かめる視点です。同じ教材で別の講師を2〜3人試してみてください。

他の講師では何も起きないなら、その1人との相性の問題です。全員で同じことが起きるなら、教材のレベルが高すぎるなど、こちらの設定を見直す合図になります。

ここまでを整理すると、怒られたかどうかは1回のレッスンでは判断できないということになります。判断は必ず2〜3回の比較で行ってください。

オンライン英会話で怒られたときの対処法【レッスン中・直後・次回】

ヘッドセットを付けてオンライン英会話のレッスンを受ける様子

ここからは具体的な動き方です。怒られたと感じた瞬間から次のレッスンまでを、3つの時間帯に分けて対処します。

ポイントは、その場で我慢しないこと、そして家に持ち帰らないことの2つです。

レッスン中:その場で確認する一言を用意しておく

気まずさは、黙っている時間の長さに比例して大きくなります。だからこそ、その場で状況を確認する一言を持っておくと効きます。

「Sorry, my connection is bad.」と伝えるだけで、多くの誤解はその場で解けます。回線のせいだと分かれば、講師の側も話し方を変えてくれます。

もう少し踏み込んで大丈夫なら、「Could you speak a little more slowly?」と頼んでもかまいません。要望を出すことは失礼ではなく、レッスンを自分に合わせる正当な手続きです。

レッスン直後:3分で「事実」と「感情」を分けて書く

終わってすぐ、ノートに2行だけ書いてください。1行目は事実、2行目は感情です。

事実は「三単現のsを3回直された」のように、起きたことだけを書きます。感情は「怖かった」「情けなかった」で構いません。

この2つを紙の上で分けると、直されたのは英語であって自分ではないことが視覚的に分かります。この3分があるかないかで、翌日の予約ボタンの重さがまったく違います。

ハヤマ

私はこの2行メモを始めてから、引きずる時間が半分以下になりました。

次回:講師と教材を固定して条件をそろえる

次のレッスンでやることは、条件を変えないことです。毎回ちがう講師とちがう教材では、何が原因だったのか永遠に分かりません。

おすすめは、講師を2〜3人、教材を1冊に絞って3週間続ける方法です。同じ相手が3回目にはこちらの弱点を覚えてくれるので、指摘の言い方も自然にやわらぎます。

それでも不安が残るときは、日本語で相談できる窓口があるサービスを選ぶと安心です。日本人カウンセラーに学習相談ができるレアジョブ英会話の公式サイトのようなサービスなら、講師との関係の悩みも日本語のまま伝えられます。

それでも合わない講師に当たったときの3つの選択肢

オンライン英会話の講師を比較して選び直す様子

3つの視点で切り分けた結果、やはり講師側の態度に問題があったという結論になることもあります。その場合は、我慢する必要はまったくありません。

取れる選択肢は次の3つです。上から順に、手間の少ないものを並べています。

選択肢1:その講師をもう選ばないと決める

いちばん簡単で、いちばん効果があるのがこれです。多くのサービスには、お気に入り登録や表示から外す機能があります。

合わない相手をリストから消すだけで、次の予約が驚くほど軽くなります。これは逃げではなく、環境の調整です。

選択肢2:講師の数が多いサービスで相性の合う人を探す

在籍講師が少ないと、合わない人を外していくうちに予約できる枠が減っていきます。その状態では、また同じ講師を選ばざるを得なくなります。

講師の母数が多いほど、話し方の穏やかな人に出会う確率は上がります。世界120カ国以上の講師が在籍するDMM英会話の公式サイトのように講師数の多いサービスなら、レビューを読みながら初心者に慣れた講師を選び直せます。

選ぶときは、レビューの星の数ではなくコメントの中身を見てください。「初心者に優しい」「ゆっくり話してくれる」という言葉が並ぶ講師は、口調でつまずくことがまずありません。

選択肢3:運営に報告して記録として残す

明らかに侮辱的な発言があった場合は、運営への報告も選択肢です。ほとんどのサービスにレッスン評価やクレーム窓口が用意されています。

報告は仕返しではなく、次に同じ思いをする人を減らすための記録です。日時と具体的な発言をメモしておけば、日本語のフォームからでも十分に伝わります。

怒られたと感じたときに使える英語フレーズ

オンライン英会話を立て直して前向きに再開するイメージ

気まずい空気は、こちらから一言出すだけで大きく変わります。ここでは、その場で使える短いフレーズをまとめました。

すべて中学英語の範囲です。カンペに書いて画面のそばに貼っておくと、いざというときに口から出ます。

場面英語フレーズ意味
声が届いていないときSorry, my connection is bad.すみません、回線が悪いようです
速さがつらいときCould you speak a little more slowly?もう少しゆっくり話してもらえますか
もう一度聞きたいときCould you say that again, please?もう一度言っていただけますか
意味が分からないときI’m not sure what you mean.おっしゃる意味が分かりません
考える時間がほしいときLet me think for a moment.少し考えさせてください
訂正をお願いするときPlease correct me when I make mistakes.間違えたら直してください
緊張を伝えたいときI’m a little nervous today.今日は少し緊張しています
やわらかく締めたいときThank you for your patience.待ってくれてありがとうございます

特に効くのは1つ目と7つ目です。状況を先に共有してしまえば、講師は責める理由を失います

ハヤマ

「I’m a little nervous today.」は、私が今でも初回の講師に必ず言う一言です。

オンライン英会話で怒られたときのよくある質問

最後に、怒られたと感じたときによく寄せられる質問を3つまとめました。どれも実際につまずきやすいところです。

Q1:怒られた講師をもう一度予約してもいいですか

気持ちに余裕があるなら、一度だけ試す価値はあります。前回が回線や体調によるものだった場合、次はまったく別の印象になることが多いからです。

ただし、無理をする必要はありません。予約する前に胃が重くなるなら、それだけで別の講師を選ぶ理由として十分です。

Q2:怒られるのは自分の英語レベルが低いからですか

関係ありません。講師は初心者を教えることが仕事なので、話せないこと自体が問題になることはないからです。

ただ、教材のレベルが高すぎると、講師の説明が増えて訂正の回数も増えます。直される回数が多いと感じたら、教材を1段下げるだけで空気が変わります。

Q3:怖くて予約できないまま数週間たちました

その場合は、いきなり通常のレッスンに戻さないでください。まずは自己紹介だけで終わる短い教材を選び、講師も新しい人にします。

1回でも「何も起きないレッスン」を挟むと、記憶が上書きされます。復帰の目的は上達ではなく、怖さを薄めることだと割り切ってかまいません。

まとめ:オンライン英会話で怒られたと感じても、続けていい

オンライン英会話で怒られたと感じる原因は、訂正の受け取り方、文化と言語による口調の差、そして音声と間のズレの3つでした。どれも、あなたの英語力とは別のところにあります。

本当に怒られていたのかは、言われた中身・態度の変化・別の講師での再現性という3つの視点で切り分けられます。判断は1回ではなく2〜3回の比較で行ってください。

  • 直されたのは英語であって、自分ではない
  • 回線が悪い日はその場で一言伝える
  • レッスン直後に事実と感情を2行で分ける
  • 講師2〜3人と教材1冊に固定して3週間試す
  • 合わない講師は選ばないと決めていい

もし今のサービスで気まずさが続いているなら、環境を変えるのも立派な対処です。無料体験と日本語の相談窓口があるレアジョブ英会話のようなサービスで、穏やかに話す講師を1人見つけるところから始めてみてください。

1回の気まずさで終わらせるには惜しいところまで、あなたはもう来ています。次の25分は、きっと違う印象になります。

講師との相性そのものに悩んでいるなら、こちらの記事もあわせてどうぞ。

オンライン英会話で講師と合わないと感じたら|元・撃沈組が実践した見極め方と対処法

レッスンのたびに落ち込んでしまうときは、こちらも役に立ちます。

オンライン英会話で毎回落ち込むあなたへ|元・撃沈組が実践した“へこみ”から立ち直る7つの方法

ハヤマ

怒られたと感じた日を越えた人から、話せるようになっていきます。

この記事を書いた人:佐藤みなと(英会話コンパス編集長)/30歳まで英語がまったく話せなかった元・国内営業で、オンライン英会話10社以上の無料体験を経て、遠回りした経験をもとに初心者向けの学び方を発信しています。

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